
転職の面接で「どんな働き方をしたいか」と聞かれたらどう答える?

自分の『強み』を反映した志望動機をもとに答えましょう。
転職面接で「どんな働き方をしたいか?」と聞かれた際の回答に悩んでいませんか?私も面接で同じ質問を受けた経験があります。
しかし、自分が望む働き方をそのまま話してしまうと、企業のニーズとズレが生じ、採用担当者に悪印象を与えることもあります。
私は、自分の『強み』を反映した志望動機をもとに『どんな働き方をしたいか』を伝え、一貫性を示すことで採用につなげました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、私の転職経験から面接で「どんな働き方をしたいか?」に答える方法と面接例文3選を解説し、採用される志望動機の作成法も紹介します。
「どんな働き方をしたいか」のアンケート調査の結果

「どんな働き方をしたいか」という質問にしっかり答えられる応募者の印象に関して独自にアンケート調査を実施しました。
「どんな働き方をしたいか」に答えられる応募者の印象は? | |
---|---|
大変良い | 56% |
良い | 40% |
どちらでもない | 3% |
悪い | 1% |
一般企業の採用担当者100名のうち、印象が「大変良い」「良い」という肯定的な回答が96%で圧倒的に多い結果となりました。

「どんな働き方をしたいか」を明確に持っている人ほど、高く評価されることが分かりますね。
・「どんな働き方をしたいか」に答えられる応募者の印象:採用担当者の96%が「良い」と回答。
「どんな働き方をしたいか」を転職面接で尋ねる理由

「どんな働き方をしたいか?」と転職面接で採用担当者が尋ねる理由を考えてみましょう。
・志望動機と「一貫性」があるか確認したい。
・仕事に関する「姿勢や意欲」を確認したい。
・企業の特徴と「マッチ」するか確認したい。
志望動機と「一貫性」があるか確認したい
企業の採用担当者は「どんな働き方をしたいか」を質問して、応募者の志望動機と一貫性があるかを見ています。
面接官は常に履歴書や職務経歴書のコピーを手元に置いて、それを見ながら質疑応答の内容を確認しているのです。

私も転職面接で何度も、面接官が手元の書類をチェックしながら質疑応答を行う場面を経験しました。
仕事に関する「姿勢や意欲」を確認したい
企業の採用担当者は「どんな働き方をしたいか」を質問して、応募者の仕事に関する姿勢や意欲を確認しています。
働き方を聞かれて即座に回答できる人は、仕事に対して熱意を持って取り組める人材だと評価されるからです。

私は、なるべく簡潔かつ即座に回答することで、採用担当者に仕事への意欲を示してきました。
企業の特徴と「マッチ」するか確認したい
企業の採用担当者は「どんな働き方をしたいか」を質問して、企業の特徴とマッチする人材かを見ています。
企業にとってどんなに魅力的な実績やスキルがある人材でも、企業の社風にマッチしなければ採用には繋がりません。

私も「良い人なんだけど、ウチには合わない」という理由で不採用になった経験があります。
・「どんな働き方をしたいか?」と尋ねる理由:志望動機との一貫性、仕事に関する姿勢や意欲、企業の特徴とマッチするか確認するため。
「どんな働き方をしたいか」の面接で避けるべき回答

「どんな働き方をしたいか?」と転職面接で聞かれた際に最も避けるべきことは、志望動機と一貫性がない回答です。
採用担当者は、志望動機と面接での回答内容に矛盾がないかを確認し、一貫性のある応募者を信頼するからです。
面接は、採用担当者と応募者がお互いに信頼できるかを確かめる場です。採用の決め手は信頼関係にあると言っても過言ではありません。

このため、私はこれまで信頼関係を崩す一貫性のない回答だけは絶対に避けるようにしてきました。
・「どんな働き方をしたいか?」で避けるべき回答:志望動機と一貫性がない回答。
「どんな働き方をしたいか」に回答するときのポイント

「どんな働き方をしたいか」と転職面接で聞かれたら、自分の『強み』を示すことがポイントです。
働き方、つまり応募者の仕事のスタイルを伝える際には、自分の強みや適性をアピールすることが肝心です。
すなわち自分が持っている『強み』を理解し、その『強み』を活かして働きたいことを伝えれば良いのです。

