黙々と作業するのが好きなんだけど、志望動機はどう書けば良い?
キャリアアップのための志望動機を書いたうえで、黙々と作業することが「得意」なことも付け加えればOK。
「黙々と作業するのが好き」だけど、転職の志望動機をどう書いて良いか分からず悩んでいませんか?私も黙々と作業することは好きでした。
黙々と作業できる能力は、ひとつの強みですが、企業の採用担当者にはなかなか理解されづらいものです。
まずはキャリアアップの志望動機を書いたうえで、黙々と作業することが「得意」なことも加えて伝えればOKです。
がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、実績がない人でも転職成功するノウハウを発信してます。
この記事では、私の転職経験をもとに「黙々と作業するのが好き」に関する志望動機の例文を解説し、併せて採用される志望動機の作成法も紹介します。
「黙々と作業するのが好き」の独自アンケート調査
「黙々と作業するのが好き」な応募者の印象について、企業の採用担当者100名に独自アンケート調査を実施しました。
『良い』『どちらでもない』が7割程度を占め、『大変良い』『悪い』はそれぞれ12%程度におさまりました。
「黙々と作業するのが好き」な人に対して、採用担当者が必ずしも悪い印象を持つわけではないことが分かりますね。
「黙々と作業するのが好き」なことは強みのひとつ
転職において「黙々と作業するのが好き」なことは強みのひとつです。あらゆる職種で、黙々と作業することが求められる場面は多いですが、それができない人もいるからです。
【1】信頼性がある
黙々と作業するのが好きな人は、信頼性が厚いと評価されやすいです。仕事に集中して、責任感を持って取り組む姿勢は、上司や同僚から信頼を生み出します。
私も時間を忘れて黙々と作業していると、「任せといて良かった」と後から上司に言われたことがあります。
【2】集中力がある
黙々と作業するのが好きな人は、高い集中力を持っています。長時間、黙々と集中して作業に取り組むことで、ミスも最小限に抑えることができます。結果的に作業の効率が向上し、生産性も高まります。
私も同僚とコツコツ業務に取り組む中で、ミスの改善や、業務効率化に成功したことがあります。
【3】忍耐力がある
黙々と作業するのが好きな人は、難しいプロジェクトや、他の社員が嫌がるような仕事、繰り返しが必要な作業でも粘り強く耐える忍耐力があります。モチベーションを保って仕事を続けるうちに、結果が伴うこともあります。
私も顧客宅に丁寧に通い続けることで、成約に繋がった経験があります。
「黙々と作業するのが好き」だけでは採用されない
「黙々と作業するのが好き」な能力には、多くのメリットがありますが、それだけで採用されるとは限りません。
黙々と作業するのが好きなことは、同時にコミュニケーション能力、融通性に欠ける人材だと誤解される可能性があるからです。
しかし、この印象を払拭できれば、内定獲得に大きく近づくことができます。そのためには建前の志望動機を書いて採用試験を受ける必要があります。
「黙々と作業するのが好き」建前の志望動機が必要
黙々と作業するのが好きな思いを、採用担当者にアピールし、納得させるためには、建前の志望動機が必要です。
実際、リクナビNEXTの調査では転職者の38%が「キャリアアップしたい」という建前の退職理由で転職に成功しています。
つまり「キャリアアップしたい」ことを志望動機にした方が圧倒的に採用確率が高まるわけです。
黙々と作業するのが好きである本音は、建前(キャリアアップ)の志望動機に付け加えて書くことで強いアピールになります。
志望動機⇒建前(キャリアアップ)+本音(黙々と作業するのが好き)
「黙々と作業するのが好き」志望動機の作り方(※重要)
まずは、建前の志望動機を作ります。黙々と作業するのが好きな気持ちを伝えられるかは、キャリアアップの志望動機のデキにかかっています。
しかし、作り方は非常に簡単なのでご心配なく。ここでは、私が実践した志望動機作成法を紹介します。
志望動機には転職業界が考えた「型」が存在し、型に当てはめるだけで、面接官に刺さる志望動機は書けます。しかし採用される志望動機に必要不可欠なことがあります。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと
一般企業の調査で8割以上の採用担当者は「自分の強みを理解している」志望動機を求めると分かりました。
つまり強みが反映されていないと、なかなか採用につながらない志望動機を書き続けることになります。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない
半数以上の採用担当者は『自己分析をしていない応募者』は採用しないと一般企業の調査で判明しました。また9割は面接で自己分析しているか見抜けます。
『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど『自己分析結果』を反映した志望動機さえつくってしまえば面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。そもそも、あなたの強みで書くからです。
私は自己分析結果をもとに志望動機をつくり、実際に倍率1000倍の企業にも転職できました。以下に、これを試していただける2つの方法を紹介します↓↓
私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓
AIに自己分析結果を学習させて志望動機を書く方法です。転職理由もAIが考えてくれます↓↓
私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。
AIが書いた志望動機例文です。人間が書く以上の精度です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用した方に大変好評です。簡単なので、挑戦してみてください。
「黙々と作業するのが好き」志望動機例文3選
志望動機の作り方に従って、黙々と作業するのが好きなことを加えた志望動機例文3選を紹介します。
黙々と作業することでどのように会社に貢献できるのかを説明することがポイントです。例文で※太字で表記した部分になります。
黙々と作業することで、どのように会社に貢献できるのか?
