
「どのように活躍したいか」と転職面接で聞かれたら?

自分の『強み』を活かして長く活躍したいと伝える例文を紹介します。
面接で「どのように活躍したいか」と聞かれて、答えに迷ったことはありませんか?私も実際にこの質問を受けた経験があります。
企業は、派手な実績を期待しているわけではありません。それよりも、長く活躍できる人材を求めています。
私は、志望動機をもとに自分の『強み』を活かして長く活躍したいと伝えることで内定に繋げました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、私の体験をもとに「どのように活躍したいか?」に答えるコツと例文、さらに志望動機の作成法をご紹介します。
「どのように活躍したいか?」に答える応募者の印象調査

「どのように活躍したいか?」に答えられる応募者の印象は? | |
---|---|
大変良い | 36% |
良い | 45% |
どちらでもない | 18% |
悪い | 1% |
「どのように活躍したいか?」という質問に答えられる応募者の印象について、一般企業の採用担当者100名に独自アンケートを実施しました。
その結果、「大変良い」「良い」と答えた割合が合計81%にのぼり、「どちらでもない」が18%、「悪い」はわずか1%でした。

「どのように活躍したいか?」にしっかり答えられると、採用担当者に好印象を与えやすいと言えるでしょう。
・「どのように活躍したいか?」に答えられる応募者の印象:採用担当者の81%が「良い」と回答。
「どのように活躍したいか?」と企業面接で聞かれる理由

「どのように活躍したいか?」と面接で聞かれる理由について解説します。
・「自己理解度」の確認。
・「企業理解度」の確認。
・「定着性」の確認。
「自己理解度」の確認
「どのように活躍したいか?」という質問で、応募者の自己理解度が分かります。
応募企業でどのように活躍できるかをしっかり伝えられる人は、自分の強みや適性を理解していると判断されます。
採用担当者は、自分を客観的に理解し、それを活かせる企業を選んでいる人材に魅力を感じます。

私も面接に向けて自己分析を行い、自分の強みをどう活かせるかを
伝えました。
「企業理解度」の確認
「どのように活躍したいか?」という質問は、応募者がどれだけ企業を理解しているかを見るためでもあります。
活躍のイメージを語れる応募者は、企業理念や仕事内容を理解した上で応募していると受け取られます。
企業側は、自社の方針や文化に合い、なじんで働ける人材を求めています。

私も、自分が企業にどれほど合っているかを面接で意識してアピールしてきました。
「定着性」の確認

企業が「どのように活躍したいか?」と質問する背景には、定着性への関心があります。
当サイトの独自調査によると、採用担当者が最も懸念しているのは「採用した人材の早期退職(73%)」でした。
どのように活躍できるかを伝えられる人は、定着して長く働く意欲があると見なされやすいです。

私も転職活動を通じて、採用担当者が定着性を非常に重視していることを感じました。
・「どのように活躍したいか?」と聞かれる理由:自己理解度、企業理解度、定着性を見るため。
「どのように活躍したいか?」で避けた方が良い回答例文

「どのように活躍したいか?」と面接で聞かれた時に避けた方が良い回答例文を紹介します。
・「自己理解ができていない印象」を与える回答。
・「企業理解ができていない印象」を与える回答。
・「志望動機と矛盾」していて信頼を損なう回答。
「自己理解ができていない印象」を与える回答
「どのように活躍したいか?」と聞かれて、自己理解が浅いと感じさせる回答は避けましょう。
例えば、活躍できなかった理由を前職の上司や待遇のせいにする発言は、自己分析が足りないと受け取られます。
自己理解が不十分な応募者に対して、企業は内定を出しません。

私も前職でなぜ活躍できなかったのか、自分と向き合い徹底的に見直しました。
「企業理解ができていない印象」を与える回答
「どのように活躍したいか?」への回答が企業理解に欠けていると感じさせる内容も避けるべきです。
例えば、「研修制度を受けてから活躍したい」といった発言は、企業研究が不十分な印象を与えます。
企業を理解していない応募者は、長く働けるとは見なされません。

