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【面接例文3選】「企業に伝えたいこと」の答え方と転職体験談

【面接例文3選】「企業に伝えたいこと」の答え方と転職体験談

「企業に伝えたいこと」を聞かれたらどう答える?

がっくん
がっくん

自分の『強み』を存分に発揮したいことを伝えましょう。

面接で「企業に伝えたいこと」を聞かれると、多くの人がやる気や即戦力をアピールしがちです。私も当初はそうしていました。

しかし、企業が本当に知りたいのは「長く働いてくれるか?」という定着性です。やる気は数ヶ月あれば変わるからです。

私は自分の『強み』を存分に発揮して、できる限り長く働きたいという定着性をアピールし、複数の企業から内定を獲得しました。

<br>がっくん

がっくん

中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2,024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。

この記事では、面接で「企業に伝えたいこと」に答える例文3選を解説し、あわせて私が実践した『強み』をもとに志望動機を作成する方法を紹介します。

「企業に伝えたいこと」とは?企業側の本音

「企業に伝えたいこと」とは?企業側の本音-厚生労働省調査
人材サービスに関する調査-厚生労働省

「企業に伝えたいことはありますか?」という質問で企業が知りたい本音は、入社後にどれだけ長く働けるかという定着性です。

厚生労働省の人材サービスに関する調査でも、「入職後、きちんと定着してくれる人を紹介してほしい」という要望が35.8%に達しています。

採用者の早期離職は企業側にとってコスト面や労力面ともにダメージが大きく、採用担当者が最も避けたい事態だからです。

がっくん
がっくん

私も数え切れないほどの面接経験の中で、採用担当者がいかに定着性を重視しているかを実感してきました。

・「企業に伝えたいこと」で企業が知りたい本音:長く働ける定着性。

「企業に伝えたいこと」で注意するポイント

「企業に伝えたいこと」で注意するポイント

面接での「企業に伝えたいこと」で注意するべきポイントについて解説します。

「企業に伝えたいこと」で注意するポイント

・「企業視点」がない。
・「要点」がまとまっていない。
・「志望動機」とつながっていない。

「企業視点」がない

「企業に伝えたいこと」として最初に注意したいポイントが、自己本位なことばかり話して企業視点がないことです。

例えば、やる気がある、即戦力になるといった熱意や、福利厚生や給与などの条件を伝えても企業視点が欠けています。

企業は応募者の熱意や条件といったすぐに変化するものよりも、企業に何を提供できるのかという視点を大切にします。

がっくん
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私もかつては企業視点のない質疑応答をしていたために、なかなか採用につながりませんでした。

「要点」がまとまっていない

次に避けたいのが、「企業に伝えたいこと」として必要以上に長く話してしまい、要点がまとまらないことです。

伝えたいことが多いほど熱意が伝わると誤解している人が多数ですが、実際の面接では逆効果になってしまいます。

採用担当者は限られた時間で多数の応募者を見るため、論点がわかりやすい人の方が好印象を与えやすいです。

がっくん
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私も熱意がこもるあまり、つい長話をしてしまい印象を損ねたことがありますね。

「志望動機」とつながっていない

そして最も気をつけたいポイントが、「企業に伝えたいこと」と志望動機がつながっているかどうかです。

志望動機で「〇〇を実現したい、〇〇が魅力」と言いつつ、企業に伝えたいことで関係のない話を始めると企業の信頼を失います。

企業の採用担当者は、こうした一貫性を見て応募者がどれだけ真剣に転職活動に取り組んでいるか判断しています。

がっくん
がっくん

私も履歴書や面接冒頭での志望動機と、実際に企業に伝えることとの一貫性を常に意識していました。

・「企業に伝えたいこと」で注意するポイント:企業視点がない、要点がまとまらない、志望動機とつながらない。

「企業に伝えたいこと」は強みを中心に答える

「企業に伝えたいこと」は強みを中心に答える

「企業に伝えたいこと」では、自分の『強み』を存分に発揮して長く働きたいということをアピールしましょう。

『強み』を中心に答えることで、企業視点がない、要点がまとまらないといった否定的な印象を避けつつ、定着性も示せるからです。

特に、はじめから『強み』をもとに志望動機を作成しておくことで、あわせて一貫性があることも主張できます。

がっくん
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私も自分の『強み』をもとに志望動機を作成し、定着性をアピールすることで複数企業の内定を得ました。

