
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答える方法は?

自分の『強み』を書いた志望動機を用意し、その中で責任感をアピールしましょう。
面接で「仕事をする上で大切なこと」を聞かれた時に、責任感と答えてよいのか悩んでいませんか?
責任感そのものは評価されますが、一方で自己中心的に見られたり、ストレスに弱い印象を与える恐れもあります。
私は、自分の『強み』を書いた志望動機に、責任感を裏付けるエピソードを加えることで、内定につなげました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、私の経験から「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと伝えるコツを解説し、採用される志望動機の作成法や例文も紹介します。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感に関する印象の調査

「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答える応募者の印象は? | |
---|---|
大変良い | 23% |
良い | 51% |
どちらでもない | 23% |
悪い | 3% |
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答える応募者の印象について、一般企業の採用担当者100名に独自アンケートを行いました。
その結果、「大変良い」「良い」が合計74%で最も多く、「どちらでもない」が23%、「悪い」はわずか3%でした。

「仕事をする上で大切なこと」として責任感を挙げることは、多くの採用担当者に好印象を与えているようです。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答える応募者の印象:採用担当者の74%が「良い」と回答。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるメリット

「仕事をする上で大切なこと」が責任感であると答えるメリットを考えてみましょう。
・「目標達成能力」を示せる。
・「信頼性の高さ」を示せる。
・「定着性の高さ」を示せる。
「目標達成能力」を示せる
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えることで、目標達成能力を示すことができます。
責任を持って仕事に取り組む人は、それだけ高い目標に対する意識や意欲も強いと考えられるからです。
即戦力を求める企業にとって、目標意識を持って行動できる人材は魅力的です。

私も面接では、即戦力として働ける点を積極的にアピールしました。
「信頼性の高さ」を示せる
また、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えることで、信頼性の高さも示せます。
責任を持って仕事に臨む姿勢がある人は、仕事を任せられる信頼できる人材として評価されやすいからです。
転職面接は、応募者と企業が信頼関係を築く場ですから、大きなアピールポイントになります。

私も面接では、特に採用担当者との信頼関係構築を意識しました。
「定着性の高さ」を示せる
さらに、「仕事をする上で大切なこと」が責任感と答えることで、定着性の高さも伝えられます。
責任感を持って粘り強く仕事ができる人材は、企業に定着して長く働き続ける印象を与えるからです。
早期退職を避けたい企業にとって、定着性は採否を左右するものです。

私も多くの面接を通じて、採用担当者が定着性を重視していることを実感しました。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感のメリット:目標達成能力、信頼性、定着性を示せる。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感と答えるデメリット

「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えることには、デメリットも存在します。
・「自己中心的」だと思われる。
・「ストレスに弱い」と思われる。
・「志望動機との矛盾」を疑われる。
「自己中心的」だと思われる
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えると、自己中心的だと思われる恐れがあります。
責任感の強さが、時に周囲を考えず、自分の責任だけを果たそうとする姿勢と受け取られることもあるからです。
このため、責任感をアピールする際は、周囲との協調や良好な関係を築けるコミュニケーション力も伝えましょう。

私も面接で主張したいことがあるときは、必ず補足情報を伝えるように努めました。
「ストレスに弱い」と思われる
また、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えると、ストレスに弱いと思われることもあります。
責任を感じやすいことで、かえってストレスを抱え込んでしまう人だと思われる恐れがあるからです。
ストレス耐性を不安視されると、早期退職につながると懸念され、マイナスイメージになります。

私も厳しい質問を受けたことがありますが、常に冷静沈着に対応するよう心がけていました。
「志望動機との矛盾」を疑われる
さらに、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えることで、志望動機との矛盾を疑われることもあります。
たとえば、前職とまったく違う仕事がしたいという転職理由では、責任感との整合性が取りづらくなります。
面接中の矛盾は、採用担当者の信頼を損ね、不採用に直結します。

このため、私はどんな質問にも対応できるよう、事前に志望動機を作り込むことを徹底しました。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感のデメリット:自己中心的、ストレスに弱い、志望動機との矛盾。
「仕事をする上で大切なこと」は責任感だと面接で話すコツ

「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと面接で話すときは、前職で『強み』を活かして責任を果たした経験を話すことがコツです。
責任感を裏付ける『強み』を活かしたエピソードによって、自己中心的やストレスに弱いといった印象を払拭できるからです。
さらに、応募先の企業でも『強み』を活かして責任を果たしたいと伝えれば完璧です。

私も転職面接では、常に自分の『強み』を中心に回答を考えていました。
・「仕事をする上で大切なこと」⇒前職で『強み』を活かして責任を果たした経験を話す。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと志望動機に追加

「仕事をする上で大切なこと」に答えるときは、自分の『強み』を書いた志望動機を用意した上で、責任感を追加しましょう。
志望動機に加えて責任感を説明することで、責任を果たしたいという姿勢が一貫して伝わるからです。
こうした一貫した姿勢こそが、採用に欠かせない採用担当者からの信頼につながります。

私も志望動機で信頼を得たことで、複数の企業から内定を得ることができました。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感⇒自分の『強み』を書いた志望動機に追加する。
「仕事をする上で大切なこと」に答える志望動機のつくり方(※重要)

「仕事をする上で大切なこと」に責任感を追加するため、自分の『強み』を書いた志望動機の作成法を解説します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが『強み』の理解です。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めることが企業アンケートで判明しました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機は書けません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で分かりました。さらに、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。

私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職できました。以下に、これを試せる2つの方法を紹介します↓↓
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

AI生成の志望動機例文です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用した方に大変好評です。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感と答える面接例文3選

志望動機をつくる2つの方法を使い、『強み』を書いた志望動機に加え、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答える面接例文3選を紹介します。

