
転職面接で「気の合わない人との接し方」を聞かれたら?

志望動機で示す自分の『強み』を活かして接することを述べればOK。
転職面接で「気の合わない人との接し方」に関する質問に悩んでいませんか?私も面接で同じ質問を受けたことがあります。
面接官はこの質問を通じて、志望動機の一貫性や、気の合わない人とも協力して働ける能力を確かめています。
私は、志望動機で示す自分の『強み』を活かして接すると回答し、採用担当者に好印象を残すことで内定に繋げました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、私の転職経験をもとに「気の合わない人との接し方」の具体的な面接例文3選を解説し、併せて採用される志望動機の作成法も紹介します。
「気の合わない人との接し方」に関する面接印象調査

当サイトで「気の合わない人との接し方」に答えられる応募者の印象に関して独自の企業アンケートを実施しました。
「気の合わない人との接し方」に答えられる応募者の印象は? | |
---|---|
大変良い | 18% |
良い | 61% |
どちらでもない | 16% |
悪い | 5% |
採用担当者100名に調査したところ、印象が「大変良い」「良い」と回答した採用担当者は79%に達しました。

「気の合わない人との接し方」に答えられれば、面接において採用担当者の印象アップにつながることが分かります。
・「気の合わない人との接し方」に答えられる応募者:採用担当者の79%が好印象をもつ。
「気の合わない人との接し方」を面接で聞かれる理由

転職面接で「気の合わない人との接し方」を聞かれる理由は、主に以下の3つです。
・志望動機に「一貫性」があるか確認したい
・「協調性」があるか確認したい
・「社風」と合う人材か確認したい
志望動機に「一貫性」があるか確認したい
企業の採用担当者は、「気の合わない人との接し方」を通じて、応募者の志望動機に一貫性があるかを確認しています。
履歴書や面接の冒頭で語る志望動機は、応募者の仕事に対する考え方や価値観が表れる部分です。
面接官は各質問を通じて、志望動機と矛盾がないかを見ているわけです。

私も志望動機に一貫性を持たせることで、自己理解の深さや転職活動への本気度を伝えました。
「協調性」があるか確認したい
採用担当者は、「気の合わない人との接し方」を質問することで、応募者に協調性があるかを見ようとしています。
入社後は、社内や顧客、取引先など多様な人々と関わる必要があります。そのため、協調性を持って働けるかどうかは重要な判断基準です。
協調性は、面接官が応募者の人柄を見極めるうえで重視するポイントの一つなのです。

私も、こうした質問を面接で何度も受けた経験があります。
「社風」と合う人材か確認したい
採用担当者は、「気の合わない人との接し方」を通じて、応募者が自社の社風と合うかどうかを見ています。
企業にはそれぞれ、文化・価値観・社員の働き方など独自の「社風」が備わっているものです。
面接官は応募者の回答から、その考え方が自社の仕事の進め方と合っているかを判断しています。

私も企業文化や組織の雰囲気に自然と馴染み、長く活躍できる人材だとアピールしました。
・「気の合わない人との接し方」を聞かれる理由⇒志望動機の一貫性、協調性、社風と合う人材の確認。
「気の合わない人との接し方」で避けるべきNG回答例

「気の合わない人との接し方」を転職面接で聞かれた際に避けるべきNG回答例は以下の通りです。
・「志望動機」と一貫性がない回答
・「協調性」がないと思われる回答
・「社風」と合わない回答
「志望動機」と一貫性がない回答
「気の合わない人との接し方」を聞かれた際に、志望動機と一貫性のない回答をするのは避けましょう。
志望動機で話した内容と面接での回答に一貫性がなければ、転職活動への本気度や真剣さを疑われてしまいます。
私も、一貫性を疑われて採用を見送られた経験があります。

必ず、志望動機に沿った形での人との接し方を示すようにしましょう。
「協調性」がないと思われる回答
「気の合わない人との接し方」について聞かれた際、協調性がないと思われる回答は避けてください。
協調性を感じられないと、「気の合わない人がいたらすぐ辞めるのではないか」といった悪印象を面接官に与えかねません。
また、現職や前職を人間関係が原因で辞めたのではないかと疑われる可能性もあります。

私は、気の合わない人とも前向きに取り組んだエピソードを伝えるようにしました。
「社風」と合わない回答
「気の合わない人との接し方」について聞かれたとき、社風と合わない回答も避けましょう。
応募者の人との接し方が、企業の社員同士の関係性にそぐわないと判断されれば、「一緒に長く働ける人材ではない」と評価されます。
面接官は、採用しても早期退職するリスクがある人を最も嫌うのが実情です。

