
転職活動の「辛い時期」の乗り越え方は?

シンプルに、自分の『強み』を見つめ直すことです。
書類や面接が通らないなど、転職活動が辛い時期は誰にでもあります。私も何度も落ち込んだことがありました。
しかし、なぜ辛いのかを掘り下げると、結局は「自己理解」ができていないまま動いていたということが多いです。
私は転職活動の辛い時期こそ自分の『強み』を再認識し、それを志望動機に込めることで乗り越えることができました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2,024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、私が実際に体験した「辛い時期」の乗り越え方と、そこから導いた志望動機の作り方を紹介します。
転職活動が「辛い時期」に感じるのはなぜ?

転職活動が「辛い時期」と感じる原因は、転職活動そのものよりも、自分の価値観が常に揺らいでいる状態にあります。
書類選考で落ち続けたり、面接で手ごたえがあったのにお祈りメールが届けば、誰しも「社会から必要とされていない」と落ち込みます。
つまり、「なぜ転職したいのか」すら見えなくなっているために、乗り越え方も分からず、ただただ辛いと感じるのです。

私も「正解のない戦い」の中で、自分をどう信じていいか分からなくなって、辛い時期を過ごしました。
・転職活動が「辛い時期」に感じる理由:自分の価値観が揺らぐから。
転職活動の「辛い時期」の乗り越え方3選

一方で、ここからは転職活動の「辛い時期」の一般的な乗り越え方3選について解説します。
・「心理面」からの乗り越え方
・「思考面」からの乗り越え方
・「自己理解」での乗り越え方
「心理面」からの乗り越え方
転職活動の「辛い時期」の乗り越え方として、まずは心理面の負担を減らすことが大切です。
例えば、求人サイトや転職関連の情報から少し距離を置いて、友人と話したり、趣味に使う時間を増やしてみてください。
これは決して転職活動からの「逃げ」ではなく、心の整理をすることで回復する時間を与えるということです。

私も辛い時に、少し立ち止まる勇気を持つことで気持ちが落ち着き、「またやってみよう」と思えるようになりました。
「思考面」からの乗り越え方
次に、転職活動の「辛い時期」の乗り越え方として、思考を変えるという方法もやってみる価値があります。
転職活動というのは、どうしても企業に選ばれる側として考えがちですが、本来は自分が企業を選ぶ側でもあるのです。
「落とされた」と自己否定をするのではなく、自分とは違う方向を向いた企業だったと受け止めれば良いのです。

私も以前は、「面接官にどう思われるか」ばかり考えて、自分を見失っていました。
「自己理解」での乗り越え方
そして最後に、転職活動の「辛い時期」の乗り越え方として、一番大事なことが自己理解をすることです。
すでに解説したように、転職活動の辛い時期の根底には、自分の価値観が揺らぐという大きな原因があります。
「なぜ転職したいのか」といった自己理解を深めて価値観を固めることが、辛い時期を乗り越えるカギなのです。

私も「なぜ転職したいのか」という根本に立ち返り、自分を見つめ直したことで、自信を取り戻すことができました。
・転職活動の「辛い時期」の乗り越え方3選:心理面・思考面・自己理解で乗り越える。
「辛い時期」を乗り越える強みを認識する

転職活動の「辛い時期」を乗り越えるためには、自分の『強み』を再認識して志望動機に込めることがポイントです。
自分の価値観である『強み』を再認識できれば、自己理解はもちろん、心理面や思考面でも安定して転職活動に取り組めるからです。
さらに、『強み』を転職活動の顔である志望動機に落とし込んで言語化すれば、決して揺らがない自信を取り戻せます。

私も、自分の『強み』を志望動機に書くことで、説得力と芯の通った言葉で面接に臨めるようになり、内定につながりました。
・転職活動の「辛い時期」の乗り越え方⇒自分の『強み』を再認識して志望動機に落とし込む。
「辛い時期」を乗り越える志望動機作成法(※重要)

転職活動の「辛い時期」の乗り越え方として、自分の『強み』を生かした志望動機の作成法を紹介します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが『強み』の理解です。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで答えました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜きます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

AI生成の志望動機です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用者に大変好評です。
「辛い時期」を乗り越える志望動機の例文

