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「苦労したこと」は何ですか?転職面接の例文3選|志望動機作成法

「苦労したこと」は何ですか?転職面接の例文3選|志望動機作成法 転職ノウハウ

転職の面接で「苦労したこと」を聞かれたら?

がっくん
がっくん

「志望動機」の内容に合わせて回答すればOK。

転職面接で「苦労したこと」について聞かれたことはありますか?私は面接で聞かれ、回答に悩んだ経験があります。

一般的には苦労をどう乗り越えたか、どう問題を解決したか具体的に説明すべきと言われます。確かにその通りです。

しかし、自分の強みを反映した志望動機に合わせた内容を回答すれば、採用につながる強い印象を採用担当者に与えることができます。

<br>がっくん

がっくん

中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、実績がない人でも転職成功するノウハウを発信してます。

この記事では、私の経験をもとに転職面接で「苦労したこと」について回答するポイントを例文付きで解説し、加えて採用される志望動機の作成法も紹介します。

「苦労したこと」のアンケート調査結果

「苦労したこと」のアンケート調査結果

当サイトで「苦労したこと」に答えられる応募者の印象について、企業に独自アンケートを実施しました。

採用担当者100名を対象とした調査で、印象が「大変良い」が51%、「良い」が31%に達し、合わせて80%を超えました。

がっくん
がっくん

「苦労したこと」に答えられるか否かで、採用担当者に対する印象が大きく変わることが分かります。

・「苦労したこと」に答えられる応募者の印象調査⇒8割以上が「良い」と回答。

「苦労したこと」について聞かれる理由

「苦労したこと」について聞かれる理由

転職で、面接官が「苦労したこと」について質問する背後には、主に以下の理由があります。

「苦労したこと」を聞かれる理由

・何を苦労だと感じるか
・ストレス耐性があるか
・問題解決能力はあるか

何を苦労だと感じるか(※「苦労したこと」を聞かれる理由①)

面接官が「苦労したこと」について質問するのは、応募者の価値観と自社への適応能力を確認する目的があります。

応募者が前職・現職でどのような状況を苦労と感じたか知ることで、苦労に感じることが自社の社風に合っているか?職場に適応して長く働く人材か?を確認したいわけです。

ストレス耐性があるか(※「苦労したこと」を聞かれる理由②)

面接官は、応募者が「苦労したこと」をどのように克服したか、その経緯を聞くなかで、ストレス耐性を測ろうとします。

企業は昨今の不景気のなかで、厳しい経営環境におかれてもストレス耐性がある社員を求めています。

ブラック企業でなくても、一定のストレス耐性があるか?自分でストレス管理ができるか?は重要なポイント、ということですね。

問題解決能力はあるか(※「苦労したこと」を聞かれる理由③)

面接官は「苦労したこと」について質問し、経緯を聞くなかで、応募者に問題解決能力があるか評価しています。

応募者が前職・現職での苦労からどのように抜け出し、状況を改善したかを聞き、問題解決スキルや決断力を発揮して自社で活躍できるか知りたいわけです。

・面接官が「苦労したこと」を聞く理由⇒自社に適応し活躍できるか知りたい

「苦労したこと」についてのNG回答例

「苦労したこと」についてのNG回答例

一方で、転職者が「苦労したこと」について尋ねられた場合に、避けるべきNG回答がいくつかあります。以下のような回答はできるだけ避けてください。

「苦労したこと」についてのNG回答

・職歴に関係のない回答
・前職の不満だけの回答
・志望動機に合わない回答

職歴に関係のない回答(※「苦労したこと」についてのNG回答①)

「苦労したこと」について聞かれた際に案外多いのが、職歴に関係のない話をしてしまうことです。面接では、緊張が和らいだ瞬間こそ面接官が質疑応答を注視していることがあります。

職歴に関係のない、例えば、学生時代の苦労や日常生活の話題は極力避けましょう。面接官は、基本的に応募者の職務経験に関心があるのであって、それを知るために面接をしているからです。

前職の不満だけの回答(※「苦労したこと」についてのNG回答②)