私も自己分析を行い、自分の強みをもとに回答することで、採用担当者に印象を残せるよう心がけました。
・「どんな働き方をしたいか」の回答ポイント:自分の『強み』を示すこと。
「どんな働き方をしたいか」は志望動機をもとに答える

「どんな働き方をしたいか?」と転職面接で聞かれたら、自分の『強み』を反映した志望動機をもとに答えましょう。
『強み』を反映した志望動機をもとに回答することで、一貫性を示しつつ、自分の強みも重ねてアピールできるからです。

私も、自分の『強み』を反映した志望動機を作成して面接に臨むことで、実際に数々の採用試験を突破してきました。
・どんな働き方をしたいか ⇒ 自分の『強み』を反映した志望動機をもとに答える。
「どんな働き方をしたいか」に答える志望動機の作り方(※重要)

「どんな働き方をしたいか?」という質問に答えるため、自分の『強み』を反映した志望動機の作成法を紹介します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが『強み』の理解なのです。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めることが企業調査で分かりました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。

私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職しました。以下に、これを試せる2つの方法を紹介します↓↓
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

AIの志望動機例文です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用した方に大変好評です。
「どんな働き方をしたいか」に答える面接の例文3選

志望動機をつくる2つの方法で作成した志望動機と、「どんな働き方をしたいか?」に答える面接例文3選を紹介します。

「どんな働き方をしたいか?」という質問の回答ポイントは、以下の通りです。
・『強み』を活かした働き方がしたいと述べる。
・前職で『強み』を発揮したエピソードを述べる。
・応募先企業で『強み』を活かせる働き方を述べる。
志望動機と回答例文①(どんな働き方をしたいか?)
【自己分析で分かった強み:共感性】
私は不動産会社で賃貸仲介営業を担当しております。お客様のライフスタイルや将来の計画に共感した提案営業を心掛け、信頼を築くことで成約率を向上させてきました。しかしながら、単なる既存物件の提案にとどまらず、より柔軟に顧客の要望に応じた提案ができる営業力をさらに磨きたいという思いから、転職を決意しました。
貴社はハウスメーカーとして、デザイン性に優れた自社開発の住宅設備や、省エネルギー性能を追求した住宅設計で顧客満足度を追求していることに感銘を受けました。
私は現職で培った営業経験を活かし、お客様の価値観に合わせた柔軟な住宅提案を通じて信頼関係を築き、契約率を高めることで貴社の発展に貢献したいと考えて志望しました。
※不動産会社営業職からハウスメーカー営業職への転職

当社ではどんな働き方をしたいですか?

御社で働くにあたって、私はお客様に共感する営業に徹したいです。現職では、立地や家賃、周辺環境など、お客様の求める生活に応じた物件を提案してまいりました。御社では、例えば共働きのご夫婦には家事動線を最適化した間取りを、お子様のいる家庭にはエネルギー効率の高い設備を提案したいと思います。このように、お客様の生活に共感することで、生活の質を向上させ、夢や希望を形にする家づくりの営業職として働き、お客様の信頼を得て、貴社のブランド価値をさらに高めたいと思います。
志望動機と回答例文②(どんな働き方をしたいか?)
【自己分析で分かった強み:人あたり(気配り)】
私はレンタカー会社でサービススタッフとして勤務しておりました。きめ細やかな接客と効率的な予約管理を通じて多くのリピーターを獲得し、店舗の売上に貢献してまいりました。今後は、直接車両の売買に携わり、より大きな商談をまとめる機会を求めて転職を決意しました。
貴社は地域密着型の自動車ディーラーとして、反響営業以外にも既存顧客に対する車検や整備の案内を通じて継続的な関係を築き、新車販売に繋げていると伺いました。
私は前職で培った接客経験を活かし、車を通じてお客様と長い関係を築き、リピート購入率を向上させることで貴社の発展に貢献したいと考えて応募しました。
※レンタカー会社サービススタッフから自動車ディーラー営業職への転職

当社ではどんな働き方をしたいですか?

