転職面接で「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれたらどう答えよう…。
自分の強みを反映した志望動機をもとに、夜勤が大丈夫な理由を加えて伝えましょう。
転職面接で「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれた場合の回答方法に悩む方も多いでしょう。私も質問された経験があります。
実は「大丈夫です」という回答だけでは不十分です。採用担当者は最後まで納得できなければ内定を出すことはないからです。
自分の強みを反映した志望動機をもとに「夜勤が大丈夫な理由」を加えて説明し、採用担当者に安心感を与えることが肝心です。
がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、実績がない人でも転職成功するノウハウを発信してます。
この記事では、転職面接における「夜勤は大丈夫ですか?」への答え方と回答例文3選を解説し、併せて志望動機の作成法を紹介します。
「夜勤は大丈夫ですか」と面接で聞かれる理由
転職面接で「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれる主な理由は、以下の通りです。
夜勤への「耐性」の確認
転職面接で「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれる理由のひとつは、応募者の夜勤への耐性を確認するためです。
夜勤に耐えられるかどうかは、重要ポイントです。夜勤は昼間の勤務と異なり、体調や睡眠不足など、仕事に支障が出る可能性があるからです。
特に、過去に夜勤が原因で退職した職員がいる場合、企業は同じ問題を繰り返さないために面接で尋ねる傾向があります。
私も以前、夜間勤務がある会社を受けた時に、体力に自信があるか?と聞かれたことがあります。
仕事への「理解度」の確認
次に、転職面接で「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれる理由は、応募者の仕事への理解度を確認したいからです。
採用担当者は夜勤について質問することで、応募者が自社の仕事内容や勤務形態をきちんと調べ、理解して応募しているか?を見ています。
夜勤があるからこそ、応募者が仕事や勤務形態を事前にきちんと調べ、理解しているかどうかが大切なのです。
仕事への理解度が高い応募者なら、転職活動そのものへの本気度や、入社意欲も高いと判断されます。
応募者の「定着性」の確認
最後に、転職面接で「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれる理由は、応募者の定着性を確認するためです。
企業は、自社で活躍してくれる人材よりも、企業に定着して長く安定して働き続けてくれる人材を求めています。
そのため、「夜勤は大丈夫ですか?」という質問にしっかりと回答できる人は、先を見据えて応募していることが分かります。
私は転職活動を通して、この定着性に関する答え方がいかに重要かを身をもって実感しました。
・「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれる理由:夜勤への耐性、仕事への理解度、応募者の定着性の確認。
「夜勤は大丈夫ですか」で避けた方が良い回答
転職面接で「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれて避けるべき答え方は、以下の通りです。
「大丈夫」とだけ答える
夜勤は大丈夫ですか?の答え方として「大丈夫」とだけ答えるのは避けましょう。
採用担当者も応募者が「大丈夫」と答えることは分かっています。本当に知りたいのは、何を持って大丈夫だと断言しているのか?という点です。
大丈夫である根拠をしっかりと示すことで、「企業に定着して働いてくれる人材」という安心感を与えることができます。
「耐性・理解度」の不足
次に、夜勤は大丈夫ですか?の答え方として「耐性・理解度」が不足していると思われる回答は避けましょう。
例えば、その場で夜勤の勤務時間について聞き返したり、夜勤手当など待遇面について逆質問をすると、夜勤に対する耐性や理解度が低いと思われるでしょう。
このため、あらかじめ企業の勤務形態について調べた上で面接に臨む必要があります。
志望動機と「一貫性」がない
夜勤は大丈夫ですか?の答え方として、志望動機と「一貫性」がない回答は避けましょう。
夜勤が大丈夫である理由を述べる際に、志望動機と一貫性がないと、採用担当者に信頼されず不採用に直結します。
