転職の面接でベストな志望動機の長さは?
どうやったら効果的にアピールできるの?
400字で書き出し1分で話せばOK。伝え方も解説します。
転職面接の志望動機の長さに悩んでいませんか?私も企業ごとに志望動機をつくり、面接前に練習しても、本番では頭が真っ白といった経験があります。
2、3分が適切と解説される面接の志望動機ですが、文字に換算すると600~1000字程度になり、難易度が高くなってしまいます。
私が転職経験からおすすめする「面接の志望動機の長さ」は400字で書いて1分で話すことです。
がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、実績がない人でも転職成功するノウハウを発信してます。
この記事では、転職面接で話す志望動機の長さの目安と刺さる志望動機を企業に魅力的に伝える方法について解説します。
「面接の志望動機の長さ」志望動機の重要性
企業は志望動機から「意欲」があるか確認している
「面接の志望動機の長さ」を考えるにあたり、まずは企業が志望動機を求める理由を押さえておきましょう。
厚生労働省の調査では、企業は中途採用において職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神をもっとも重視しています。企業は志望動機からこれらの「意欲」をチェックし採否を決めます。
ただ単に「絶対に入社したい会社だから」と熱意をアピールしても、あまり関係なく、落ちる場合は落ちます。
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神に次いで、以下も重要な項目です。
・コミュニケーション能力
・マナー・社会常識
・組織への適応性
面接時にこれらが欠けている場合、大幅な減点となります。企業が求めているのは、これらを総合した能力です。
企業は志望動機から「定着性」があるか確認している
人事採用担当者150名に調査した結果、彼らが最も心配しているのは「人材の早期退職(73%)」でした。次に「内定辞退(23%)」でした。
つまり採用担当者の96%は人材の活躍よりも、すぐに辞められることを心配しています。さらに、96%の採用担当が「早期退職されると責任を感じる」と回答しています。
採用担当者は自身の責任問題にもなる早期退職者を絶対に採用したくないと考えています。したがって、私たちは「長く働く人材」だと志望動機で示す必要があります。
志望動機をしっかりつくり、適切な「面接の志望動機の長さ」を心掛ければ定着性は伝わります。
人事採用担当のホンネに関する調査結果は以下の記事で詳しく解説しています。
「面接の志望動機の長さ」が『大切』な理由
「面接の志望動機の長さ」は短かすぎても長すぎても良くないと言われます。
大体2〜3分程度が推奨されますが、私の転職経験から言うと、長すぎます。極端に短い志望動機は当然NGです。
しかし、2〜3分延々と話されるのは本人にとっても面接官にとっても苦痛しかありません。終わる頃には最初の内容を忘れられます。
実際の仕事は熱意よりも効率です。面接では志望動機を要約して話す能力も評価されます。
志望動機の長さだけで面接官の印象が変わり、採否に関わることもあります。
「面接の志望動機の長さ」は400字で1分
面接の志望動機の長さは1分で話す
転職での「面接の志望動機の長さ」は1分がベストです。その理由は以下の通りです。
・適切な長さで面接官が集中しやすい
・時間指定を受けたときに対応できる
・集団面接だったときに対応しやすい
・応募者本人にとってもつくりやすい
①適切な長さで面接官が集中しやすい(面接の志望動機の長さが1分だと)
1分の志望動機は面接官が理解しやすく、飽きさせない時間です。多くの応募者がいる場合、面接官に配慮した時間と言えます。
②時間指定を受けたときに対応できる(面接の志望動機の長さが1分だと)
転職の面接では、志望動機の長さを「簡潔に」「1分で」と指定されることがあります。長い志望動機を用意しているとパニックになる可能性がありますが1分で用意しておけば「簡潔に述べる」ことができ落ち着いて対応できます。
③団面接だったときに対応しやすい(面接の志望動機の長さが1分だと)
転職の面接会場で集団面接だとわかることもあります。各人の適切な「志望動機の長さ」が求められるため、長すぎる志望動機はNGです。しかし、1分なら面接官に印象を残しつつ他の候補者にも配慮できます。
④応募者本人にとってもつくりやすい(面接の志望動機の長さが1分だと)
通常、ヒトは1分間に約300字話せます。2〜3分の志望動機なら600字〜900字ほどの原稿を準備する必要がありますが1分で用意しておけば労力が削減できます。
面接の志望動機の長さは400字で準備
面接の志望動機の長さは400字で準備しておくのがおすすめです。面接前に300字の志望動機をすべて暗記しても緊張で抜けてしまう可能性があります。
しかし、400字程度(多ければ500字)で準備しておけば、少々抜けても1分程度の長さでまとめることができます。
原稿用紙1枚分ですから、多数の企業へ応募する場合、労力が減ります。実際、私も400字程度で準備しました。
「面接の志望動機の長さ」志望動機のつくりかた(※重要)
「面接の志望動機の長さ」が決まったら、実際に志望動機をつくります。
内定に直結する志望動機を書きたい方に、私が1000倍の転職に成功した志望動機作成法を紹介します。
採用担当は「自分の強みを理解している」志望動機を求めます。これは『自己分析ができている』ということです。
半数以上の採用担当は『自己分析しない応募者』は採用しない
