
転職面接で「どんな営業マンになりたいか」と聞かれたら?

志望動機を中心に、自分の『強み』を活かせる営業マンになりたいと伝えましょう。
転職面接で「どんな営業マンになりたいか」と問われた際の回答方法に悩んでいませんか?私も営業職採用の面接経験があります。
企業は、特別な営業スキルや実績を求めているのではなく、営業マンという仕事の理解度や長く活躍するための熱意を確認しています。
そのため、志望動機を中心に自分の『強み』を活かせる営業マンになりたい、と伝えることが採用のカギです。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、転職成功のノウハウを発信しています。
この記事では、転職活動で「どんな営業マンになりたいか?」と聞かれた際の面接例文3選と、採用される志望動機の作成法を紹介します。
「どんな営業マンになりたいか」を答える応募者の印象調査

「どんな営業マンになりたいか?」という質問に答えられる応募者の印象について、企業の採用担当者にアンケート調査を行いました。
その結果、「大変良い・良い」との回答が79%に達し、「どちらでもない」が20%、「悪い」は1%でした。

どんな営業マンになりたいかをはっきり答えられるだけで、採用担当者の印象がグッと良くなることが分かります。
・「どんな営業マンになりたいか?」に答える応募者の印象:採用担当者の79%が「良い」と回答。
「どんな営業マンになりたいか」を転職面接で聞かれる理由

まずは、転職面接で「どんな営業マンになりたいか」と聞かれる理由について考えてみましょう。
・営業職に対する理解
・営業職に対する熱意
・志望動機との一貫性
営業職に対する理解
まず、企業の採用担当者は「どんな営業マンになりたいか?」を質問することで、応募者の営業職に対する理解を確認しています。
営業職の仕事は企業の売上に直結するため、企業側としては応募者が営業の本質を理解しているかを知る必要があるからです。
特に未経験者の場合、「営業職の役割」「顧客の心理」など、基本的な知識を持っているかが問われます。

私も営業職の面接を受ける際は、応募企業の扱う商品や顧客層をしっかり調べたうえで臨むようにしていました。
営業職に対する熱意
また、企業の採用担当者は「どんな営業マンになりたいか?」を聞くことで、応募者の営業職に対する熱意を確認しています。
営業職は、結果が数字として表れる職種です。そのため、成果を出し続けるためには、強い意志と継続的な努力が欠かせません。
応募者が営業という仕事にどれだけの熱意を持ち、働き続ける覚悟があるのかを企業側は知りたいのです。

私もある企業の面接で、営業職の厳しさについて面接官から懇々と説明を受けたことがあります。
志望動機との一貫性
最後に、企業の採用担当者は「どんな営業マンになりたいか?」を聞くことで、志望動機との一貫性を確認しています。
実は、企業の採用担当者は提出された「志望動機の内容」と「面接時の受け答え」に一貫性があるかどうかを細かくチェックしています。
志望動機と「どんな営業マンになりたいか」の回答内容に一貫性があれば、採用担当者に信頼感を与えることができます。

営業職では顧客との信頼関係が必須であるため、面接の段階で採用担当者からの信頼を得ることが欠かせないのです。
・「どんな営業マンになりたいか」を聞かれる理由:営業職に対する理解、営業職に対する熱意、志望動機との一貫性の確認。
「どんな営業マンになりたいか」との質問で避けるべきこと

転職面接での「どんな営業マンになりたいか」との質問において、避けるべきことを解説します。
・自分本位で非現実的な回答
・具体性がなく無駄に長い回答
・志望動機と一貫性がない回答
自分本位で非現実的な回答
「どんな営業マンになりたいか」との質問では、自分本位で非現実的な回答を避けましょう。
例えば、「とにかく稼ぎたい」「業界トップの営業マンになりたい」といった回答は、営業という仕事を理解していない印象を与えます。
確かに営業職は高収入を目指せる仕事です。しかし、採用担当者が知りたいのは、「どのようにして理想の営業マンになりたいのか」です。

営業は顧客と信頼関係を築く仕事である以上、自己中心的で現実味のない回答は悪印象を与えるだけです。
具体性がなく無駄に長い回答
また、「どんな営業マンになりたいか」について、具体性がなく無駄に長い回答も避けるべきです。
例えば、「話の上手い営業マンになりたい」「お客様に共感できる営業マンになりたい」といった回答では、抽象的すぎて熱意が伝わりません。
採用担当者が知りたいのは、応募者が理想の営業マン像を実現するために具体的にどのような行動を取るのかです。