例えば、志望動機として挑戦心をアピールしながら、夜勤に関して躊躇している印象を与えれば、一貫性がないと見なされます。
・「夜勤は大丈夫ですか?」で避けるべき回答:大丈夫とだけ答える、耐性・理解度の不足、志望動機と一貫性がない。
「夜勤は大丈夫ですか」への答え方のポイント
転職面接における「夜勤は大丈夫ですか?」への答え方としては、自分の強みを反映した志望動機をもとに回答することがポイントです。
志望動機をもとにすれば、夜勤への耐性や理解度を示しながら、採用担当者が納得する一貫性のある説明ができるからです。
そして一貫性をアピールできれば、採用担当者の信頼を得ることができ、内定に繋がります。
私も志望動機をもとに面接対策を行い、実際に数多くの企業から内定を獲得してきました。
・「夜勤は大丈夫ですか?」への答え方のポイント⇒自分の強みを反映した『志望動機』をもとに回答。
「夜勤は大丈夫ですか」の志望動機のつくり方(※重要)
「夜勤は大丈夫ですか?」への答え方として、『強み』が必要な理由と志望動機の作成方法を紹介します。
志望動機には、面接官に刺さる「型」があります。しかし採用される志望動機に必要不可欠なことがあります。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと
8割以上の採用担当者は「自分の強みを理解している」志望動機を求めると企業アンケートの結果分かりました。
つまり強みが反映されないと採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない
半数以上の採用担当者は『自己分析をしていない応募者』は採用しないと追加調査で判明しました。また、9割もの面接官が「自己分析をしているか」を見抜けます。
『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど『自己分析』で分かった強みを反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。
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「夜勤は大丈夫ですか」への答え方の例文3選
志望動機をつくる2つの方法で書いた志望動機と、「夜勤は大丈夫ですか?」への答え方の例文3選を紹介します。
「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれたら、以下の方法で回答していきましょう。
志望動機と答え方の例文①(※夜勤は大丈夫ですか?)
【応募者の強み:協調性】
私は不動産会社で営業職を務めています。社員間の協調性を大切にして、チーム一丸となって物件案内や契約交渉に当たり、実績を重ねてまいりました。しかし、分業化に伴い個々の営業成績のみが重視される社風から、よりチームで取り組む責任ある仕事に挑戦したいと考えて転職を決意しました。
貴社は医療機関の施設警備に特化しており、警備業務検定によるスキルアップの奨励と、チームでの警備業務を重視していると伺いました。
私は貴社において警備業務のスキルアップに邁進しながら、他の警備スタッフと連携した責任ある施設警備に尽力し、貴社の警備会社としての信頼と発展に貢献したいと考えて志望致しました。
※不動産会社営業職から警備会社警備スタッフへの転職
「夜勤」は大丈夫ですか?
はい、夜勤は大丈夫です。現職では顧客対応や契約交渉のために夜間まで勤務することがしばしばありました。たとえ遅い時間に及ぶ仕事でも、営業チームで一丸となって取り組み、交代で休暇をとることにより乗り越えてまいりました。御社でも夜勤において、他の警備スタッフ同士で協力する体制を築くことで集中力を維持し、責任を持って業務を遂行することができると自負しております。
志望動機と答え方の例文②(※夜勤は大丈夫ですか?)
【応募者の強み:人当たり】
私はドラッグストアで販売を担当しておりました。人当たりの良い丁寧な接客を心がけることで多くのリピーター客を獲得し、店舗売上に貢献してまいりました。今後は、商品の販売に留まらず、お客様に対する接遇を通じて顧客満足度を高める環境でキャリアを築きたいと考え、転職を決意しました。
貴社は地域に根差したホテルとして、観光案内サービスや全職員の接遇研修を通じてホスピタリティを追求していることに感銘を受けました。
前職で培った接客経験を活かし、さらに高度な接遇スキルを身につけ、忘れられない滞在体験を提供することでホテルのリピート利用率を高め、貴社の発展に貢献したいと考えて応募しました。
※ドラッグストア販売員からホテリエへの転職
「夜勤」は大丈夫ですか?