そのため、事前に企業研究を行い、企業の社風や価値観を理解した上で面接に臨むことが肝心です。
・「気の合わない人との接し方」のNG回答⇒志望動機と一貫性がない、協調性がない、社風と合わない回答。
「気の合わない人との接し方」は志望動機で回答する

面接で「気の合わない人との接し方」を聞かれたら、志望動機で示す自分の『強み』を活かして接すると回答しましょう。
志望動機をもとに回答することで、転職活動における一貫性や、社風との一致を示すことができるからです。
また、自分の『強み』を活かして接することで協調性の高さもアピールできます。

私も、志望動機で示す強みをもとに面接対策を行うことで、複数の企業から内定を得ることができました。
・「気の合わない人との接し方」⇒志望動機で示す自分の『強み』を活かして接すると回答。
「気の合わない人との接し方」の志望動機の作り方(※重要)

「気の合わない人との接し方」に回答するため、自分の『強み』を反映した志望動機の作成法を紹介します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが自分の『強み』の理解なのです。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで回答しました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
※すぐに自己分析をして自分の『強み』だけを知りたい方はこちら↓↓
最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。

私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職できました。以下に、これを試せる2つの方法を紹介します↓↓
私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

AIの志望動機例文です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用した方に大変好評です。
「気の合わない人との接し方」の志望動機と面接例文

志望動機をつくる2つの方法で作成した志望動機と「気の合わない人との接し方」の面接回答例文3選を紹介します。

「気の合わない人との接し方」に回答する際のポイントは、下記の通りです。
・気の合わない人との接し方の「結論」を述べる。
・前職で「強み」を活かしたエピソードを述べる。
・志望先企業でも「強み」を活かしたいと述べる。
【1】志望動機と面接回答例文(※気の合わない人との接し方)
【自己分析で分かった強み:共感性】
私は不動産会社で営業職を務めています。押し売りではなく、お客様のニーズや悩みに共感する営業スタイルによって信頼を得ることで、営業成績を積み重ねてまいりました。しかし、既成物件にとどまらず、顧客の求める柔軟な提案ができる環境で、さらに営業力を高めたいという思いから転職を決意しました。
貴社はハウスメーカーとして、自社開発の住宅設備や資材の品質にこだわり、顧客のニーズに応える高品質な住宅の提供に努めていると伺いました。
私は現職での営業経験を活かし、お客様の真のニーズを深く理解し、ご成約に結びつく信頼関係を築くことで、貴社のさらなる発展に貢献したいと考えて志望しました。
※不動産会社営業職からハウスメーカー営業職への転職

気の合わない人との接し方を教えてください。

はい。気の合わない人とも、積極的な話し合いを通じて関係を築いてきました。中古住宅の販売促進で、年配の先輩営業員と物件の売り方について意見が対立したことがあります。私は地域イベントへの参加を提案しましたが、先輩は対面販売を重視していました。この際、私は共感力を活かして先輩との話し合いを重ね、最終的には地域イベント参加と個別説明会の両方を実施することで、新しい販路を開拓しました。異なる考えを持つ人との接点を見つけ、互いの長所を活かす重要性を学びました。御社でも、この経験を活かして、様々な考えを持つ社員と協力し、共に成果を出していきたいと考えています。
【2】志望動機と面接回答例文(※気の合わない人との接し方)
【自己分析で分かった強み:人あたり(気配り)】
私はゴルフ用品専門店で販売職をしていました。親切丁寧な接客により、お客様との対話からリピート購入に繋げ、店舗の売上向上に貢献してまいりました。今後は、より高価格帯の商品を扱う分野で営業にチャレンジし、新たなキャリアを築きたいと考え、転職を決めました。
貴社は自動車ディーラーとして、車検案内や無償整備サービスにより、既存顧客の満足度を高め、新車販売へと結びつけていることを伺っています。
私は前職での販売経験を活かしながら、既存顧客のライフスタイルに合わせたサービス提案を通じて、顧客満足度を更に向上させ、新車のリピート購入率の向上に努めることで、貴社の発展に貢献したいと考えて応募いたしました。
※ゴルフ用品専門店販売職から自動車ディーラー営業職への転職