志望動機例文①(※黙々と作業するのが好き)
私は不動産会社での営業職として働いています。共感性を活かして顧客ニーズを汲み取り、ライフスタイルや予算に合わせたプランを提案することで契約に結びつけてきました。しかし、現職では顧客に合わせてカスタマイズ可能な物件は少なく、よりお客様のご希望に添える商品を提案できる環境で、営業スキルを磨きたいと考えて転職を決意しました。
貴社は顧客の要望に応じて、資材にこだわり、柔軟な住宅プランを用意していると伺っています。
私は、共感性を活かして顧客の声に寄り添い、最良のご提案ができるよう尽力したいと考えています。また、黙々と仕事に打ち込むことが得意で、お客様のご要望に対し、粘り強く解決策を探ることで、顧客の信頼を勝ち取り、貴社の発展に貢献したいと考えて志望しました。
※不動産会社営業職からハウスメーカー営業職への転職
志望動機例文②(※黙々と作業するのが好き)
私はスーパーマーケット店員として働いています。製品の陳列や棚卸しはもちろん、レジ業務ではお客様を待たせることがないように正確な対応に努めました。既製品を扱うのみでなく、製品の製造過程に関わりたいという思いから転職を決めました。
貴社の食品工場では、地元の畜産品を扱い、製品の品質管理を徹底し、地域小売業の活性化に貢献していることが魅力的です。
貴社工場で、現職で培った正確性を活かして確かな製品の品質を保ち、お客様に喜ばれる製品の製造に関わりたいと考えています。また、私は黙々と作業することが得意で、製造過程において製品の品質管理や製造工程の向上にも貢献できると考えて、この度応募しました。
※スーパーマーケット店員から食品メーカー工場作業員への転職
志望動機例文③(※黙々と作業するのが好き)
私は医療機器メーカーの営業事務職として働いてきました。迅速性を活かして、見積もりや受注処理、納期管理など営業活動を支援する業務に従事してきました。しかし、直接的に患者様と接する機会は限られており、今後のキャリアでは患者様にサービスを提供し、彼らの健康を支える仕事に就きたいと考えて転職を決意しました。
貴院は患者サービスを追求する美容クリニックとして、新しい医療機器や、医療支援システムを導入しています。
貴院のような患者サービスが行き届いたクリニックならば、患者様に対するサービス向上に携わる機会が豊富です。また、現職においてこつこつと作業する事務業務に取り組んだ経験から、即戦力として貴院の医療事務業務や予約管理、受付処理を迅速かつ正確に行える自信があります。患者様に最高の医療サービスを提供する医療スタッフの皆様を力強くサポートし、貴院の発展に貢献したいと考えて応募致しました。
※医療機器メーカー営業事務職から美容クリニック医療事務職への転職
キャリアアップしたいという説得力ある志望動機があるからこそ、黙々と作業するのが好きだという主張にも信頼感が生まれます。
「黙々と作業するのが好き」私の転職体験談
私は黙々と作業するのが好きなタイプでした。前職では営業と事務の両方をこなす必要がありましたが、一人で集中している時間の方が多かったです。
しかし、面接では、黙々と作業するのが好きだと話しても、あまり好意的な反応を得られませんでした。
自己分析を通じてキャリアアップのための志望動機を書いて、それを元に得意なことも強調してからは、驚くほど選考通過率が上がりました。
企業は入社後に円滑な人間関係の構築を求めます。それは単に黙々と作業するだけではなく、コミュニケーション能力も重視しているということです。
コミュニケーション能力を示すために、建前(キャリアアップ)と本音(黙々と作業するのが好き)を使い分けることが重要です。
これにより、コミュニケーション能力があることを示すと同時に、黙々と作業することが好きなことも効果的に伝えられます。
「黙々と作業するのが好き」転職成功テクニック
「黙々と作業するのが好き」なことを志望動機で伝える以外に、転職を成功に導くテクニックを紹介します。
私が倍率1000倍の転職成功時に駆使したテクニックです↓↓
若手向けの「中規模転職サイト」を利用
大手転職サイトだけの登録で満足していませんか?実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。
大手だけを使うと中規模転職サイトの掘り出し求人を見逃すからです。下記では、ホワイト企業に内定する「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
「人柄」特化の転職エージェントを利用
実は「人柄」こそ、最大の定着性のアピール法です。「人柄の良さ」を自分で伝えられないことが不採用の大きな原因と言えます。
しかし「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的に(ホワイト企業に)採用されやすくなります↓↓
「家族のための転職」を面接でアピール
面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性と定着性を示すことができます。私も実践しました。
アピール方法は以下の記事を参考にしてください↓↓
まとめ
以上、「黙々と作業するのが好き」に関する志望動機を例文付で解説し、合わせてキャリアアップのための志望動機作成法について紹介しました。
・「黙々と作業するのが好き」な人に対して、採用担当者が悪い印象を持つわけではないことがアンケート調査で判明した。
・「黙々と作業するのが好き」な人には、信頼性、集中力、忍耐力といった強みがあります。
・「黙々と作業するのが好き」なだけでは採用されません。企業は仕事をする上で、コミュニケーション能力、融通が利く人材を同時に求めているからです。
・「黙々と作業するのが好き」なことを強調するためには、キャリアアップに基づいた建前の志望動機が必要です。多くの転職者が建前(キャリアアップ)の志望動機を掲げて転職に成功しています。
・「黙々と作業するのが好き」なことを強調するために、自己分析を通じて、強みに基づいた志望動機を作ってみて下さい。私が実践し方法なら採用される志望動機が書けるでしょう。
「黙々と作業するのが好き」なことを建前の志望動機に書くなら、黙々と作業するのが好きだから、それを会社にどのように貢献できるかをしっかりと説明し、加えましょう。
・内定を早期に得るために、転職成功テクニックを大いに活用して下さい。
みなさんの転職成功を心から祈っております。