
面接に受かったと思ったら落ちた…手応えはあてにならない?

志望動機で伝える『強み』が“本物の手応え”につながります。
転職面接では、「受かったと思ったら落ちた」という経験をする人も少なくありません。実は、私もその一人です。
面接官の笑顔や雑談、面接時間の延長などの「手応え」が、必ずしも合格を意味するわけではないからです。
私は、志望動機で『強み』をしっかり伝えることで“本物の手応え”を得ることができ、実際に内定を獲得しました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2,024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、私が面接で「受かったと思ったら落ちた」体験をもとに、手応えがあてにならない理由と、『強み』を含む志望動機の作成法を紹介します。
「受かったと思ったら落ちた」ときに応募者が感じやすい手応え

面接で「受かったと思ったら落ちた」とき、応募者が当初感じやすい手応えを考えてみましょう。
・採用担当者に「笑顔」が多い
・面接の最中に「雑談」が多い
・面接の「時間」が延長された
採用担当者に「笑顔」が多い
面接中、採用担当者が笑顔でうなずきながら話を聞いてくれると、「これは受かった」と思っても無理はありません。
特に、これまでの経験を語ったときに「素晴らしい経歴ですね」と笑顔で返されたら、安心感が生まれます。

私も面接で、面接官が常に笑顔で「一緒に働くイメージが湧きます」と言われたときは、受かったと確信しました。
面接の最中に「雑談」が多い
面接の終盤にかけて雑談が増えてくると、「これはもう受かったと思っていいのでは?」と感じてしまう方は多いはずです。
仕事と関係のない話題で盛り上がったり、和やかな雰囲気だと、面接というより内定前の顔合わせのような気さえします。

私は金融機関の面接で、雑談に加えて配属先まで話題が及んだにも関わらず、「受かったと思ったら落ちた」経験をしました。
面接の「時間」が延長された
面接が30分の予定だったのに、実際は1時間近くかかった……そんな経験をすると、「受かった」と感じるのは自然なことです。
面接官が話を掘り下げたり、逆質問に熱心に答えてくれたりすると、なおさらそのように感じるでしょう。

私も、逆質問の時間を多く割いてもらい、予定よりはるかに長い時間面接を受けた時は、「受かった」と考えました。
・「受かったと思ったら落ちた」ときに感じる手応え:採用担当者の笑顔、雑談の多さ、面接時間の延長など。
「受かったと思ったら落ちた」とき手応えがあてにならない理由

面接で「受かったと思ったら落ちた」とき、これらの手応えがあてにならない理由も押さえておきましょう。
・「笑顔が多い」のは悪印象を与えないため
・「雑談が多い」のは応募者を見定めるため
・「面接の長さ」は応募者側にも原因がある
「笑顔が多い」のは悪印象を与えないため
企業の採用担当者の「笑顔が多い」のは、応募者に悪印象を与えないためと考えられます。
特に大手企業では、面接でどんな応募者に対しても笑顔や相槌を意識的に使うのが一般的な配慮です。
なかには「採用は見送るけれど、企業イメージは保ちたい」と考え、あえて丁寧な態度をとる面接官もいます。

私も、「笑顔が多かったから受かったと思ったら落ちた」という経験は数え切れないほどあります。
「雑談が多い」のは応募者を見定めるため
また、面接で「雑談が多い」場合は、応募者の人柄や本音を見定めるためと考えられます。
雑談を通してリラックスした状態をつくり、そのときの応募者の受け答えから本音を探るというわけです。
その人柄や本音が、企業が求めている人材と合わなければ、当然ながら落ちることになります。

私も、雑談や趣味の話までされた面接で、あっさりと不採用になった経験があります。
「面接の長さ」は応募者側にも原因がある
さらに、「面接の長さ」で手応えを感じても、その原因が応募者側にあることも考えられます。
応募者の回答が長すぎたり、的外れだと、面接官の質問が増えてしまい、結果として面接時間が延びます。
面接時間が長いからといって、それがそのまま企業側の評価につながるとは限らないのです。

私も、長時間の面接を受けた際、あとから「単に最後で時間が余っていただけだった」と知ったことがあります。
・「受かったと思った手応え」があてにならない理由:悪印象を与えないための笑顔、雑談で人柄を見るため、応募者が原因の長時間面接など。
「受かったと思ったら落ちた」としても本物の手応えを得る方法

面接で「受かったと思ったら落ちた…」とならないためには、自分の『強み』をしっかり伝えることがカギです。
自分の『強み』を伝えることで、面接に対する自信が生まれ、本物の手応えを感じられるようになります。
そのためにも、まずは転職活動の第一歩である志望動機に自分の『強み』を盛り込むことから始めてみてください。