「苦労したこと」について聞かれると、ついつい前職・現職の不満を漏らしたくなります。しかし、前職の不満は、転職面接では絶対に避けるべき回答です。

特に、残業や休日出勤など労働環境についての苦労話は、前職の不満になりがちです。労働環境については、面接官から聞かれた場合を除いて、自分から積極的に話すことは止めましょう。

志望動機に合わない回答(※「苦労したこと」についてのNG回答③)

採用担当者は、面接中になぜあなたが自社で働きたいのか、なぜ自社に興味を持っているのか常に志望動機を頭に置いて話を聞いています。

そこで志望動機の内容と無関係な回答をすれば、せっかくのチャンスを無駄にすることにもなります。これは最も避けるべき回答です。

「苦労したこと」に回答する際でも、志望動機と一貫性がある内容を話すことで、あなたの強みや熱意を力強くアピールできます。詳しくは本記事の例文を参考にしてください。

・「苦労したこと」についてのNG回答⇒「志望動機」と合わない回答

「苦労したこと」は志望動機と合わせる

「苦労したこと」は志望動機と合わせる

転職面接で「苦労したこと」について尋ねられたら、自分の志望動機に合ったエピソードを話すよう心がけましょう。

なぜなら、採用担当者は多くの面接を経て、応募者が「苦難を乗り越えた経験」について話すことはすでに予想しているからです。

がっくん
がっくん

周りと同じでなく、志望動機で示す自分の強みを活かして「苦労したこと」を乗り越えた経験を話せば、面接官に強い印象を与えることができるのです。

・「苦労したこと」で印象を残す⇒「志望動機」と合う自分の強みが活きた経験を話す

「苦労したこと」志望動機のつくりかた(※重要)

「苦労したこと」面接官に刺さる志望動機の型

転職面接で「苦労したこと」を聞かれた際に、上手く回答するための志望動機の作成法を紹介します。

がっくん
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志望動機には、転職業界が考えた面接官に刺さる「型」があります。しかし採用される志望動機に必要不可欠なことがあります。

採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

「苦労したこと」採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」

8割以上の採用担当者は「自分の強みを理解している」志望動機を求めることが一般企業のアンケート調査で判明しました。

がっくん
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つまり強みが反映された志望動機でないといつまでも採用されないことになります。

半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

「苦労したこと」自己分析についての企業採用担当者へのアンケート調査結果

半数以上の採用担当者は『自己分析をしていない応募者』は採用しないと追加調査で判明しました。また、9割の面接官は応募者が「自己分析しているか」を見抜けます。

がっくん
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『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。

最強の志望動機をつくる【2つの方法】

いちど『自己分析』して分かった強みを反映すれば面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。そもそも、自分の強みをもとに書くからです。

がっくん
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私は自己分析結果から志望動機をつくり、倍率1000倍の企業にも転職できました。これを試せる2つの方法を紹介します。どちらか選んで書いてみてください↓↓

私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓

AIに自己分析結果を学習させて志望動機を書く方法です。転職理由もAIが考えてくれます↓↓

AIが書いた志望動機(一部)
chatGPT

私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

がっくん
がっくん

AIが書いた志望動機例文です。人間を超える精度ですね。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用した方に大変好評です。

「苦労したこと」志望動機と回答例文3選

「苦労したこと」志望動機と回答例文3選

志望動機のつくりかたに沿って書いた志望動機と、「苦労したこと」に対する回答例文を3つ紹介します。参考にしてください。

がっくん
がっくん

「苦労したこと」を聞かれた際は、以下のポイントに従って回答して下さい。

「苦労したこと」に回答するポイント

・「現職・前職の業務で苦労したこと」を話す
・「自分の強み」を活かして乗り越えたと話す
・応募企業で苦労した経験を活かしたいと話す

志望動機と回答例文①(※現職・前職で苦労したこと)

【自分の強み:共感力

転職理由

私は不動産会社で営業職をしています。共感力を活かした営業スタイルで、顧客のニーズを的確に捉え、信頼によって高い成約率を達成してまいりました。しかし、不動産取引では一時的な関係が多く、顧客とより長い関係を構築できる営業力を身に付けたいと考えて転職を決意しました。

企業の特徴

貴社は自動車ディーラーとしてアフターサポートや整備を重視し、新規顧客だけでなく既存顧客の維持に注力していると伺いました。

マッチング

私は現職で培った経験を活かし、顧客の不安を取り除く営業姿勢によって顧客の信頼を獲得し、既存顧客維持率を向上させ、貴社の更なる発展に貢献したいと考えて志望しました。

※不動産会社営業職から自動車ディーラー営業職への転職

面接官
面接官

現職で苦労したことは何ですか?