・「企業に伝えたいこと」⇒『強み』をもとに作成した志望動機を中心に答える。

「企業に伝えたいこと」の志望動機のつくり方

「企業に伝えたいこと」の転職例文と面接官に刺さる志望動機の型

「企業に伝えたいこと」を答えるために、『強み』をもとに志望動機をつくる方法を紹介します。

がっくん
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志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが自分の『強み』の理解です。

採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

「企業に伝えたいこと」の転職例文と採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで答えました。

がっくん
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つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。

半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

「企業に伝えたいこと」の転職例文と自己分析についての企業採用担当者へのアンケート調査結果

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しないと追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

がっくん
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『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。

※すぐに自己分析をして自分の『強み』だけを知りたい方はこちら↓↓

【無料診断】おすすめ自己分析ツール2選

最強の志望動機をつくる【2つの方法】

いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。

がっくん
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私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職できました。以下に、これを試せる2つの方法を紹介します↓↓

私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓

AIに自己分析結果を学習させて志望動機を書く方法です。転職理由もAIが考えてくれます↓↓

AIが書いた志望動機例文(一部)
chatGPT

私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

がっくん
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AIの志望動機例文です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用者に大変好評です。

「企業に伝えたいこと」の志望動機の例文3選

「企業に伝えたいこと」の志望動機の例文3選

志望動機をつくる2つの方法で作成した志望動機と「企業に伝えたいこと」に答える回答例文3選をご紹介します。

がっくん
がっくん

「企業に伝えたいこと」に回答するポイントは、以下の通りです。

「企業に伝えたいこと」の回答ポイント

【1】志望動機で示した『強み』を発揮して長く活躍したい思いを述べる。
【2】前職の仕事で発揮した『強み』を応募企業でも活かしたいと述べる。
【3】応募企業で『強み』を発揮してどう貢献できるかを具体的に述べる。

志望動機と回答例文①(※企業に伝えたいこと)

【自己分析で分かった強み:状況適応力

転職理由

私は〇〇住宅設備で営業を担当しております。地域の工務店やリフォーム会社のご要望に合わせて最適な設備提案を行うことで信頼を獲得し、成約を果たしてまいりました。しかし、設備単体の提案にとどまらず、お客様の住まいづくり全体に関わりたいと考えるようになり、転職を決意しました。

企業の特徴

貴社は業界をリードするハウスメーカーとして、土地条件や家族構成に応じて柔軟にプランを組み立てられるオーダーメイド型の住宅提案に力を入れている点に感銘を受けました。

マッチング

私は現職の営業経験を活かし、お客様のご予算や敷地条件を踏まえた提案を行うことで、契約件数の増加と貴社の発展に貢献したいと考えて志望しました。

※住宅設備メーカー営業職からハウスメーカー営業職への転職

面接官
面接官

企業に伝えたいことはありますか?

あなた
あなた

私が企業様にお伝えしたいのは、現職で培った状況に応じた提案力を活かしながら、長く貴社の住宅提案に携わりたいという思いです。工務店やリフォーム会社のご要望に合わせて柔軟に提案してきた経験を、貴社のオーダーメイド型の家づくりでも発揮し、お客様の満足度向上と貴社の成長に継続的に貢献したいと考えております。

志望動機と回答例文②(※企業に伝えたいこと)

【自己分析で分かった強み:共感性

転職理由

私は〇〇百貨店の化粧品売り場で販売業務に携わっています。初対面のお客様に対しても共感性をもって接客し、リピーター獲得によって部門の売上に貢献してまいりました。今後のキャリアとして、より深いレベルでお客様と向き合い、接客の質を高められる仕事に就きたいと感じ、転職を決意しました。

企業の特徴

貴社ホテルは、全職員を対象とした接遇研修の実施や、チェックイン時のお客様への丁寧なヒアリングに力を入れており、ホスピタリティ溢れるサービスを提供されている点に魅力を感じました。

マッチング

現職の販売経験を活かし、お客様に寄り添った接遇スキルを磨きながら、貴社が大切にされているおもてなしを体現し、滞在満足度とリピート率の向上に貢献したいと考えています。

※百貨店販売員からホテリエへの転職

面接官
面接官

企業に伝えたいことはありますか?