私も志望動機で伝える『強み』が自信となり、手応えを感じる面接が増え、実際に複数の企業から内定を得ました。
・「受かったと思ったら落ちた」としても本物の手応えを得る⇒志望動機で『強み』を伝える。
「受かったと思ったら落ちた」ときの強みを含む志望動機作成法(※重要)

面接で「受かったと思ったら落ちた…」とならないために、自分の『強み』を含めて伝える志望動機の作成法を解説します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが『強み』の理解なのです。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで答えました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
※すぐに自己分析をして自分の『強み』だけを知りたい方はこちら↓↓
最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。

私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職できました。以下に、これを試せる2つの方法を紹介します↓↓
私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓
AIに自己分析結果を学習させて志望動機を書く方法です。転職理由もAIが考えてくれます↓↓

私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

AI生成の志望動機例文です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用した方に大変好評です。
「受かったと思ったら落ちた」ときの強みを含む志望動機の例文

志望動機をつくる2つの方法で作成した、自分の『強み』を伝える志望動機の例文を紹介します。

「受かったと思ったら落ちた」を防ぐために、下記の志望動機を参考に面接の手応えを感じてください。
【1】「強み」を活かした前職の経験を転職理由で述べる。
【2】「強み」が活かせるような応募企業の特徴を挙げる。
【3】「強み」を活かして貢献できるとマッチングで示す。
志望動機の例文(「受かったと思ったら落ちた」を防ぐ)

自己分析で分かった強み:状況適応力
私は自動車ディーラーで営業職を務めております。お客様の購入目的やご予算に応じた車両提案により、販売実績の向上に貢献してまいりました。自動車保険をご案内する中で、お客様の人生に寄り添い、より幅広い保障を提案できる保険営業に関心を持ち、転職を決意いたしました。
貴社が個人年金保険の開発やネット申し込み体制の拡充を通じて、お客様本位のサービスを追求されている点に強く惹かれております。
これまで培った対面営業の経験を活かし、お客様一人ひとりに最適な保険を提案し、契約率を高めることで、貴社のさらなる発展に貢献したいと考え、志望いたしました。
※自動車ディーラー営業職から損害保険会社営業職に転職する場合
「受かったと思ったら落ちた」私の転職活動における面接体験談

私も、「受かったと思ったら落ちた」という面接をこれまで何度も経験してきました。手応えがあっても落ちることは、転職活動ではよくあることです。
ある同業他社の面接では、職歴が活かせると笑顔で言われ、「当社に合っていますね」と評価されたことがあります。
さらに面接は予定より1時間近く延び、最後には「希望の配属先はありますか?」と聞かれ、「これは受かった」と思いました。
ですが結果は不採用でした。納得できず気持ちを引きずり、次の応募にも前向きになれずにいたのを今でも覚えています。
その後、転職エージェントに確認すると、面接が長引いたのは単に時間が空いていただけで、実は求人との適性がなかったそうです。
つまり、面接官の笑顔や手応えだけで安心してしまい、「なぜその企業を選んだのか」をきちんと伝えられていなかったのです。
それからは自己分析を深め、自分の強みを言語化し、志望動機の中で「この会社で何ができるか」を伝えることで内定につなげました。

「受かったと思ったら落ちた」という体験も、次につなげれば価値があります。手応えに惑わされず、伝えるべきことを伝える姿勢が、内定の第一歩だと思います。
転職成功テクニック

「受かったと思ったら落ちた」という面接で手応えがあてにならない理由に加え、転職成功テクニックを紹介します。

私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・面接で「家族のための転職」をアピール
若手向けの「中規模転職サイト」を利用

実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。

大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、ホワイト求人の多い「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
「人柄」特化の転職エージェントを利用

残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。

しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
面接で「家族のための転職」をアピール

面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性を示すことができます。

アピール方法は下記記事が参考になります↓↓
まとめ

以上、私が面接で「受かったと思ったら落ちた」体験と手応えがあてにならない理由、『強み』を含む志望動機の作成法について解説しました。
・「受かったと思ったら落ちた」ときに応募者が感じやすい手応えとして、採用担当者の笑顔、雑談の多さ、面接時間の延長などがある。
・「受かったと思ったら落ちた」とき手応えがあてにならない理由には、悪印象を与えないための笑顔、雑談で人柄を見るため、応募者が原因の長時間面接などがある。
・「受かったと思ったら落ちた」としても本物の手応えを得る方法は、志望動機で自分の強みを伝えること。
・「受かったと思ったら落ちた」とならないために、自己分析ツールで分かった強みをもとに志望動機を作成する。
・「受かったと思ったら落ちた」を防ぐ志望動機では、強みを活かした前職の経験、強みが活かせる企業の特徴、強みを活かして貢献できることを示すことがポイント。
・転職成功テクニックによってホワイト企業の内定を目指してください。

みなさんの転職成功を心から祈っております。