
志望動機に「雰囲気がいい」からと書くのはNG?

雰囲気を自分の『強み』が活かせる環境に置き換えましょう。
志望動機に「雰囲気がいい」から応募したと書くか悩んでいませんか?実は、私も応募会社の雰囲気を気にしていました。
しかし、「雰囲気がいいから」とそのまま志望動機に書いてしまうと、企業から応募の根拠が弱いと判断されてしまうでしょう。
私は、「雰囲気がいい」ことを自分の『強み』を活かせる環境として説明し、定着性を示すことで内定を勝ち取りました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2,024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、私の経験を交えながら志望動機に「雰囲気がいい」と書く際のポイントや実際の例文を紹介し、志望動機の作成法も解説します。
「雰囲気がいい」とは?企業が求める人材

人間関係が良好で働きやすそうだと「雰囲気がいい会社」と感じやすいですが、企業側は雰囲気だけを理由にする人材を歓迎しません。
実際、厚生労働省の人材サービスに関する要望調査では、「入職後、きちんと定着してくれる人を紹介してほしい」という回答が35.8%に達しています。
つまり、企業は雰囲気の良さだけで応募してくる人よりも、会社に定着してすぐ辞めない人材を強く求めているわけです。

私も、転職活動を通して、企業はコストや労力を無駄にする早期退職者を出したくないと感じました。
・企業は「雰囲気がいい」という理由だけの人よりも、定着性のある人材を求めている。
「雰囲気がいい」と志望動機に書くのはNG

転職活動において「雰囲気がいい」と志望動機に書くことがNGである理由について考えてみましょう。
・「説得力」のない志望動機になる。
・面接の「深掘り」に対応できない。
・他の応募者と「差別化」できない。
「説得力」のない志望動機になる
まず、「雰囲気がいい」と志望動機に書くことで、説得力のない志望動機になってしまう可能性があります。
「雰囲気がいい」という言葉は、あくまで応募者の主観的な印象であり、企業の採用担当者が納得するだけの具体性に欠けています。
仕事内容や企業理念、働き方への共感が示されていないと、どうしても志望度が低く見られてしまうのが現状です。

私も、言葉一つで志望動機の印象が大きく変わることを転職活動で何度も感じてきました。
面接の「深掘り」に対応できない
また、志望動機に「雰囲気がいい」と書くと、面接での深掘りに対応しづらくなるという問題も出てきます。
面接では「なぜ雰囲気がいいと思ったのか」といったように、採用担当者が必ず志望動機をもとに具体的な質問をしてきます。
そこで曖昧な回答しかできないと、かえって不信感を与えてしまい、悪印象につながります。

私も、履歴書や職務経歴書に書いた内容を面接で深掘りされ、対応に苦労した経験があります。
他の応募者と「差別化」できない
志望動機に「雰囲気がいい」と書くだけでは、他の応募者との差別化ができないことにも注意が必要です。
「雰囲気がいい」という印象は多くの応募者が抱く可能性が高く、特別な理由として伝わりにくいといえます。
そのため、志望動機で同じことを書いても他の応募者と差がつかず、自分の魅力が十分に伝わらなくなってしまいます。

私も転職活動のなかで、「私なら何ができるのか」という独自性を繰り返し問われてきました。
・志望動機に「雰囲気がいい」と書くのがNGな理由:説得力がなくなる、深掘りに対応できない、差別化できないなど。
「雰囲気がいい」は強みに置き換えて書く

「雰囲気がいい」ことは、自分の『強み』を活かせる環境であると置き換えて説明することをおすすめします。
自分の『強み』が活かせるからこそ雰囲気がいいと考えれば、説得力のある志望動機に変わり、他社との差別化にもつながります。
さらに、面接で深掘りされたとしても、自分の『強み』をもとに説明できるため、落ち着いて対応しやすくなります。

私も『強み』を活かせる環境だと置き換えて伝えることで定着性を示し、実際に内定を得ることができました。
・「雰囲気がいい」⇒自分の『強み』を活かせる環境だと置き換える。
「雰囲気がいい」と書く志望動機の作成法(※重要)

「雰囲気がいい」ことを自分の『強み』を活かせる環境だと置き換える志望動機の作成法を紹介します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが『強み』の理解です。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで答えました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