さらに、話が冗長でまとまりがないと、営業職に求められる資質が不足している印象を与えるでしょう。
志望動機と一貫性がない回答
そして、「どんな営業マンになりたいか」との質問で、志望動機と一貫性がない回答は避けるべきです。
例えば、志望動機で「顧客目線の営業」と述べながら、「数字を最優先したい」と答えてしまうと、矛盾が生じてしまいます。
面接で一貫性のない矛盾した回答をすると、顧客との信頼を築く営業には不向きと判断されかねません。

顧客との信頼失墜は営業マンとして致命的だからです。そのため、私も志望動機との一貫性は常に意識していました。
・「どんな営業マンになりたいか」で避けること:自分本位で非現実的、具体性がなく無駄に長い、志望動機と一貫性がない回答。
「どんな営業マンになりたいか」は志望動機を中心に答える

転職面接で「どんな営業マンになりたいか」を聞かれた場合は、志望動機を中心に自分の強みを活かせる営業マンになりたいと答えましょう。
志望動機と一致する回答をすることで一貫性が生まれ、採用担当者に信頼感を与えることができます。
また、自分の『強み』をもとに答えることで、営業職への理解や熱意も伝わりやすくなり、好印象につながります。

私も、志望動機で示した強みを強調することで、複数の企業から内定を獲得できました。
・「どんな営業マンになりたいか?」⇒志望動機で示した自分の強みを活かせる営業マンになりたいと答える。
「どんな営業マンになりたいか」に答える志望動機の作り方(※重要)

「どんな営業マンになりたいか」に答えるため、自分の『強み』を理解する必要性と、『強み』を反映した志望動機の作成法を紹介します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」があります。しかし採用される志望動機に必要不可欠なことがあります。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者は「自分の強みを理解している志望動機」を求めることがアンケート調査で分かりました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機は書けません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割の面接官は応募者が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

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「どんな営業マンになりたいか」に答える転職面接例文3選

志望動機をつくる2つの方法で書いた志望動機と「どんな営業マンになりたいか」に答える面接回答例文3選を紹介します。

「どんな営業マンになりたいか」は、以下のポイントに気をつけて回答しましょう。
【1】「強み」を活かせる営業マンになりたいことを述べる。
【2】現職・前職で「強みを活かした経験」について述べる。
【3】応募先企業で「強みを活かせること」について述べる。
志望動機と面接回答例文①(※どんな営業マンになりたいか)
【自己分析で判明した強み:状況適応力】
私は不動産会社で賃貸仲介営業を担当しております。お客様一人ひとりのご予算や生活の状況に合わせた住まい探しをサポートし、契約につなげてまいりました。しかし、既存の物件紹介にとどまらず、住宅づくりそのものに関わることで、より幅広い提案力を身につけたいと考え、転職を決意しました。
貴社は、住宅の設計から施工までを一貫して手がけ、自社開発の住宅設備や高品質な建材を活用することで、住む人が長く安心して暮らせる家づくりを追求されています。
私は現職で培った営業経験を活かし、お客様の将来設計に沿った住宅提案を行い、信頼関係を築くことで成約率向上に貢献し、貴社の発展に寄与したいと考えて志望しました。
※不動産会社営業職からハウスメーカー営業職への転職

どんな営業マンになりたいですか?

私は、お客様のご要望に柔軟に対応できる営業マンになりたいと考えています。現職では、物件紹介の過程でお客様の希望条件が変わることがよくありました。そのため、私はお客様のライフスタイルを考慮しながら、最適な提案を意識してきました。御社でも、住宅という長期的な資産を扱うため、丁寧なヒアリングを通じてお客様一人ひとりのご要望に柔軟に対応しながら、最適な住まいを提供できる営業マンを目指しています。
志望動機と面接回答例文②(※どんな営業マンになりたいか)
【自己分析で判明した強み:協調性】
私はゴルフ用品専門店にて販売業務を担当しました。スタッフ同士の協力を大切にしながら質の高い接客を心掛け、リピーター獲得に努めてまいりました。しかし、前職では個人の販売成績が最優先される環境だったため、よりチームワークを活かしながらお客様満足度の向上を目指せる職場で働きたいと考え、転職を決意しました。
貴社ディーラーでは、営業担当者が整備スタッフの専門的なアドバイスを受け、事務スタッフと連携しながら新車販売を行える体制が整っていると伺いました。
私は前職の販売経験を活かし、職種を超えた連携を活かしながらお客様に寄り添う提案営業に尽力し、新規顧客の開拓と既存顧客の維持によって貴社の発展に貢献したいと考えて志望しました。
※ゴルフ用品専門店販売職から自動車ディーラー営業職への転職

どんな営業マンになりたいですか?

