
履歴書で「アピールポイント」や「志望動機」はどう書くのが良い?

自分の「強み」をアピールポイントとして、志望動機に盛り込んで書きましょう。
転職の履歴書で「アピールポイント」や「志望動機」をどう書くべきか、悩んでいませんか?私も悩みました。
「アピールポイント」と「志望動機」を別々に考えると、まとまりがなく、採用担当者に伝わりにくい履歴書になってしまいます。
私は、自分の「強み」をアピールポイントと位置づけ、それを志望動機に盛り込むことで、内定を得ました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2,024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、私の転職経験をもとに、自分の強みを「アピールポイント」として志望動機に書く方法と、履歴書に載せる例文3選をご紹介します。
履歴書で「アピールポイント」を志望動機に書く印象

履歴書で「アピールポイント」を志望動機に書く応募者の印象について、企業の採用担当者にアンケート調査を実施しました。
履歴書で「アピールポイント」を示せる応募者の印象は? | |
---|---|
大変良い | 61% |
良い | 18% |
どちらでもない | 19% |
悪い | 2% |
その結果、『大変良い』または『良い』と回答した担当者が79%を占め、『どちらでもない』が19%、『悪い』が2%でした。

多くの採用担当者が、履歴書や志望動機で「アピールポイント」を示せる応募者に良い印象を持つようです。
・履歴書で「アピールポイント」を志望動機に書く印象:79%の採用担当者が『良い』と回答。
履歴書で「アピールポイント」について見られる理由

履歴書で「アピールポイント」や「志望動機」について見られる理由を考えてみましょう。
・「入社意欲」の確認
・「マッチ度」の確認
・「説明能力」の確認
「入社意欲」の確認
履歴書で「アピールポイント」や「志望動機」を問う理由の一つは、応募者の入社意欲を確認したいからです。
たとえば、アピールポイントを企業の仕事内容と結びつけて話せる人材は、真剣に転職活動に取り組んでいる姿勢が伝わります。
入社意欲が高い人材ほどモチベーションを維持しやすく、仕事上の困難にも立ち向かえると評価されやすいです。

私も面接では、常に自身の入社意欲の高さを示してきました。
「マッチ度」の確認
次に、履歴書で「アピールポイント」や「志望動機」を聞く理由として、企業とのマッチ度を確認したい目的があります。
いくら職務経歴や能力が豊富でも、企業の社風や理念と合わない人材では、早期退職のリスクが高まるからです。
採用担当者は、履歴書を通じて自社の価値観や風土に応募者の人柄や考え方が合うかを見ています。

私も転職活動中、採用担当者が定着性を重視していることを実感しました。
「説明能力」の確認
最後に、履歴書で「アピールポイント」や「志望動機」を問うことで、応募者の説明能力を確認する目的があります。
履歴書では限られたスペースの中で、アピールポイントや志望動機を簡潔かつ分かりやすく伝える力が求められます。
採用担当者は、仕事で必要となる情報整理や説明力を履歴書から判断しているのです。

私も何度も履歴書を書き直しましたが、最終的には面接で褒められるまでになりました。
・履歴書で「アピールポイント・志望動機」を見る理由:入社意欲、マッチ度、説明能力の確認
履歴書の「アピールポイント」や志望動機でのNG例文

履歴書で「アピールポイント」や「志望動機」を書く際のNG例文を解説します。
・「具体性」を欠く表現
・「前職」に対する不満
・「同業他社」との比較
「具体性」を欠く表現
履歴書に「アピールポイント」や「志望動機」を書く際に、具体性を欠く表現は避けましょう。
例えば、「努力した」「頑張った」といった抽象的な表現では、他の応募者と差別化できず、採用担当者の印象にも残りません。
履歴書を見て、面接で深掘りしたいポイントを探しても、具体性がなければ面接自体が浅く終わってしまいます。

私も履歴書のアピールポイントや志望動機は、簡潔かつ具体的にまとめることを意識しました。
「前職」に対する不満
履歴書の「アピールポイント」や「志望動機」において、前職に対する不満を書くことは避けてください。
例えば、前職での人間関係や職場環境の悪さを書けば、応募先企業でも同じ問題を抱える人材と見なされるおそれがあります。
さらに、対人スキルや適応力が不足していると捉えられてしまうこともあるでしょう。

私も前職への不満を面接で話した際は、その後どんなにアピールしても、面接官の印象を回復できませんでした。
「同業他社」との比較
履歴書の「アピールポイント」や「志望動機」を書く際に、同業他社との比較を持ち出すことも避けましょう。
応募企業を同業他社と比較する内容を履歴書に書いてしまうと、志望動機自体の説得力が薄れます。
また、応募企業に対する熱意が感じられず、入社意欲が低い印象を与えます。

私も面接で他社と比較する発言をしてしまい、入社意欲をうまく伝えきれなかった経験があります。
・履歴書で「アピールポイント」や「志望動機」を書くNG例文:具体性を欠く表現、前職に対する不満、同業他社との比較。
履歴書の「アピールポイント」は志望動機に含めて書く

履歴書では、自分の『強み』をアピールポイントと考えて志望動機に含めて書くことが書類選考突破のカギです。
「アピールポイント」と「志望動機」を別々に考えるのではなく、まず自分の『強み』こそがアピールポイントだと捉えましょう。
その上で、自分の『強み』を企業で活かしたいという志望動機を履歴書に書けば良いのです。

私も、自分の『強み』を反映した志望動機を履歴書に書くことで、実際に内定を勝ち取りました。
・自分の『強み』をアピールポイントと考えて志望動機に含めて書く。
履歴書の「アピールポイント」を書く志望動機の作り方(※重要)