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「雰囲気がいい」を含めた志望動機の例文

志望動機をつくる2つの方法に沿って作成した、実際の志望動機の参考例文を紹介します。

「雰囲気がいい」ことは自分の『強み』に置き換えています。
【1】前職で「強み」を活かした経験を転職理由で述べる。
【2】自分の「強み」を活かせる応募先企業の特徴を述べる。
【3】最後に転職理由と応募企業の特徴をマッチングして示す。
志望動機の参考例文①(~雰囲気がいいを『強み』に置き換えた~)

自己分析で分かった強み:状況適応力
私は〇〇賃貸で営業を担当しております。お客様のご予算や生活事情に合わせた物件選びを行い、契約につなげてまいりました。一方で、賃貸営業では既存物件の紹介までが業務範囲となることが多く、よりお客様の住環境そのものを良くしていきたいという思いが強まり、転職を決意しました。
貴社はデザイン性の高いリノベーションから小規模修繕まで幅広く対応されており、お客様の理想に合わせた提案力に定評があると伺いました。
私は現場状況やお客様の生活動線を踏まえた実現可能なリフォームプランの提案に尽力し、貴社の工事成約率の向上や紹介顧客の創出に貢献したいと考え、志望いたしました。
※不動産会社の賃貸営業職→リフォーム会社営業職へ転職
志望動機の参考例文②(~雰囲気がいいを『強み』に置き換えた~)

自己分析で分かった強み:共感性
私は〇〇自動車で営業事務を務めておりました。来店されたお客様の気持ちに共感する接客に努め、受付対応のほか、整備の進捗説明や代車手配など多くの業務に携わってまいりました。しかし、事務業務が中心である前職から、よりお客様と長く関わる仕事に就きたいとの思いが強まり、転職を決意しました。
貴社がカウンターでの対面相談を重視し、一人ひとりに最適な旅行プランを提供されている顧客ファーストの姿勢に共感しています。
私は貴社でお客様の声を真摯かつ丁寧に受け止めながら最適な旅行プランをご提案し、顧客満足度の向上によってリピーターの獲得や紹介につながるよう貢献したいと考えております。
※自動車ディーラーの営業事務職→旅行代理店のカウンタースタッフへ転職
「雰囲気がいい」と志望動機に書いた体験

私も転職活動を通して、「雰囲気がいい」といったニュアンスの内容を志望動機に書いたことがあります。
しかし、実際の面接では根拠が弱かったため、志望動機について深く突っ込まれた際にまったく対応できませんでした。
特に、ある企業では志望動機をきっかけに別の点まで指摘され、圧迫面接に近い状態になってしまいました。
また、他の応募者と差別化できないことも問題で、本当に真剣に転職活動を考えているのかさえ疑われました。
以降は、「雰囲気」といった曖昧な表現を避け、自分の『強み』を活かせる環境だと置き換えることで対応しました。
『強み』を活かせる環境だと言い換えれば、雰囲気がいいと感じた理由とも矛盾せず、説明しやすくなります。
さらに、自分の『強み』という具体的な理由を挙げることで、入社後に長く働ける定着性も示せるようになりました。

皆さんも、まずは「雰囲気がいい」を自分の『強み』に置き換えながら志望動機を作成することから始めてみてください。
まとめ

以上、私の経験を交えて志望動機に「雰囲気がいい」と書く際のポイントや実際の例文、志望動機の作成法について解説しました。
・「雰囲気がいい」という理由だけの人よりも、企業は定着性のある人材を求めている。
・「雰囲気がいい」と志望動機に書くのがNGである理由として、説得力がなくなる、深掘りに対応できない、差別化できないなどがある。
・「雰囲気がいい」ことは、自分の『強み』を活かせる環境だと置き換える。
・「雰囲気がいい」ことを自分の『強み』を活かせる環境だと置き換えるため、自己分析ツールで分かった『強み』をもとに志望動機を作成する。
・「雰囲気がいい」ことを『強み』に置き換える志望動機の作成ポイントは、前職で「強み」を活かした経験を転職理由で述べ、自分の「強み」を活かせる応募先企業の特徴を述べ、転職理由と応募企業の特徴をマッチングして示すこと。

みなさんの転職成功を心から祈っております。



