転職面接で「緊張しすぎ」て合格できない…。
大丈夫です。まずは自分の強みを反映した志望動機を用意しましょう。
転職面接で緊張しすぎてしまい、毎回頭が真っ白になる。その結果、なかなか内定が決まらない…と悩んでいませんか?
私も転職活動を始めた当初は、緊張でまったく質疑応答ができず、お祈りメールを受け取った経験があります。
緊張することは自然なことです。しかし、自分の強みを反映した志望動機を用意しておけば、自信を持って面接に臨めるようになります。
がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、転職成功のノウハウを発信しています。
この記事では、転職面接で緊張しすぎる人が合格する方法と、採用される志望動機の作成法について例文を交えながら解説します。
面接で緊張しすぎる印象を調査
当サイトで行った面接で緊張しすぎる応募者の印象に関する独自アンケート調査の結果をご紹介します。
一般企業採用担当者100名に聞くと、緊張しすぎる応募者について印象が「大変良い」「良い」が29%、「どちらでもない」は65%、「悪い」は6%でした。
面接で緊張しすぎるからと言って、一概に印象が悪くなることはないことが分かります。
・面接で緊張しすぎる応募者の印象:企業採用担当者の29%が「良い」と回答。
面接で緊張しすぎる原因とは?
【1】「自己分析」が不足しているから
転職面接で緊張しすぎる原因のひとつに、自己分析の不足があります。
自分の市場価値や強みを理解していないと、面接で自信を持って話すことができません。その結果、緊張してしまうわけです。
私も自己分析によって自分の強みを認識してからは、緊張せずに面接に臨めるようになりました。
【2】「失敗できない」と思い込むから
次に、失敗できないと思い込むことも転職面接で緊張しすぎる原因のひとつです。
面接が今後の人生を左右する場と考えてしまい、絶対に失敗してはいけないと思い込むことで緊張してしまうのです。
しかし、私も数多くの失敗を重ねて転職に成功しました。失敗しても問題ないという気持ちを持つことが、緊張を和らげ合格に繋がるポイントです。
【3】「面接官のこと」を知らないから
また、応募先企業の面接官のことを知らないことも、緊張しすぎる原因となります。
初対面の面接官に対して、どのような人か、どのような質問をしてくるかがわからないため、不安や緊張を感じてしまうわけです。
私は事前に求人内容や企業の口コミサイトを活用して企業文化を調べ、会社の雰囲気を把握することで対処していました。
【4】「過去に失敗の経験」があるから
さらに、過去に失敗の経験があることも、面接で緊張しすぎる原因のひとつです。
過去に就職活動や転職活動の面接で失敗した経験があると、その記憶がよみがえり、強い緊張感を引き起こす原因になります。
私は反対に過去の成功体験を思い出し、イメージすることで緊張せずに面接に臨む力と合格力を養ってきました。
【5】「面接準備」が不足しているから
最後に、そもそも面接準備が不足していることも緊張しすぎる原因になります。
応募先企業の情報収集、自分の強みの理解、想定質問への回答準備などが不足していると、面接での緊張が増します。
私は実際の面接以外にも、転職エージェントによる模擬面接や参考書を活用して面接準備を整えました。
・面接で緊張しすぎる原因5選:自己分析が不足している、失敗できないと思い込む、面接官のことを知らない、過去に失敗の経験がある、面接準備が不足している。
面接で緊張しすぎるのは当然!
転職面接で緊張しすぎるのは当然のことです。特に合格したい会社なら、なおさら緊張するでしょう。
私も面接前夜から当日までずっと緊張して、面接後には頭痛がしました。しかし、緊張しすぎることもあなたの個性の一部だと気楽に考えましょう。
緊張することは悪いことではありません。それどころか、誠実さの証です。
企業は、緊張している姿を見て、真面目さや誠実さを感じ取ります。他の社員と摩擦を生じるような緊張しない自信家より、ずっと好印象だからです。
・合格したい面接で緊張しすぎるのは当然であり「誠実さの証」でもある。
面接で緊張しすぎる人の合格法
ただし、面接で緊張しすぎて本来伝えたい自己PRができなければ、やはりデメリットになります。
緊張に対して最も手っ取り早く簡単にできる対策は、自己理解を深め、自分の強みを知って自信を持つことです。
自分の強みを反映した志望動機を用意すれば、緊張を克服し、自信を持って面接に臨めます。
私もこの方法で緊張を一気に和らげ、合格率を上げることができました。
・面接で緊張しすぎる人の合格法⇒自分の「強み」を反映した志望動機を用意。
「緊張しすぎる人」の志望動機の作り方(※重要)
ここでは、転職面接で緊張しすぎる人でも合格できる志望動機の作成法を解説します。
志望動機には、面接官に刺さる「型」があります。しかし採用される志望動機に必要不可欠なことがあります。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと
8割以上の採用担当者は「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで分かりました。
つまり強みが反映されないと「採用されない志望動機」を書き続けることになります。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない
半数以上の採用担当者は『自己分析をしていない応募者』は採用しないと追加調査で判明しました。また、9割の面接官は応募者が「自己分析済」か見抜けます。
『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
最強の志望動機を作る【2つの方法】
いちど『自己分析』で分かった強みを反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。
私は自己分析で分かった「強み」で志望動機をつくり、倍率1000倍の企業にも転職できました。以下に、これを試せる2つの方法を紹介します↓↓