あなた
あなた

はい。飛び込み営業に苦労しました。アパート経営の飛び込み営業を行う際、多くの場合、地主様は断られます。そこで私は、まず地主様が抱える不安や不満に共感する営業を心掛けました。土地活用に関するリスクについて先に説明し、不安を解消することで成約につなげました。御社でも新規および既存の顧客が抱える自動車に関する不安を徹底的にお伺いし、それを安心に変える営業を通じて、販売台数の向上を図りたいと考えています。

志望動機と回答例文②(※現職・前職で苦労したこと)

自分の強み:サービス精神

転職理由

私は紳士服専門店で販売を担当しています。お客様のご要望を先読みするサービス精神を活かした接客で、店舗の売上に貢献してまいりました。今後は、商品価値以上の接客を通じた価値提供によって、顧客満足度向上を図れる環境でキャリアを築きたいと考えて転職を決めました。

企業の特徴

貴社のホテルは、全社員への接遇研修の徹底や、感染症予防のためにインルームダイニングを早くから導入したりと、ホスピタリティを追求していらっしゃいます。

マッチング

私は現職の販売経験を活かしつつ、貴社のホテリエとして接遇スキルを磨き、宿泊料金以上の快適な滞在体験を提供することで、貴社の発展に貢献したいと考えて応募しました。

※紳士服専門店販売職からホテリエへの転職

面接官
面接官

現職で苦労したことは何ですか?

あなた
あなた

はい。新作スーツの接客販売には苦労しました。新作スーツが登場すると、店舗からは積極的な販売が求められますが、無理な売り込みは顧客離れを招きます。私は持ち前のサービス精神を活かして、お求めのスーツの最新トレンドを説明し、トレンドに興味を持たれたお客様にのみ新作スーツを提案し、売上に貢献しました。御社でも、お客様の隠れたご要望を引き出せるサービスを提供し、顧客満足度を向上させたいと考えています。

志望動機と回答例文③(※現職・前職で苦労したこと)

自分の強み:コミュニケーション力

転職理由

私は前職で精密機器メーカーの営業事務職を務めていました。職員間で円滑なコミュニケーションを図りながら、正確な売上データや受注書などの書類管理、電話応対に取り組み、部内で高く評価されておりました。しかし、直接お客様と関わる環境で事務処理能力を高めたいと考えて転職を決意しました。

企業の特徴

貴院は、予約システムなどの事務業務効率化と医療事務員もチーム医療に参加することを求め、患者サービスの質向上を目指していると伺っております。

マッチング

私は前職の事務経験を活かし、即戦力として医療事務業務の効率化を図りながら、職員間の連携を促し、患者様により良い医療サービスを提供できるよう努力することで、貴院と地域医療の発展に貢献したいと考えて志望しました。

※精密機器メーカー営業事務職からクリニック医療事務職への転職

面接官
面接官

前職で苦労したことは何ですか?

あなた
あなた

はい。顧客からのクレーム対応に苦労しました。機器の不具合や故障に関するクレームには、私が窓口として電話対応していました。クレームには早急な対応が何よりも重要です。日頃から営業担当者と緊密にコミュニケーションを取り、迅速な問題解決のための環境を整えることで、クレームの拡大を未然に防ぐことができました。御社でも医療スタッフとの関係構築に取り組み、患者様に最善の医療を提供できるよう尽力したいと考えています。