私は、社内のスタッフと協力してお客様の満足度を高める営業マンになりたいと考えています。前職では、スタッフが一丸となり、各々の専門性を活かした接客によって、お客様により満足度の高いサービスを提供しました。御社でも、整備スタッフから技術的な知識を学び、事務スタッフとともに契約手続きの流れを整えながら、お客様に安心して車を購入していただき、その後のカーライフまで支えられる営業マンを目指したいと考えています。
志望動機と面接回答例文③(※どんな営業マンになりたいか)
【自己分析で判明した強み:オーガナイズ能力】
※オーガナイズ能力…仕事を進める上で、計画を立てるのがうまい。問題を予見する能力があり緻密な対策を用意できる。
私は生命保険会社で支払い事務を担当しております。細かな計画を立て、お客様の保険金請求や支払い交渉に取り組み、正確かつ迅速な支払いの実現と業務効率化に貢献しました。現職で医療従事者と関わる中で、より専門性の高い交渉が求められる医薬情報担当者の仕事に魅力を感じ、転職を決意しました。
貴社は、単なる医薬品の提案にとどまらず、医師の治療方針を尊重しながら医薬情報担当者が戦略的に行動できる環境を整えている点に感銘を受けました。
私は現職での事務経験を活かし、医師や医療従事者に対する適切なタイミングでの情報提供を徹底し、成約率向上を通じて貴社の発展に貢献したいと考えて志望しました。
※生命保険会社支払い事務から製薬会社営業職(医薬情報担当者:MR)への転職

どんな営業マンになりたいですか?

私は、細かく計画を立てることで戦略的に行動できる営業マンになりたいと考えています。現職の保険金支払い業務では、正確性とスピードが求められるため、各申請の状況を確認し、必要書類を事前に準備することで、迅速かつ正確に対応してきました。御社でも、訪問や面談の計画を綿密に立て、限られた時間で的確に製品情報を伝え、医師から信頼される営業マンを目指したいと考えています。
「どんな営業マンになりたいか」という質問に関する体験談

私も、「どんな営業マンになりたいか?」という直接的な質問ではありませんでしたが、営業マンとしての心構えについて転職面接で質問を受けたことがあります。
前職でわずかながら営業経験はあったものの、応募先は異業種であり、営業未経験に近い企業ばかりでした。
営業職への応募経験が少なかったため、当時の面接では、成果を出し、数字を上げることばかりをアピールしていました。
しかし、ある企業の面接で、「実績や営業スキルは、実際に採用してみないと分からない」と指摘され、その言葉にハッとしました。
それ以降は、志望動機との一貫性を意識しながら、自分の強みをどのように営業に活かすかを伝え、採用担当者の信頼を得るようにしました。

皆さんも、営業イコール実績やスキルと短絡的に考えずに、まずは自分の強みを活かした志望動機を作ることから始めてみてください。
転職成功テクニック

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・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
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まとめ

以上、転職活動で「どんな営業マンになりたいか?」と聞かれた際の面接例文3選と、採用される志望動機の作成法について解説しました。
・「どんな営業マンになりたいか?」に答えられる応募者の印象について、企業採用担当者の79%が良いと回答。
・「どんな営業マンになりたいか」を転職面接で聞かれる理由は、営業職への理解、営業職への熱意、志望動機との一貫性を確認するため。
・「どんな営業マンになりたいか」という質問で避けるべきことは、自分本位で非現実的な回答、具体性がなく無駄に長い回答、志望動機と一貫性がない回答。
・「どんな営業マンになりたいか」を聞かれたら、志望動機で示した自分の強みを活かせる営業マンになりたいと答える。
・「どんな営業マンになりたいか」に答えるため、自己分析ツールで分かった強みをもとに志望動機を作成する。
・「どんな営業マンになりたいか」という質問には、強みを活かせる営業マンになりたいこと、現職・前職で強みを活かした経験、応募先企業で強みを活かせる理由を述べることがポイント。
・転職成功テクニックを駆使してホワイト企業入社を叶えてください。

みなさんの転職成功を心から祈っております。