採用担当216名の調査で半数以上が『自己分析をしない応募者』は採用しないと回答しました。
『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
最強の志望動機をつくる「2つ」の方法
『自己分析』を反映するだけで何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。あなたの「強み」で書くからです。
これだけで内定獲得率が何倍もアップします。実際、私も倍率1000倍の転職に成功しました。以下の2つから選んで書いてみて下さい。
私が無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です↓↓
AIに自己分析結果を学習させ志望動機を書く方法です↓↓
AIが生成した志望動機を貼ります↓↓凄い精度です。文字数指定で『履歴書用』も書けますよ。
私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。
自己分析して強みを意識した瞬間「頭のなかだけで面接対策」ができます。逆に遅れるほど不利なので早めに取り組んで下さいね。
他にAIで志望動機を作成する方法に関しては以下の記事も参考になります↓↓
「面接の志望動機の長さ」志望動機をうまく話すコツ
面接の志望動機の長さが際立つ「うまく話す3つのコツ」を覚えておいてください。
うまく話す3つのコツ
・転職理由を明確に伝える(特に大切)
・「結論」で始め「あいさつ」で終わる
・はっきりとゆっくり話す
転職理由を明確に伝える(面接の志望動機の長さが際立つ)
転職の面接では、転職理由が重要なポイントです。応募する企業に関わらず、転職理由は基本的に同じです。志望動機をつくっている段階で、特に転職理由については自分のものにしておくことが肝心です。
私はメーカーの事務業務を担当するなかで、「ニーズに適した商品をお客様にご提案したい」という思いが強くなりました。しかし現職では自社商品数に限りがあり、より柔軟かつ深く顧客ニーズに対応できる環境を求めて転職を決意しました。
「結論」で始め「あいさつ」で終わる(面接の志望動機の長さが際立つ)
転職の面接では質問に対して結論から答えることを心がけましょう。制限時間がある場合も、結論を伝えることで回答として成立します。
御社が顧客ニーズに合った商品開発に重きを置いて事業展開しておられるからです。
志望動機を話し終えた後は「あいさつ」で締めくくります。ビジネスマナーとして意識しましょう。
現職での経験を活かしながら迅速に御社の求める人材として活躍できるように努力致します。宜しくお願いします。
はっきりとゆっくり話す(面接の志望動機の長さが際立つ)
緊張すると、面接中に話すスピードが速くなったり、声が小さくなったりします。はっきりとゆっくり話すことが良い印象を与えます。
私は緊張緩和のために、ジェスチャーを使い、面接官の顔のパーツ(目、鼻、口)に視線を合わせたり、質問者以外の面接官に視線を移したりしていました。
自分の価値観をもとにしっかり志望動機をつくることが最善の緊張対策です。自信がつけば自然と緊張は和らぎますよ。
また、転職理由にはエピソードを加えることも大切です↓↓
「面接の志望動機の長さ」私の転職体験談
「面接の志望動機の長さ」については、私もかなり悩みました。新卒の就活では、志望業界が比較的決まっているから、ある程度志望動機の使い回しが効いたんですよね。
でも、転職では自分の就業経験や退職理由を説明し、さらに入社したい理由をまとめる必要があり、志望動機のつくりかた自体が漠然としていました。
でも自己分析や転職サイト、エージェントへの相談を通じて自分の価値観や軸を明確にしてからは、志望動機の作成はもちろん、かなりすらすら話せるようになりました。
転職の価値観や軸が定まると、自信につながり、話す長さや話し方の印象もガラリと良くなります。また、突飛な質問がきても、対応できるようになっていきました。
「面接の志望動機の長さ」独自アンケート
今回、一般企業採用担当者100名に「面接の志望動機の長さ」が適切な応募者の印象について独自アンケートを行いました。
一般企業採用担当者100名への独自アンケート結果 | |
「面接の志望動機の長さ」が適切な応募者の印象は? | |
大変良い | 56% |
良い | 35% |
どちらでもない | 8% |
悪い | 1% |
良い印象が91%を占め適切な長さの志望動機を面接で話すことは、採用担当者の好印象に繋がると分かります。
数多くの応募者の相手をする採用担当者は「志望動機」を聞き飽きています。それが、適切な長さの志望動機が好印象である理由とも考えられます。
まとめ
以上、転職面接で話す志望動機の長さの目安と刺さる志望動機を企業に魅力的に伝える方法について解説しました。
・「転職面接の志望動機の長さ」企業は「意欲」と「定着性」を志望動機に求めている。
・「転職面接の志望動機の長さ」が大切なのは、長さだけで面接官に対する印象が変わり、採否に関わることもあるから。
・「転職面接の志望動機の長さ」は面接官の集中力、時間指定、集団面接、つくりやすさの点を考慮して400字で書き、1分で話すのがベスト。
・「転職面接の志望動機の長さ」を適切にするため、私が内定を獲得した志望動機作成法を実践してみてください。
・「転職面接の志望動機の長さ」を適切にするため、自分の価値観、転職理由を明確にすることが大切。結論から始め、あいさつで終わる、はっきりゆっくり話すことを心掛けよう。
みなさんの転職成功を心から祈っております。
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