「苦労したこと」私の転職活動体験談

「苦労したこと」私の転職活動体験談

私も転職活動中の面接で「苦労したこと」は本当によく聞かれました。転職を始めた当初は、前職での苦労話に終始していました。

しかし、ある企業の面接で、今思えば少し圧迫面接だったのかもしれませんが、苦労したことについて深堀りされました。

苦労したことを話した後で、「どうしてそれが苦労に思うんですか?」「それであなたは結局何を感じたんですか?」といった具合で追加質問されました。

このように、自分の回答に「なぜ?」を加えていくことは面接対策の一環になります。面接が終わり、私は一通りの質問の「なぜ?」を考えました。

その中で、苦労したことに限らず、他の質問においても、自分の強みをアピールする機会に変えられることに気付きました。

がっくん
がっくん

皆さんも、単に苦労して乗り越えた経験を話すのではなく、自分の強みを結びつけて回答するよう心がければ、面接官の印象もずっと良くなるはずです。

「苦労したこと」X(旧Twitter)の意見

「苦労したこと」X(旧Twitter)の意見

転職面接での「苦労したこと」という質問について、X(旧Twitter)の意見を挙げます。

がっくん
がっくん

「苦労したこと」について聞かれたという転職者は多いですね。苦労をどう乗り越えたか?に加えて、「自分の強み」がアピールできればさらに良いですね。

「苦労したこと」転職成功テクニック

転職成功テクニック

「苦労したこと」に関する面接対策に加えて、ホワイト企業に転職できるテクニックを紹介します。

がっくん
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私が倍率1000倍の転職成功時に駆使したテクニックです↓↓

転職成功テクニック3選

・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・「家族のための転職」を面接でアピール

若手向けの「中規模転職サイト」を利用

「若手向け」の中規模転職サイトを利用

大手転職サイトだけの登録で満足していませんか?実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。

がっくん
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大手だけを使うと中規模転職サイトの掘り出し求人を見逃すからです。下記では、ホワイト企業に内定する「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓

【ホワイト企業×内定】若手向け中規模転職サイトおすすめ3選

「人柄」特化の転職エージェントを利用

「人柄」重視の転職エージェントを利用
株式会社学情‐企業・団体の人事担当者対象インターネットアンケート

実は「人柄」こそ、最大の定着性のアピール法です。「人柄の良さ」を自分で伝えられないことが不採用の大きな原因と言えます。

がっくん
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しかし「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的に(ホワイト企業に)採用されやすくなります↓↓

「家族のための転職」を面接でアピール

「家族のための転職」を面接でアピール
リクナビNEXT‐インターネットでアンケート

面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性と定着性を示すことができます。私も実践しました。

がっくん
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アピール方法は以下の記事を参考にしてください↓↓

「転職理由は家族のため」が最強の志望動機

まとめ

「苦労したこと」転職の面接例文のまとめ

以上、転職面接で「苦労したこと」について回答するポイントと例文、採用される志望動機のつくりかたを紹介しました。

・独自アンケート調査の結果、「苦労したこと」に答えられる応募者の印象について、8割以上の採用担当者が「良い」と回答。
・「苦労したこと」について面接官が聞く理由は、何を苦労だと感じるか、ストレス耐性があるか、問題解決能力はあるかを確認し、自社に適応し活躍できる人材かを知るため。
・「苦労したこと」についてのNG回答は、職歴に関係がない回答、前職の不満だけの回答、そして志望動機に合わない回答。
・「苦労したこと」の回答で面接官に好印象を残すためには、「志望動機」と合う自分の強みが活きた経験を話す。
・志望動機は、自己分析の結果から作成することで、自分の強みが活きたものになる。
・「苦労したこと」について回答する際は、現職・前職の業務で苦労したこと、自分の強みを活かして乗り越えた経緯、応募企業で苦労した経験を活かしたい、という順で話すことがポイント。
・転職成功テクニックを活用して、内定獲得に一歩前進してください。

がっくん
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みなさんの転職成功を心から祈っております。

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中堅企業平社員から倍率1000倍(2024名エントリー採用2名)の超ホワイト企業に転職成功。
30代。妻と猫と3人暮らし。
実績がなくても採用される転職ノウハウを日々発信中。

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