気の合わない人との接し方を教えてください。

はい。気の合わない人とも、意見を尊重することで良好な関係を築いてきました。前職では、新商品の陳列方法を巡って、私と先輩スタッフとの意見がぶつかることがありました。私は新商品を目立たせる陳列方法を提案しましたが、先輩は従来の方法を好んでいました。私は持ち前の人あたりの良さを活かし、まず先輩の意見を丁寧に聞き、その後で私の陳列方法のメリットを説明することで納得してもらいました。相手を尊重し、違いを乗り越えることで、共通の目標に協力して取り組むことの重要性を学びました。御社においても、意見の違いを乗り越え、互いに尊重する関係を築きたいと思います。
【3】志望動機と面接回答例文(※気の合わない人との接し方)
【強み:迅速性(オーガナイズ能力)】
私は地方銀行で後方事務を担当しております。顧客対応や各種申請書の迅速かつ正確な処理を通じて行内で評価を得てきました。しかし、分業化によって現職ではお客様と接する機会が限られているため、直接お客様と関わる環境で事務処理能力を磨きたいと考えて、転職を決意しました。
貴院は地域密着型のクリニックとして、予約管理やレセプト電子化に取り組み、事務員がチーム医療に積極的に関わることで患者満足度の向上に努めていると伺っています。
私は現職での事務経験を活かし、貴院において迅速かつ正確な医療事務処理を行いつつ、患者様への細やかな対応によって患者満足度の向上に努め、貴院の発展に貢献したいと考えて志望しました。
※地方銀行後方事務職からクリニック医療事務職への転職

気の合わない人との接し方を教えてください。

はい。気の合わない人とも、互いの長所を見出すことで仕事を効率化できるように付き合ってきました。前職では、顧客対応や申請書の処理で、後輩を指導する機会がありました。後輩は細かい点にこだわる性格で、処理が遅れがちでした。この問題に対処するため、私は後輩に迅速で正確な処理方法を教える一方で、後輩の細かいチェック能力を活かして、最終確認を任せるなど、お互いの長所を仕事で活かすことができました。たとえ性格の違いがあっても、お互いの長所を見つけることで、仕事を効率化できると学びました。御院の業務でも、多様なスキルを持つスタッフと協力し合い、業務の効率化を果たしたいと思います。
「気の合わない人との接し方」と私の転職面接体験談

転職活動において、私も「気の合わない人との接し方」や「意見が違う人との付き合い方」について質問された経験があります。
「気の合わない人はいない」といった回答は避けましたが、単に「協調性があります」と伝えるだけでは、面接官を納得させるには不十分でした。
ここで重要なのは、回答に何らかの「付加価値」を加えることです。つまり、「自分の強み」をどう活かせるかを盛り込むことがカギです。
「気の合わない人との接し方」を答える際も、志望動機や強みと結びつけて話すことで、より説得力が増します。
そのためには、まず自己分析を通じて、自分の強みをしっかり理解しておくことが欠かせません。
自己分析によって得られた強みをもとに、志望動機を作成しておくことで、他の質問への回答にも自然な一貫性が生まれます。
たとえば、「調整力」「冷静さ」といった強みがあれば、「気の合わない人との接し方」にも説得力のある具体例が添えられます。

このように、自分の強みを活かした志望動機を土台にすれば、面接官に真剣さや信頼感を伝えることができ、採用に繋がります。
転職成功テクニック

「気の合わない人との接し方」の面接例文に加えて、ホワイト企業の内定獲得率を上げる転職成功テクニックを活用してください。

私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・面接で「家族のための転職」をアピール
若手向けの「中規模転職サイト」を利用

実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。

大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、ホワイト求人の多い「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
「人柄」特化の転職エージェントを利用

残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。

しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
面接で「家族のための転職」をアピール

面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性を示すことができます。

アピール方法は下記記事が参考になります↓↓
まとめ

以上、私の転職経験をもとに「気の合わない人との接し方」の具体的な面接例文3選と採用される志望動機の作成法について解説しました。
・独自アンケートを実施したところ「気の合わない人との接し方」に答えられる応募者に対して、79%の採用担当者が良い印象を持つことが判明した。
・「気の合わない人との接し方」を面接で聞かれる理由は、志望動機の一貫性、協調性、社風と合う人材の確認。
・「気の合わない人との接し方」に対するNG回答は、志望動機と一貫性がない、協調性がない、社風と合わないと思われる回答。
・「気の合わない人との接し方」は、志望動機で示す自分の『強み』を活かして接すると回答することで面接官に好印象を与えることができる。
・「気の合わない人との接し方」に回答するため、自己分析をした上で強みを盛り込んだ志望動機を作成する。
・「気の合わない人との接し方」では、結論、前職で強みを活かしたエピソード、志望先企業でも強みを活かしたい、ことを述べる。
・転職成功テクニックを活用してホワイト企業の内定獲得率アップを目指して下さい。

みなさんの転職成功を心から祈っております。