あなた
あなた

私が企業様にお伝えしたいのは、これまで磨いてきた共感性をもった接客力を活かし、長くお客様の滞在を支える存在になりたいということです。初対面のお客様にも気持ちに寄り添って接してきた経験を、貴社のホスピタリティを重視したサービスの中で発揮し、滞在満足度とリピート率の向上に継続的に貢献したいと考えております。

志望動機と回答例文③(※企業に伝えたいこと)

【自己分析で分かった強み:バイタリティ(積極性)

転職理由

私は〇〇信用金庫で融資関連の後方業務を担当しております。正確さとスピードが求められるなかで積極的に業務効率化に取り組み、裏方から融資部門を支えてきました。しかし、後方事務だけでなく、よりお客様の近くで働ける環境で事務処理能力を高めたいとの思いから転職を決意しました。

企業の特徴

貴社は営業スタッフと事務スタッフが一体となってお客様対応を行う体制を整え、店舗全体で迅速な受付や納車手配を実現していると伺いました。

マッチング

私は営業担当が安心して商談に集中できるよう事務対応に努めるとともに、来店されたお客様にも明るく積極的に関わることで、店舗の対応品質向上と貴社のさらなる発展に貢献したいと考えて志望しました。

※信用金庫後方事務職から自動車ディーラー営業事務職への転職

面接官
面接官

企業に伝えたいことはありますか?

あなた
あなた

企業様にお伝えしたいのは、現職で培った積極的に動く姿勢を活かし、長期的に店舗の運営を支えていきたいという思いです。正確さとスピードを求められる後方業務の中で効率化に取り組んできた経験を、貴社の営業事務としても発揮し、営業担当のサポートとお客様対応の質向上に長く貢献したいと考えております。

「企業に伝えたいこと」に関する私の転職体験

「企業に伝えたいこと」に関する私の転職体験

私も過去の転職活動において「企業に伝えたいこと」を聞かれ、実際にさまざまなことを伝えてきた経験があります。

転職活動を始めた頃は、いかに熱意があるか、また即戦力として活躍できるかを中心にアピールしていたことを覚えています。

しかし、企業側は基本的に私たちの前職での働きぶりを知らないのですから、このことを頭に置いておかなくてはなりません。

つまり、このような企業視点のないまとまりのないことを伝えても、採用担当者の信頼を得ることはできないのです。

特に、早期退職を嫌がる企業としては、あいまいで分かりにくい“やる気”を伝えられても定着性を感じてくれません。

そこで私は、志望動機とのつながりを意識しながら、自分の『強み』を発揮して長く働きたいと伝える工夫をしました。

『強み』を踏まえることで、企業視点に立って長く働けることを具体的に伝えられるようになり、内定率が大幅に上がりました。

がっくん
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ぜひ、みなさんもまずは『強み』をもとに志望動機をつくることから始め、定着性を企業に伝えてみてください。

まとめ

「企業に伝えたいこと」の転職例文のまとめ

以上、面接で「企業に伝えたいこと」に答える例文3選と私が実践した『強み』をもとに志望動機を作成する方法を解説しました。

・「企業に伝えたいこと」で企業が知りたい本音は、長く働ける定着性である。
・「企業に伝えたいこと」で注意するポイントは、企業視点がない、要点がまとまらない、志望動機とつながらないこと。
・「企業に伝えたいこと」は『強み』をもとに作成した志望動機を中心に答える。
・「企業に伝えたいこと」を答えるために、自己分析ツールで分かった自分の『強み』をもとに志望動機をつくる。
・「企業に伝えたいこと」の志望動機の例文を作成する際は、志望動機で示した『強み』を発揮して長く活躍したい思い、前職の仕事で発揮した『強み』を応募企業でも活かしたいこと、応募企業で『強み』を発揮してどう貢献できるかを具体的に述べることがポイント。

がっくん
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みなさんの転職成功を心から祈っております。

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管理人

中堅企業平社員から倍率1000倍(2024名エントリー採用2名)の超ホワイト企業に転職成功。
30代。妻と猫と3人暮らし。
実績がなくても採用される転職ノウハウを日々発信中。

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