「異業種に転職した人」のリアルが知りたい…
私の異業種転職に成功したリアルな経験をもとに、成功するコツを紹介します。
異業種転職は、多くの転職者が挑戦しています。実際に私も前職から全く違う業界に飛び込んだ経験があります。
一方で、異業種転職はそんなに簡単ではありません。未経験業界だからこそ、成功するためのコツがあるのです。
この記事では、異業種転職に成功した私のリアルな経験をもとに、異業種転職に成功するコツや強みをもとに『志望動機』を作成する方法を解説します。
がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、転職成功のノウハウを発信しています。
「異業種に転職した人」はどの程度いるのか?割合
株式会社リクルートの実態調査によると、転職において異業種転職する人の割合が51.4%で転職者全体の半数以上に達しています。
業種や職種によって違いはあるものの、単純に言えば2人に1人が異業種へ転職していることになります。
また、年齢が上がるとともに、培った経験やスキルを生かして職種は変えずに異業種へ挑戦する転職者が多い傾向にあるようです。
これは一方で、若い年齢の人ほど異業種転職が難しいことを示しています。
・「異業種に転職した人」の割合:転職者全体の51.4%(約半数)
「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題点
ここでは、私を含め「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題を解説します。
即戦力の不足
異業種に転職する場合、はじめに直面するリアルな課題が即戦力の不足を採用担当者に指摘されることです。
たとえ未経験歓迎の求人でも、経験やスキルを全く問わないというわけではありません。即戦力になれるかは常に求められるものです。
これは、即戦力になるスキルがある応募者の方が、採用後の育成コストがかからないためです。
私も当初は異業種だから即戦力にならなくても問題ないだろうと考えていましたが、それは大きな誤りでした。
業界知識の不足
また、異業種に転職する場合に直面するリアルな課題点として、業界知識の不足もあります。
未経験業界であったとしても、転職面接の前に最低限の業界の動向や知識を示すことができないと、採用担当者に信頼されません。
採用担当者は業界知識を通して、入社後も企業に定着して長く働く意欲があるかを確認しているからです。
私も未経験業界だからこそ面接前に企業研究を行い、最低限の業界知識をアピールしました。
志望動機の壁
さらに、異業種に転職する際に直面するリアルな課題点として、志望動機の壁が挙げられます。
特に同業他社を中心に企業を受けてきた場合、異業種転職に向けて志望動機を作成することはとても難しいものです。
異業種転職では、応募者の職務経歴よりも本来持っている強みや適性をうまくアピールする必要があるからです。
私は、未経験業界でも通用する自分の強みを反映した志望動機を作成しました。
・「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題:即戦力、業界知識の不足、志望動機の壁。
「異業種に転職した人」が成功するコツは志望動機
「異業種に転職した人」が成功するコツは、事前に自分の『強み』をもとに志望動機を作成しておくことです。
志望動機の段階で即戦力や業界知識の不安を払拭しておけば、異業種に転職する際のリアルな課題をすべて克服できるからです。
応募者の前職を知らない採用担当者から見れば、異業種転職者の第一印象は志望動機で決まるといってもよいのです。
私も、志望動機をしっかりと作り込んだことで、異業種転職に成功しました。
・「異業種に転職した人」が成功するコツ⇒自分の『強み』をもとに志望動機を作成すること。
「異業種に転職した人」の志望動機のつくり方(※重要)
「異業種に転職した人」が成功するコツとして、私がリアルに使った自分の強みをもとに志望動機を作成する方法をご紹介します。
志望動機には、面接官に刺さる「型」があります。しかし採用される志望動機に必要不可欠なことがあります。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと
実に8割の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を望んでいることが企業アンケートで判明しています。
つまり「強み」が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない
半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また9割の面接官が「自己分析済」かも見抜けます。
『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど「自己分析」で分かった強みを反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。
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「異業種に転職した人」が書く志望動機の例文
志望動機をつくる2つの方法に従って書いた志望動機の例文を紹介します。
「異業種に転職した人」である私がリアルに実践した『強み』をもとに志望動機を書いた例文です。参考にしてください。
私は不動産会社で賃貸仲介営業を担当しております。お客様のご予算や生活の状況に合わせた物件提案を心がけ、信頼関係を築くことで成約につなげてまいりました。しかし、有形商材である物件の提案から一歩進み、お客様の人生に深く関わる無形商材を扱う業界で営業力をさらに高めたいという思いが強まり、転職を決意しました。
貴社はネット保険の先駆けとして、お客様のニーズに柔軟に対応した各種医療保険を低価格で開発し、多くの契約者数を獲得されていると伺っております。
私は貴社のような、お客様の人生設計に寄り添いながら保険商品を選んでいただける環境で、個別提案力を磨き、お客様との信頼関係を大切にしながら契約率向上を実現することで、貴社のさらなる発展に貢献したいと考え、志望いたしました。
※不動産会社営業職から生命保険会社営業職への転職
「異業種に転職した人」としてのリアルな経験
「異業種に転職した人」として、私自身のリアルな経験談をお話しします。私も実際に全く異なる業界に転職した経験があります。
転職活動を始めた頃は、業界知識があることから主に前職と同じ金融関連の業界を中心に、営業から事務系まであらゆる職種に応募していました。
しかし、同業種だからこそ、前職以上に高い専門性が求められたり、転職理由を深掘りされることが多い印象でした。
仕事内容も大きく変わらないため、転職理由に不信感を抱く採用担当者が多かったのだと思います。
転職活動の中盤以降は、異業種も視野に入れて考えるようになりました。そして、全く違う業界の求人に出会い、興味を持って応募しました。
非常に高倍率の企業が多い業界で、前職とは業界も職種も大きく異なっていましたが、何社か受けているうちに手応えを感じるようになりました。
即戦力や業界知識に不安はあっても、新しい風を吹き込む存在として、ポテンシャルをアピールすることで通用することに気付いたからです。
そのポテンシャルを感じさせる顔となるものが志望動機でした。皆さんもまずは志望動機の作成を通じて異業種転職に挑戦してみてください。
転職成功テクニック
「異業種に転職した人」のリアルと、異業種転職に成功するコツが掴めたら、その他の転職成功テクニックもお試しください。
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「家族のための転職」を面接でアピール
異業種転職でも「家族のために転職する」ことを面接でアピールすれば信頼性と定着性を示すこともできます。
家族に関する詳しいアピール方法は、下記をご覧ください↓↓
まとめ
以上、異業種転職に成功した私のリアルな経験をもとに、異業種転職に成功するコツや強みをもとにした志望動機作成法について解説しました。
・「異業種に転職した人」の割合は、転職者全体の51.4%で約半数に上る。
・「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題は、即戦力、業界知識の不足、志望動機の壁があること。
・「異業種に転職した人」が成功するコツは、自分の強みをもとに志望動機を作成すること。
・「異業種に転職した人」が成功するために、自己分析ツールで分かった強みをもとに自分でまたはAIで志望動機を作成する。
・転職成功テクニックを使い、内定確率アップを狙ってください。
みなさんの転職成功を心から祈っております。