はい、夜勤は大丈夫です。前職では、夜間帯の勤務も経験しました。特に夜間は、日中よりもお客様が少ないため、むしろ持ち前の人当たりの良い接客を生かしてよりきめ細やかな接客ができました。御社においても、夜勤だからこそ、お客様一人ひとりに対してより丁寧なおもてなしを提供できると考えているため、やりがいをもって夜勤の業務も全力で取り組みたいと思います。
志望動機と答え方の例文③(※夜勤は大丈夫ですか?)
【応募者の強み:サポート力】
私は内科クリニックで医療事務を担当しておりました。患者様に対する真摯な窓口対応や予約管理、カルテの整理に努め、医療スタッフが円滑に業務を進められるようサポートしました。しかし、事務作業を主体とした現職から、直接患者様の健康や生活全般を支える仕事に関わりたいと強く感じ、転職を決意しました。
貴社の介護施設では、個別リハビリや生活プランの作成を通じて、利用者様の生活の質向上を重視した施設運営をしておられることに大変魅力を感じました。
これまでの患者対応の経験を生かし、利用者様に合わせた生活支援計画を立案し、利用者様の豊かな生活を支えていくことで、貴施設の発展と利用者様の生活の質向上に貢献したいと考えて、この度志望いたしました。
※内科クリニック医療事務職から介護スタッフへの転職
「夜勤」は大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。夜勤経験はございませんが、前職で医師や看護師から、夜間勤務の大変さを十分に聞いてきました。しかし、同時に職員間で仕事を分担しサポートし合うことで休むときはしっかり休み、仕事をするときは集中して働くメリハリを持てることが魅力だとも聞いてまいりました。御社施設でも職員間が支え合うことで、利用者様が安心して過ごせるように昼夜問わず職務を全うしたいと考えております。
「夜勤は大丈夫ですか」に関する私の転職体験
私も転職面接で「夜勤は大丈夫ですか?」と聞かれたことがあります。その会社では繁忙期に夕方から朝にかけて夜勤がありました。
当時は深く考えずに「はい、大丈夫です」と答えましたが、その後、夜勤経験について詳しく質問されたことを覚えています。
採用担当者の立場からすれば、夜勤の頻度が増えて辞められてしまっては困ると考えたのでしょう。その気持ちは十分理解できます。
この記事をご覧の皆さんの中には夜勤経験がない方もいるでしょう。その場合、夜間に働いた経験を話すことをお勧めします。
夜間勤務の特性と自分の強みを結び付けた答え方ならば、採用担当者に安心感を与えることができるからです。
そのため、まずは自己分析によって自分の強みをしっかりと理解し、夜勤に対する適切な答え方を準備しておきましょう。
「夜勤は大丈夫ですか」の転職成功テクニック
「夜勤は大丈夫ですか?」という質問への答え方の対策後、ぜひ実践して欲しい転職成功テクニックを紹介します。
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面接で「家族のための転職」をアピールすれば信頼性と定着性を示すことができます。
詳しいアピール方法は、以下の記事が参考になります↓↓
まとめ
以上、転職面接における「夜勤は大丈夫ですか?」への答え方と回答例文3選、志望動機の作成法について解説しました。
・「夜勤は大丈夫ですか」と面接で聞かれる理由は、夜勤への耐性、仕事への理解度、応募者の定着性を確認するため。
・「夜勤は大丈夫ですか」で避けた方が良いのは、大丈夫とだけ答える、耐性・理解度の不足、志望動機と一貫性がない回答。
・「夜勤は大丈夫ですか」への答え方では、自分の強みを反映した志望動機をもとに回答することがポイント。
・「夜勤は大丈夫ですか」に回答するため、無料自己分析ツールで分かった強みをもとに志望動機を作成する。
・「夜勤は大丈夫ですか」への答え方では、まず夜勤が大丈夫であることをはっきりと述べる、夜勤において自身の強みを活かしたいことを述べる、最後に応募先企業で貢献したい思いを改めて述べる。
・転職成功テクニックを活用し、内定獲得を目指してください。
みなさんの転職成功を心から祈っております。