志望動機をつくる2つの方法を使って実際に作成した志望動機の例文を紹介します。

転職活動の「辛い時期」の乗り越え方として、まずは志望動機を書くことから始めてみてください。
【1】自分の「強み」を活かした経験を転職理由で述べる。
【2】自分の「強み」が活かせる応募企業の特徴を述べる。
【3】転職理由と応募企業の特徴の内容をマッチングする。
志望動機の例文①(~転職活動の辛い時期を乗り越える~)

自己分析で分かった強み:状況適応力
私は〇〇住宅設備にて営業を担当しております。工務店やハウスメーカー様のご要望や納期、予算に柔軟に対応しながら住宅設備の提案を行い、信頼関係を築いてまいりました。しかし、設備単体の提案にとどまらず、よりお客様の暮らし全体をデザインできる仕事に挑戦したいという想いが強くなり、転職を決意いたしました。
貴社は、お客様一人ひとりの要望に応じたオーダーメイドのリフォームを実現している企業風土に魅力を感じております。
現職で培った営業経験を活かし、お客様のご要望に臨機応変に対応しながら、質の高いリフォーム提案を実現することで契約率の向上に貢献し、貴社のさらなる発展に寄与したいと考えております。
※住宅設備メーカー営業職からリフォーム会社への転職例
志望動機の例文②(~転職活動の辛い時期を乗り越える~)

自己分析で分かった強み:協調性
私は〇〇郵便局で後方事務を務めてまいりました。他部署と協力しながら郵便や金融の窓口業務を支え、顧客満足度の向上と業務効率化に貢献してまいりました。その中で、組織の裏方として書類や数字を扱う事務にやりがいを感じる一方、より人との関わりを大切にしながら地域に貢献できる仕事に携わりたいと考え、転職を決意いたしました。
貴院は、受付や看護師、医師が互いに連携し、チーム医療を支える協力体制を築いておられる点に惹かれております。
前職の事務経験を活かし、正確なレセプト処理や丁寧な窓口対応を通じて、医療スタッフが安心して治療に専念できる環境づくりに努め、貴院の発展に寄与したいと考えております。
※郵便局後方事務職からクリニック医療事務職への転職例
転職活動の「辛い時期」を乗り越えた経験

私も転職活動を進める中で「辛い時期」を経験し、それをなんとか乗り越えられたことが数え切れないほどあります。
特に、力を入れて面接対策を行った企業や、最終面接まで進んだ企業で不採用になったときは、非常に辛かったことを覚えています。
悔しさのあまり、帰りの新幹線の中で男泣きをしたこともあります。それほどまでに追い詰められた状態でした。
しかし、多くの選考を経験する中で、一度転職活動から離れて、自分という存在を見つめ直す時間を取りました。
その中で、自己分析を踏まえて「現職の中で自分にはどんな強みがあるのか」を深掘りしていきました。
その結果、応募先企業に自分を合わせるだけでなく、「その企業で何を実現したいのか」を言語化できるようになりました。
以降は、自分の強みを志望動機に落とし込みながら同じ作業を続けていくだけで、自然と採用につながるようになっていきました。

皆さんも、辛い時期こそ自分の強みを見つめ直し、それを志望動機に反映させるという乗り越え方を実践してみてください。
まとめ

以上、私が実際に体験した「辛い時期」の乗り越え方と、そこから導いた志望動機の作り方について解説しました。
・転職活動が「辛い時期」に感じる理由は、自分の価値観が揺らぐため。
・転職活動の「辛い時期」の乗り越え方3選は、心理面・思考面・自己理解で乗り越えること。
・「辛い時期」を乗り越えるためには、自分の『強み』を再認識して志望動機に落とし込む。
・「辛い時期」を乗り越えるため、自己分析を踏まえて分かった自分の強みをもとに志望動機を作成する。
・「辛い時期」を乗り越えるため、志望動機は自分の「強み」を活かした経験を転職理由で述べる、自分の「強み」が活かせる応募企業の特徴を述べる、転職理由と応募企業の特徴の内容をマッチングすることがポイント。

みなさんの転職成功を心から祈っております。