「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるときは、以下のポイントに注意しましょう。
【1】まず仕事をする上で「責任感」を大切にしていることを述べる。
【2】現職・前職で「強み」を活かして責任を果たした経験を述べる。
【3】応募先企業でも「強み」と責任感を活かして働きたいと述べる。
志望動機と面接例文①(※仕事をする上で大切なことは責任感)
【自己分析で分かった強み:状況適応力】
私は不動産会社で賃貸仲介営業を担当しております。お客様の生活やご予算の状況に合わせた最適な物件提案を行うことで契約率を向上させてきました。しかし、現職では既存物件の紹介が主であり、多様化するお客様のニーズに柔軟に対応できる営業力をさらに磨きたいと考え、この度転職を決意しました。
貴社は革新的な自動車部品の開発を通じて、顧客の課題に応じた柔軟な製品提案を行っており、その姿勢に大変魅力を感じております。
私は顧客の課題を深く理解し、複数の選択肢を組み合わせた最適な提案営業によって貴社製品のシェアを高め、顧客満足度を向上させることで貴社の更なる発展に貢献したいと考えて志望しました。
※不動産会社賃貸仲介営業職から自動車部品メーカー営業職への転職

「仕事をする上で大切なこと」を教えてください。

仕事をする上で大切だと思うのは、責任感です。現職でも物件を提案する中で、お客様の人生に携わっている責任感を常に持っていました。そのため、物件の情報を正確に伝えることはもちろん、お客様の契約条件に合わせて細部まで丁寧に説明するよう心がけていました。その結果、あなたに任せて良かったとお褒めの言葉を頂いたこともあります。御社でも責任を持って顧客に合わせた製品提案に努めたいと考えています。
志望動機と面接例文②(※仕事をする上で大切なことは責任感)
【自己分析で分かった強み:協調性】
私は旅行代理店でカウンターセールスを務めました。宿泊施設や交通手段の選定において手配部門と協力しながら顧客満足度向上に努めてまいりました。しかし、個人の販売成績が重視される前職から、今後は社員同士が連携して業務に取り組み、接客の質を高められる環境で働きたいと考え、転職を決意しました。
貴社ホテルでは接遇研修を徹底し、職員同士が連携して宿泊や観光案内サービスを提供するホスピタリティの追求に深く感銘を受けました。
私は、ホテリエとして他のスタッフと連携しながらお客様が安心して滞在できるホテル環境を整え、リピート利用率の向上と貴社発展の一翼を担いたいと考えて志望しました。
※旅行代理店カウンターセールスからホテリエへの転職

「仕事をする上で大切なこと」を教えてください。

仕事をする上で大切なことは、責任感だと考えています。前職では万が一お客様の滞在先でトラブルが発生した場合にも、お客様の貴重な時間が無駄にならないように担当部署と連携しながら責任を持って対応するよう努めました。こうした顧客対応が、お客様の満足度向上につながったと感じています。御社においても責任感を大切にしながら、チームの一員として協力し、お客様に最高の滞在体験を提供したいと考えております。
志望動機と面接例文③(※仕事をする上で大切なことは責任感)
【自己分析で分かった強み:サポート力】
私は食品メーカーで営業事務を担当しております。迅速かつ丁寧な受発注管理や顧客対応を通じて営業担当者をサポートし、部門内で信頼を得てまいりました。しかし、後方支援に徹する現職から、直接お客様と接する機会が多い環境で事務処理能力をさらに高めたいと考え、転職を決意しました。
貴院では、医療事務員もチーム医療の一員として患者様に積極的に関わることを求め、医院全体で患者満足度向上に取り組まれていることに魅力を感じました。
私は、受付時の親身な応対や予約管理を通じて医療スタッフが診療に専念できる環境を整え、患者満足度向上に貢献することで、貴院の発展に寄与したいと考えて志望いたしました。
※食品メーカー営業事務職からクリニック医療事務職への転職

「仕事をする上で大切なこと」を教えてください。

仕事をする上で大切だと思うのは、責任感です。前職では取引先からの急な納期変更や追加発注が発生したときも営業担当者にすぐに報告し、営業活動を支えることでスムーズな対応を実現しました。これにより、お客様から信頼を得るだけでなく、部門内でも頼られる存在となれたことにやりがいを感じました。御院でも医療スタッフを支え、患者様やスタッフに頼られる事務員になりたいと考えています。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えた私の経験

私も転職活動中の面接で、「仕事をする上で大切なこと」は責任感だと答えた経験があります。
ある金融関連企業の面接で、「お客様の資産を預かる仕事には責任が伴う」と考え、責任感について言及しました。
ところが面接官からは、「責任を持って働くのは当然。そのうえで何ができるのか」と突っ込まれました。
このとき私は、責任感という言葉を安易に使うと、どう責任を果たすのかを深掘りされたときに困ると痛感しました。
具体性に欠けると、責任感をアピールしたつもりでも、逆に説得力を欠く結果になってしまいます。
一方で、自分の『強み』をベースに志望動機を作っておけば、どう責任を果たすかを具体的に語れます。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと伝えるには、事前の準備と志望動機の工夫が不可欠です。

皆さんもぜひ、自分の強みを活かした志望動機を用意し、有利に面接対策を進めてください。
転職成功テクニック

「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるコツに加えて、ホワイト企業入社につながる転職成功テクニックを解説します。

私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・面接で「家族のための転職」をアピール
若手向けの「中規模転職サイト」を利用

実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。

大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、ホワイト求人の多い「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
「人柄」特化の転職エージェントを利用

残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。

しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
面接で「家族のための転職」をアピール

面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性を示すことができます。

アピール方法は下記記事が参考になります↓↓