「お客様を笑顔にする」ことを志望動機に書くコツは?
「お客様を笑顔にする」ことでどう貢献できるのか?を示す必要があります。
「お客様を笑顔にする」ことを志望動機に書く方法に悩んでいませんか?実際、どの企業も顧客満足度の向上を目指して日々仕事をしています。
しかし、「お客様を笑顔にする」という表現だけでは漠然としており、採用担当者の心をつかむのは難しいと言えます。
私は、企業にとって自分を採用するメリットを示し、これまでのキャリアを中心に志望動機を書くことで複数企業の内定を得てきました。
がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、転職に成功するノウハウを発信しています。
この記事では、「お客様を笑顔にする」ことを志望動機に書くコツと、採用されるキャリアを中心とした志望動機の作成法を例文付きで解説します。
「お客様を笑顔にする」ことを志望動機に書く利点は?
「お客様を笑顔にする」ことを志望動機に書く際の利点(メリット)は下記の通りです。
「サービス精神」をアピールできる
まず、「お客様を笑顔にする」と志望動機に書くことで、サービス精神をアピールできる利点があります。
サービス精神が高い人材は、顧客満足度を含めてトラブルやクレームにも誠実に対応できる印象を採用担当者に与えることができます。
また、企業の顔としてブランド価値を高める存在になる、と期待されやすいとも言えます。
私も、転職面接では「サービス精神」を積極的にアピールしてきました。
「企業理念との一致」をアピールできる
また、「お客様を笑顔にする」と志望動機に書くことで、企業理念との一致をアピールできる利点もあります。
多くの企業が顧客満足度の向上を重要な企業理念として掲げています。顧客を笑顔にすることは、企業理念と一致するケースがほとんどです。
企業理念と一致する人材ほど、企業文化や価値観に適応しやすく、会社に定着できるという印象を採用担当者に与えることができます。
企業の採用担当者が、早期退職しない定着性をいかに重視しているかは、私も転職活動を通じて強く実感しました。
「コミュニケーション能力」をアピールできる
さらに、「お客様を笑顔にする」と志望動機に書くことで、コミュニケーション能力をアピールする利点もあります。
お客様を笑顔にできるということは、それだけ応募者が優れたコミュニケーション能力を持っていることの表れです。
コミュニケーション能力が高い人材は、お客様だけでなく、会社組織内でもより良い人間関係を築ける存在として期待されやすいです。
私も面接で「周りの社員とどのように打ち解けられそうか?」といった内容を質問された経験があります。
「お客様を笑顔にする」ことを志望動機に書く利点:サービス精神、企業理念との一致、コミュニケーション能力をアピールできる。
「お客様を笑顔にする」ことよりも貢献意欲の方が大切
一方で、「お客様を笑顔にする」という志望動機だけでは、採用担当者の心をつかむことは難しいのが現状です。
採用担当者の使命は、会社に定着し、長く活躍できる人材を採用することです。早期退職されると、採用コストや労力がすべて無駄になるからです。
このため、採用担当者はキャリアの目標がハッキリとしていて、かつ貢献意欲の高い応募者を求めています。
お客様を笑顔にするために、自分がどのようにキャリアを築き、どのように企業に貢献できるのかを志望動機で示す必要があるのです。
・「お客様を笑顔にする」ことよりも、どのようにキャリアを築き貢献できるかが大切。
「お客様を笑顔にする」ことは建前の志望動機に含める
「お客様を笑顔にする」ことは、建前(キャリアアップ)の志望動機に含める方が内定につながります。
実際、リクナビNEXTの調査によると、転職者の38%が「キャリアアップしたかった」と伝えることで転職に成功しています。
つまり、キャリアアップを中心に志望動機を書く方が、圧倒的に採用されやすいということです。
私も、まずキャリアアップを中心とした建前の志望動機を用意し、採用担当者の信頼を得ることで、多くの企業から内定を貰いました。
・「お客様を笑顔にする」ことは、建前(キャリアアップ)の志望動機に含めて伝える。
「お客様を笑顔にする」ことを含む志望動機のつくり方(※重要)
「お客様を笑顔にする」ことを含めるために、建前(キャリアアップ)の志望動機を簡単に作成する方法を解説します。
志望動機には、面接官に刺さる「型」があります。しかし採用される志望動機に必要不可欠なことがあります。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと
8割以上の企業採用担当者は「自分の強みを理解している」志望動機を求めることがアンケート調査で分かりました。
つまり強みが反映されていないと「採用されない志望動機」を書き続けることになります。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない
半数以上の採用担当者は『自己分析をしていない応募者』は採用しないことが追加調査で分かりました。また、9割の面接官は応募者が「自己分析済」か見抜けます。
『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど『自己分析』で分かった強みを反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。
AIが書いた志望動機例文です。人間以上の精度です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用した方に大変好評です。
「お客様を笑顔にする」ことを含む志望動機の例文3選
志望動機をつくる2つの方法で書いた建前(キャリアアップ)の志望動機に「お客様を笑顔にする」ことを含めた志望動機例文3選を紹介します。