私は御社で働く際に、きめ細やかな接客力を活かし、お客様に寄り添った営業活動を展開したいです。前職では、初めての方でも安心してお車をレンタルして頂けるよう、来客対応に努め、固定客を獲得してまいりました。御社では、車という高額商品を扱うからこそ、最初の接点である営業担当者として温かみのある接客を心掛け、また納車後もアフターフォローを行うことで、お客様に安心して頂き、「またあなたから買いたい」と思ってもらえるような営業を通じて、車両販売台数の増加に貢献したいです。
志望動機と回答例文③(どんな働き方をしたいか?)
【自己分析で分かった強み:サポート力】
私は旅行代理店でカウンターセールスを担当しております。お客様のニーズに合わせた旅行プランを提案し、宿泊先の予約受付やトラブル対応の事務サポートを丁寧に行ってきました。しかし、個人で業務をこなすことが多かったため、よりチームで連携しながら事務処理能力を発揮できる環境で働きたいと考えて転職を決意しました。
貴院はチーム医療を重視し、予約システムの改善や事務員と医療スタッフの連携強化を通じて患者満足度の向上を目指していると伺いました。
私はこれまでの事務経験を生かし、チーム全体が円滑に業務を進められるようサポートし、患者様に対する丁寧な事務対応を通じて患者満足度を高めることで貴院の発展に貢献したいと考えています。
※旅行代理店カウンターセールス業からクリニック医療事務職への転職

当社ではどんな働き方をしたいですか?

私は他の職員をサポートすることで、医療事務業務の効率化を図り、患者様に医療サービスを還元したいと考えています。現職では企画部門や営業部門と連携し、お客様が旅行を楽しんでいただけるよう、細やかな配慮と迅速な事務対応に努めてまいりました。御院で働く際には、予約管理や患者情報の管理を効率化することで、迅速で丁寧な受付業務を実現し、患者様の待ち時間を短縮し、医療スタッフがスムーズに診察に当たれるようサポートすることで、患者様の診察や治療の質の向上に貢献したいと考えています。
「どんな働き方をしたいか」に関する私の転職体験談

私も転職の面接中に、「当社でどんな働き方をしたいか?」「どう活躍できるか?」と問われた経験が何度もあります。
転職活動の当初、私は職務経歴書に書いた自分の数少ないスキルや実績をどう活かせるかということばかり話していました。
しかし、採用担当者の反応は今ひとつで、首をかしげることも多く、会社で実際に私が働いている姿がイメージできていない様子でした。
スキルや実績のアピールに奔走するあまり、志望動機で書いた内容と面接での回答に一貫性がなかったことが原因だと感じました。
「どんな働き方をしたいか?」という質問は、あなたの仕事スタイルが応募先の社風や働き方に合っているかを確認するためのものです。
ですから、初めに一貫したあなたの仕事に対する態度を伝え、志望動機で書いた企業の特徴に沿った回答を心がけましょう。
志望動機でアピールしたあなたの強みや適性を再度強調し、一貫した姿勢を示すことが大切です。

そうすることで、採用担当者にも、あなたが会社でどう貢献できるかを具体的にイメージしてもらいやすくなります。
転職成功テクニック

「どんな働き方をしたいか?」の転職面接の例文に加えて、ホワイト企業に内定する転職成功テクニックをお伝えします。

私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・面接で「家族のための転職」をアピール
若手向けの「中規模転職サイト」を利用

実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。

大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、ホワイト求人の多い「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
「人柄」特化の転職エージェントを利用

残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。

しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
面接で「家族のための転職」をアピール

面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性を示すことができます。

アピール方法は下記記事が参考になります↓↓
まとめ

以上、私の転職経験から面接で「どんな働き方をしたいか?」に答える方法と面接例文3選、採用される志望動機の作成法について解説しました。
・「どんな働き方をしたいか」と転職面接で聞かれる理由は、志望動機と一貫性があるか、仕事に関する姿勢や意欲、企業の特徴とマッチするかを確認するため。
・「どんな働き方をしたいか」の質問で避けるべき回答は、志望動機と一貫性がない回答。
・「どんな働き方をしたいか」に回答するポイントは、自分の強みを示すこと。
・「どんな働き方をしたいか」は、自分の強みを反映した志望動機をもとに回答する。
・「どんな働き方をしたいか」に答えるため、自己分析ツールで分かった強みをもとに志望動機を作成する。
・「どんな働き方をしたいか」との質問には、強みを活かした働き方がしたい、前職で強みを発揮したエピソード、応募先企業で強みを活かせる働き方について述べる。
・転職成功テクニックを活用してホワイト企業の内定をつかんでください。

みなさんの転職成功を心から祈っております。