履歴書に書くために、アピールポイントである自分の『強み』を反映した志望動機の作成法を解説します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが『強み』の理解なのです。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めることが企業アンケートで分かりました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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履歴書の「アピールポイント」を含む志望動機の例文3選

志望動機をつくる2つの方法で書いた、履歴書に記載する「アピールポイント(強み)」を含めた志望動機の例文3選を紹介します。

志望動機を作成する際には、以下のポイントに気をつけてください。
【1】アピールポイント(強み)を活かした経験談を「転職理由」に書く。
【2】アピールポイント(強み)を活かせる「企業の特徴」を調べて書く。
【3】転職理由と企業の特徴を「マッチング」して貢献したいことを書く。
志望動機の例文①【アピールポイント(強み)を含む】

自己分析で分かったアピールポイント(強み):状況適応力
私は〇〇不動産において賃貸仲介営業を担当しました。お客様の生活やご予算の状況に合わせた住宅提案を通じて信頼を築き、成約へとつなげてまいりました。しかし、既成物件のみを扱う現職では限界を感じ、お客様の理想により深く寄り添える住宅販売に携わりたいと思い、転職を決意しました。
貴社は地域性を活かした自社開発の住宅設備やデザイン性の高い家づくりに取り組んでおり、お客様一人ひとりの理想を叶える提案ができる点に大きな魅力を感じております。
前職で培った営業経験を活かし、住環境やお客様のニーズに柔軟に対応しながら成約率の向上に努め、貴社のさらなる発展に貢献したいと考えて志望いたしました。
※不動産会社営業職から工務店営業職への転職
志望動機の例文②【アピールポイント(強み)を含む】

自己分析で分かったアピールポイント(強み):協調性
私は百貨店で紳士服の販売を担当しております。接客方法や売り場のディスプレイにおいて販売スタッフと協力することでリピーター客を獲得し、売上向上に貢献してまいりました。今後は、有形商材を扱う現職から、接遇の質が求められる環境に挑戦したいと考え、転職を決意しました。
貴社ホテルは、接遇研修を徹底し、フロント、レストラン、清掃スタッフが一丸となってホスピタリティを追求している姿勢に感銘を受けました。
現職で培った接客経験を活かし、スタッフ間の協力体制を築きながらお客様に最高の滞在体験を提供し、リピーター率の向上に貢献することで、貴社ホテルの発展に寄与したいと考えて志望いたしました。
※百貨店販売員からホテリエへの転職
志望動機の例文③【アピールポイント(強み)を含む】

自己分析で分かったアピールポイント(強み):サポート力
私は自動車ディーラーで営業事務を務めました。見積書作成や在庫車両の管理、顧客対応を通じて営業担当者が商談に専念できるようサポートしてまいりました。しかし、後方事務にとどまらず、お客様と直接関わりながら顧客満足度に直結するサービス業務に携わりたいと考え、転職を決意しました。
貴社は、手ごろな価格で多様な車種を揃えることで幅広い利用者ニーズに応え、顧客目線のレンタカーサービスを提供していると伺いました。
前職で培った事務経験を活かし、車両管理やトラブル時の迅速な対応を通じてお客様を支え、顧客満足度の向上に貢献することで、貴社の発展に貢献したいと考え、応募いたしました。
※自動車ディーラー営業事務職からレンタカー会社サービススタッフへの転職
履歴書の「アピールポイント」を含む志望動機の注意点

「アピールポイント」を含む志望動機を履歴書に書くときは、企業にどう貢献したいのかという視点を忘れないように注意しましょう。
つい自分のアピールポイントを強調しすぎて、飾り立てた表現や、自分本位な志望動機になってしまうことがあるからです。
企業が求めているのは、自己中心的ではなく、他の社員と協調しながら企業の発展に貢献できる人材です。

私も志望動機を書く際には、自分の強みをどう活かし、企業にどのような形で貢献できるかを意識していました。
・「アピールポイント」を含む志望動機を履歴書に書く注意点:企業にどう貢献したいのかを書く。
履歴書に「アピールポイント」を書いた私の転職体験

私も転職活動で何通もの履歴書を書きましたが、「アピールポイント」や「志望動機」の欄には特に苦労しました。
最初は「アピールポイント」と「志望動機」を別々に考えてしまい、内容が重複したり一貫性がなくなっていたのです。
しかし、企業の採用担当者が履歴書で重視するのは、入社意欲や企業とのマッチ度、そして説明能力だと気づきました。
そこで前職の経験を振り返り、自分の強みを整理し、それをどのように応募企業で活かせるかを志望動機にまとめました。
すると、面接では履歴書に書いた内容をもとに質問され、自分の強みを明確に伝えることができ、内定につながりました。
この体験から、「アピールポイント」は単なる自己PRではなく、志望動機としての説得力が必要だと実感しました。
履歴書を書く際は、自分の強みを明らかにし、それを志望動機に自然に組み込むことが重要です。

「アピールポイント」と「志望動機」をつなげることで、面接でも一貫性のある印象を与えられるはずです。
転職成功テクニック

「アピールポイント」と「志望動機」に関する履歴書対策に加えて、ホワイト企業入社を叶える転職成功テクニックをお伝えします。

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・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・面接で「家族のための転職」をアピール
若手向けの「中規模転職サイト」を利用

実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。

大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、ホワイト求人の多い「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
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残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。

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面接で「家族のための転職」をアピール

面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性を示すことができます。

アピール方法は下記記事が参考になります↓↓