私も求人情報だけでなく、口コミサイトなども活用して企業研究を徹底しました。
「志望動機と矛盾」していて信頼を損なう回答
「どのように活躍したいか?」の回答が志望動機と矛盾していると、信頼を損ねます。
例えば、志望動機で「チームでの仕事」を強調し、面接で「個人で結果を出して活躍したい」と話すと矛盾します。
一貫性のない発言は、採用担当者の信頼を失い、不採用につながります。

私も以前、発言に矛盾があったことで不採用となった苦い経験があります。
・「どのように活躍したいか?」で避けた方が良い回答例文:自己理解、企業理解ができていない、志望動機と矛盾している回答。
「どのように活躍したいか?」という質問に答えるコツ!

「どのように活躍したいか?」という質問には、自分の『強み』を活かして長く活躍したいと答えるのがコツです。
自分の『強み』を伝えることで、自己理解と企業理解ができていることを企業に示すことができるからです。
さらに、その『強み』をどう企業で活かし、どのように貢献できるかを伝えれば、面接官の関心を引けます。

私も転職面接では、自分の『強み』で回答し、しっかり印象を残せました。
・「どのように活躍したいか?」⇒自分の『強み』を活かして長く活躍したいと答える。
「どのように活躍したいか?」は志望動機をもとに答える

「どのように活躍したいか?」と聞かれたら、必ず志望動機をもとに答えるようにしましょう。
志望動機にもとづいて答えることで、一貫性のあるやりとりができ、定着性の高さをアピールできます。
企業で長く活躍できることを示すことは、採用担当者の信頼を得るうえで欠かせません。

私も事前に志望動機を作成し、そこに書いた『強み』をもとに答えたことで、内定を得ることができました。
・「どのように活躍したいか?」⇒志望動機をもとに答えることで定着性をアピール。
「どのように活躍したいか?」に答える志望動機の作り方(※重要)

「どのように活躍したいか?」という質問に答えるため、ベースとなる志望動機の作成法を解説します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」があります。しかし採用される志望動機に必要不可欠なことがあります。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで答えました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。

私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職できました。以下に、これを試せる2つの方法を紹介します↓↓
私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

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「どのように活躍したいか?」の志望動機と面接例文3選

志望動機をつくる2つの方法で書いた志望動機と、それをもとに「どのように活躍したいか?」に答える面接例文3選を解説します。

「どのように活躍したいか?」に答えるポイントを紹介します。
【1】応募者の「強み」を活かして長く活躍したいことを述べる。
【2】企業の特徴を挙げつつ「強み」を活かせる具体例を述べる。
【3】応募先企業にどのように「貢献できるか」を改めて述べる。
志望動機と面接回答例文①(※どのように活躍したいか?)
【自己分析で分かった強み:状況適応力】
私は不動産会社で賃貸仲介営業を務めています。お客様の生活や予算の状況に応じた物件提案に努め、信頼を得ることで成約に結び付けてまいりました。しかし、現職では既存物件のみを扱っているため、幅広い提案を通じてお客様と長い関係を築ける住まいづくりの営業に携わりたいと考え、転職を決意しました。
貴社は耐震性に優れた独自の工法や自社開発の住宅設備を備え、お客様の希望に沿った長く安心して住める家づくりを実現していることに感銘を受けました。
私は、現職で培った営業経験を活かしながら、お客様の家族構成や将来の生活を考慮した提案で契約率を高め、貴社の更なる発展に貢献したいと考えて志望いたしました。
※不動産会社営業職からハウスメーカー営業職への転職

どのように活躍したいですか?