「お客様を笑顔にする」ことを含める際は、以下のポイントに注意してください。
志望動機例文①(※「お客様を笑顔にする」ことを含む)
【応募者の強み:状況適応力】
私は不動産会社で賃貸仲介営業を担当しておりました。希望条件やライフスタイルなどお客様の状況に適応した営業に努め、信頼を得ることで成約に結びつけてまいりました。しかし、契約後のフォローが少なく、お客様との関係が短期的に終わってしまう現職から、より長くお客様と向き合い、信頼を築き上げる環境を求めて転職を決意しました。
貴社は車検時のアフターフォローや整備を通して既存顧客を長く維持し、新規顧客の紹介によって車両販売台数を伸ばしていることに感銘を受けました。
私は現職の営業経験を活かし、個々のお客様が笑顔で安心していただけるサービスをご提供し、頼れる営業担当者として契約率を高め、貴社の更なる発展に貢献したいと考えて志望いたしました。
※不動産会社から自動車ディーラーへの転職
志望動機例文②(※「お客様を笑顔にする」ことを含む)
【応募者の強み:協調性】
私は紳士服専門店で販売を担当しておりました。他の販売員と協力しながら接客方法や店内のディスプレイ変更に取り組み、店舗の売上向上に貢献しました。しかし、売上目標の達成だけでなく、限られた時間内で顧客満足度を高められる環境で接客スキルを磨きたいという思いが強くなり、転職を決意しました。
貴社のホテルでは、接遇研修の徹底や客室係とフロントスタッフが密に連携し、チェックインから急な客室変更まで迅速に対応し、顧客満足度を追求していることに大変惹かれました。
私は、貴社ホテルにおいて職員間の協力体制を尊重しながら自身の接遇スキルを磨き、お客様の笑顔を第一に考えるきめ細やかなサービスを提供し、リピート利用率を高めることで、貴社の発展に貢献したいと考え、志望いたしました。
※紳士服販売からホテル業界への転職
志望動機例文③(※「お客様を笑顔にする」ことを含む)
【応募者の強み:サポート力】
私は、法律事務所において事務員を務めてまいりました。裁判資料の作成補助や顧客対応など弁護士のサポート業務に従事し、顧客、弁護士双方の信頼を築いてきました。しかし、間接的な顧客対応から、今後はより直接的にお客様と接し、私自身がサービスを提供する側として経験を積みたいという思いから転職を決意しました。
貴社は、レンタカー会社として車両返却時のメンテナンスチェックや清掃、トラブル発生時における提携会社と協力した速やかな代車手配など、アフターサービスに力を入れている点に大変魅力を感じています。
貴社において事務経験を活かしつつ、お客様の笑顔を支える充実したアフターサービスの環境を整え、顧客満足度の向上に努めることで、貴社の更なる発展に貢献したいと考え、志望いたしました。
※法律事務所の事務員からレンタカー会社への転職
「お客様を笑顔にする」ことを話した私の転職活動体験
私も転職活動を始めた当初、「お客様を笑顔にする」「笑顔にしたい」といった内容を面接で話していたことがあります。
しかし、新卒採用とは違って笑顔にするという言葉は実務経験がない自己満足に聞こえてしまうようで、良い印象を与えることはできませんでした。
お客様を笑顔にできることを裏付ける経験や、笑顔にすることで企業にどのような利益がもたらされるかを示せないと、単なる理想論に終わってしまうからです。
そこで、まずは自信を持って「お客様を笑顔にする」と言えるよう、キャリアを中心に志望動機を作成することをおすすめします。
志望動機の作成時点で、前職における優れた経験や、応募先企業の仕事でどのように貢献できるのかを示しておけば問題ありません。
まずは志望動機のつくり方を参考に、いくつかキャリアアップを中心とした志望動機を作成することから始めてみてください。
転職成功テクニック
「お客様を笑顔にする」ことについての志望動機が書けたら、次のステップとして転職成功テクニックをご紹介します。
私が倍率1000倍の転職成功時に駆使したテクニックとなります↓↓
若手向けの「中規模転職サイト」を利用
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「人柄」特化の転職エージェントを利用
実は「人柄」こそ、最大の定着性のアピール法です。「人柄の良さ」を自分で伝えられないことが不採用の大きな原因と言えます。
しかし「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的に(ホワイト企業に)採用されやすくなります↓↓
「家族のための転職」を面接でアピール
中途採用の面接では「家族のために転職する」ことをアピールするだけでも信頼性と定着性を示すことができます。
アピール方法は、下記記事が参考になります↓↓
まとめ
以上、「お客様を笑顔にする」ことを転職の志望動機に書くコツと、キャリアを中心とした志望動機の作成法について解説しました。
・「お客様を笑顔にする」ことを志望動機に書く利点は、サービス精神、企業理念との一致、コミュニケーション能力をアピールできること。
・「お客様を笑顔にする」ことよりも、どのようにキャリアを築き貢献できるかが大切。
・「お客様を笑顔にする」ことは、建前(キャリアアップ)の志望動機に含めて伝える。
・「お客様を笑顔にする」ことを含めるため、自己分析で分かった強みをもとに建前(キャリアアップ)の志望動機を作成する。
・「お客様を笑顔にする」ことを含めた志望動機は、転職理由に現職・前職で強みを活かした経験、企業の特徴に応募先の企業で実現できること、マッチングにお客様を笑顔にする思いを含めて書くことがポイント。
・転職成功テクニックの活用で、有利に転職活動を進めてください。
みなさんの転職成功を心から祈っております。