私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓
AIに自己分析結果を学習させて志望動機を書く方法です。転職理由もAIが考えてくれます↓↓
私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。
AIが書いた志望動機例文です。人間以上の精度です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用した方に大変好評です。
「緊張しすぎる人」の志望動機例文3選
志望動機を作る2つの方法に従って作成した、合格できる志望動機例文3選を紹介します。
面接で緊張しすぎる人も、以下のポイントに気をつけながら作成してみてください。
志望動機例文①(※面接で緊張しすぎる人が合格できる)
【応募者の強み(自己分析の結果):共感性】
私は不動産会社で賃貸仲介営業を担当しております。お客様のご要望に共感した提案を心掛け、契約率を向上させてまいりました。しかし、短期的な契約にとどまらず、より長くお客様と信頼関係を築ける営業スキルを磨きたいと考え、転職を決意いたしました。
貴社は、ハウスメーカーとして自社開発の住宅設備と耐震性に優れた資材を用いた高品質な住宅づくりに注力されており、大変感銘を受けました。
これまでの営業経験を活かし、住宅購入からアフターサービスまで一貫してお客様に寄り添い、信頼関係を築くことで契約率を向上させ、貴社のさらなる発展に貢献したいと考え、志望いたしました。
※不動産会社営業職からハウスメーカー営業職への転職
志望動機例文②(※面接で緊張しすぎる人が合格できる)
【応募者の強み(自己分析の結果):人当たり】
私はレンタカー会社でサービススタッフを務めておりました。人当たりの良い接客で最適な車両や利用プランの提案を行い、リピート利用率の向上に貢献してまいりました。今後は車両の販売に直接携わり、キャリアアップしたいとの思いから転職を決意しました。
貴社は自動車ディーラーとして、お客様一人ひとりに対して丁寧なカウンセリングを行い、アフターメンテナンスを重視した販売を通じて顧客満足度を高めている点に大変魅力を感じました。
前職で培った接客経験を活かし、丁寧な車両提案とアフターサービスを提供することで顧客満足度を高め、リピート購入率の増加に貢献し、貴社の発展に寄与したいと考え志望しました。
※レンタカー会社サービススタッフから自動車ディーラー販売スタッフ
志望動機例文③(※面接で緊張しすぎる人が合格できる)
【応募者の強み(自己分析の結果):サポート力】
私は信用金庫で後方事務を担当しています。顧客の電話応対や融資申請書類の確認を通して融資担当者をサポートし、高い評価を受けてまいりました。しかし、後方事務だけでなく、直接お客様と関わる環境で事務処理能力をさらに高めたいと考え、転職を決意いたしました。
貴院では、医療事務員もチーム医療の一員として位置付け、スタッフ間の協力により患者満足度の向上を目指している点に非常に魅力を感じました。
私は現職で培った事務経験を活かし、患者様の受付業務や問い合わせ対応を通じて医療スタッフを力強くサポートし、患者様の不安を解消しながらスムーズな診療を実現することで、患者満足度の向上に貢献したいと考え、応募しました。
※信用金庫後方事務職からクリニック医療事務
「緊張しすぎる人」だった私の転職体験
私も転職活動を始めた頃は、面接で緊張しすぎるタイプで、不合格が続いていました。仕事をしながらの転職活動には余裕がありませんでした。
ですから、面接準備もおろそかになりがちで、失敗できないという焦りや実際の失敗が重なったことが、緊張しすぎる原因だったと感じます。
このため、転職エージェントに相談し、何回か模擬面接を行ってもらいました。同時に、そこで緊張することが悪いことではないことを教わりました。
さらに、自己分析で自分の強みや適性を診断してからは、それが自信に変わり、実際の面接でも緊張しすぎることはなくなりました。
緊張は誠実さの証であり、決して悪いことではありません。それを受け入れつつ、自分の強みを探ることで必ず克服できます。
まずは自分の強みを自己分析で発見し、それをもとに志望動機を作成することから始めてみてください。
転職成功テクニック
面接で「緊張しすぎる人」が合格率をさらに高めるために、私が実践した転職成功テクニックを紹介します。
私が倍率1000倍の転職成功時に駆使したテクニックです↓↓
若手向けの「中規模転職サイト」を利用
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「人柄」特化の転職エージェントを利用
実は「人柄」こそ、最大の定着性のアピール法です。「人柄の良さ」を自分で伝えられないことが不採用の大きな原因と言えます。
しかし「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的に(ホワイト企業に)採用されやすくなります↓↓
「家族のための転職」を面接でアピール
面接で「家族のために転職する」とアピールすれば信頼性と定着性を示すことができます。
アピール方法は、下記記事を参考にしてください↓↓
まとめ
以上、転職面接で緊張しすぎる人が合格する方法と、採用される志望動機の作成法を例文付きで解説しました。
・面接で緊張しすぎる原因は、自己分析が不足している、失敗できないと思い込む、面接官のことを知らない、過去に失敗の経験がある、面接準備が不足していること。
・面接で緊張しすぎるのは当然であり、誠実さの証でもある。
・面接で緊張しすぎる人の合格法は、自分の強みを反映した志望動機を用意すること。
・「緊張しすぎる人」でも合格するために、自己分析で分かった強みをもとに志望動機を作成する。
・「緊張しすぎる人」が志望動機を書く際は、転職理由で現・前職で強みが活きた経験、応募先の企業の特徴をいくつか挙げる、マッチングで転職理由と企業の特徴を結びつけることがポイント。
・転職成功テクニックを活用して、内定獲得に挑戦してみてください。
みなさんの転職成功を心から祈っております。