私は、現職で培った状況に適応する営業力を活かして長く活躍したいと考えています。例えば、子育て世帯には耐震性を活かした安全設計や、ライフステージに応じて変更可能な住宅設備プランをご案内するなど、住宅設計の段階から安心と満足を提供する営業に努め、お客様と深い信頼関係を築くことで契約率を向上させたいと考えています。
志望動機と面接回答例文②(※どのように活躍したいか?)
【自己分析で分かった強み:サポート力】
私は信用金庫で後方事務を務めています。迅速かつ丁寧な顧客対応や融資申込書、契約書の確認を通じて融資担当者をサポートし、庫内で高い評価を受けてまいりました。しかし、後方事務が中心の現職から、お客様と直接接する環境で事務処理能力をさらに高めたいという思いから、転職を決意しました。
貴院は患者満足度向上を目標に掲げ、医療事務員に丁寧な患者対応を求めるとともに、職員同士が助け合う風土があると伺いました。
私は丁寧な受付や会計業務を通じて業務効率化を図り、患者様と職員双方にとって快適な環境づくりを支え、貴院の患者満足度向上に貢献したいと考えて志望しました。
※信用金庫後方事務職からクリニック医療事務職への転職

どのように活躍したいですか?

私は現職でのサポート力を活かし、医療スタッフが診療に専念できる環境づくりに長く携わり活躍したいと考えています。来院される患者様の不安を和らげる丁寧な受付対応や、わかりやすい説明を心がけることで、来院から診察までの流れを効率化し、患者様や職員にとって欠かせない存在として患者満足度向上に力を尽くしたいと考えています。
志望動機と面接回答例文③(※どのように活躍したいか?)
【自己分析で分かった強み:協調性】
私は旅行代理店でカウンターセールスを担当しておりました。営業担当者と協力し、リピーター獲得のためのキャンペーンを企画し、売上向上を実現してまいりました。しかし、個人の販売実績が重視される職場環境から、今後はお客様満足度を高められる環境で接客スキルを磨きたいと考え、転職を決意しました。
貴社ホテルでは、観光案内サービスの充実や接遇研修の徹底を通じて、職員が一致団結しホスピタリティを追求している点に大変魅力を感じました。
私は職員間で連携し、お客様一人ひとりの求めに応じたサービスや丁寧な接遇を提供することで、リピート利用率と満足度向上に努め、貴社発展の一翼を担いたいと考えて志望しました。
※旅行代理店カウンターセールスからホテリエへの転職

どのように活躍したいですか?

私は前職で培った協調性を活かしながら、職員同士で連携してお客様に寄り添うホスピタリティを提供し長く活躍したいと考えています。観光情報だけでなく、フロントやハウスキーピングのスタッフとお客様情報を共有し、最高の滞在体験をご提供することでリピーターを獲得し、お客様に選ばれ続けるホテルの実現に貢献したいと考えています。
「どのように活躍したいか?」に答えた私の転職面接体験

私も転職活動中、面接で「どのように活躍したいか?」と何度か質問された経験があります。
転職エージェント経由で応募したメーカーの経理職では、経理の専門知識を深めたいと書類に記載しました。
ところが面接で「当社でどのように活躍したいですか?」と聞かれ、つい癖で「チームワーク」を連発してしまいました。
すると面接官から「経理職は個人作業も多いですし、志望動機には専門知識について書かれていますが…」と指摘されました。
経理でもチーム業務はあるため、その点を掘り下げて伝えればよかったのですが、私は焦って訂正に追われてしまいました。
このように、志望動機と面接の回答が食い違うと、矛盾を突かれ対応に困ってしまうことで採用担当者の心象を悪化させます。
企業の採用担当者も早期退職を避けたいと考えているため、本気で応募者に向き合い、鋭く問いかけてきます。

焦らないためにも、まずは自分の強みをもとに志望動機を作成し、面接例文を活用して揺るがない受け答えを準備しましょう。
転職成功テクニック

「どのように活躍したいか?」に答える面接例文に加えて、ホワイト企業入社を叶える転職成功テクニックを紹介します。

私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・面接で「家族のための転職」をアピール
若手向けの「中規模転職サイト」を利用

実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。

大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、ホワイト求人の多い「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
「人柄」特化の転職エージェントを利用

残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。

しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
面接で「家族のための転職」をアピール

面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性を示すことができます。

アピール方法は下記記事が参考になります↓↓