
「異業種に転職した人」のリアルが知りたい…

異業種に転職した私のリアルな経験をもとに、成功するコツを解説します。
異業種転職は、多くの転職者が挑戦しています。実際に私も、前職からまったく違う業界に飛び込んだ経験があります。
一方で、異業種転職はそんなに簡単ではありません。業界知識がなく、即戦力にならないといった壁があるからです。
異業種だからこそ、自分の『強み』をもとに志望動機を作成することが成功のコツです。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、異業種転職に成功した私のリアルな経験をもとに、異業種転職に成功するコツや『強み』をもとに志望動機を作成する方法を解説します。
「異業種に転職した人」に関するアンケートの結果

「異業種に転職したい」という応募者に抱く印象は? | |
---|---|
大変良い | 10% |
良い | 21% |
どちらでもない | 63% |
悪い | 6% |
「異業種に転職した人」に抱く印象について、一般企業の採用担当者100名に独自のアンケート調査を実施しました。
その結果、「大変良い」「良い」が合わせて31%となり、「どちらでもない」が最も多く63%、「悪い」は6%でした。

異業種転職を希望する人の評価が大きく分かれるのが、採用側のリアルと言えます。
・「異業種に転職したい人」に抱く印象:採用担当者の63%が「どちらでもない」と回答。
「異業種に転職した人」の転職者全体に対する割合

株式会社リクルートの調査によると、転職において異業種に転職する人の割合は51.4%で、転職者全体の半数以上に達しています。
業種や職種によって違いはあるものの、単純に2人に1人が異業種へ転職していることになります。
また、年齢が上がるとともに、職種は変えずに経験やスキルを生かして異業種に転職する人が多い傾向にあるようです。

すなわち、若い年齢の人ほど異業種転職が難しいことを示しています。
・「異業種に転職した人」の割合:転職者全体の51.4%(約半数)
「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題点

ここでは、私を含め「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題を解説します。
・即戦力の不足
・業界知識の不足
・志望動機の壁
即戦力の不足
「異業種に転職した人」が最初に直面するリアルな課題は、即戦力の不足を採用担当者に指摘されることです。
たとえ未経験歓迎の求人でも、最低限の経験やスキルは問われます。即戦力になれるかは常に求められるのです。
これは、経験やスキルがある応募者の方が、採用後の育成コストがかからないためです。

私も当初は、異業種だから即戦力にならなくても問題ないと考えていましたが、大きな誤りでした。
業界知識の不足
また、「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題点として、業界知識の不足もあります。
未経験業界でも、面接の前にある程度業界の動向や知識を示せなければ、企業の採用担当者に信頼されません。
採用担当者は業界知識を通して、入社後も企業に定着して長く働く意欲があるかを確認しているからです。

私も、異業種だからこそ面接前に企業研究を行い、最低限の業界知識をアピールしました。
志望動機の壁
さらに、「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題点として、志望動機の壁が挙げられます。
特に同業他社を中心に企業を受けてきた場合、異業種転職に向けて志望動機を作成することは大変難しいものです。
異業種転職では、自分が本来持っている強みや適性をうまくアピールする必要があるからです。

私は、異業種でも通用する自分の『強み』を反映した志望動機を作成しました。
・「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題:即戦力、業界知識の不足、志望動機の壁。
「異業種に転職した人」が成功するコツは志望動機

「異業種に転職した人」が成功できたコツは、事前に自分の『強み』をもとに志望動機を作成したからです。
志望動機で即戦力や業界知識への不安を払拭しておけば、異業種に転職するときのリアルな課題をすべて克服できるのです。
前職を知らない採用担当者にとって、異業種転職者の第一印象は志望動機で決まるといっても過言ではありません。

私も、志望動機をしっかりと作り込んだことで、実際に異業種転職に成功しました。
・「異業種に転職した人」が成功できたコツ⇒自分の『強み』をもとに志望動機を作成した。
「異業種に転職した人」が志望動機を作成する方法(※重要)

「異業種に転職した人のリアル」として、私が自分の『強み』をもとに志望動機を作成した方法を解説します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが『強み』の理解なのです。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めることが企業調査で分かりました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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最強の志望動機をつくる【2つの方法】
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

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「異業種に転職した人」のリアルな志望動機の例文

志望動機をつくる2つの方法を使って、「異業種に転職した人」である私が作成したリアルな志望動機の例文を紹介します。

「自己分析ツール」で分かった強み:状況適応力
私は不動産会社で賃貸仲介営業を担当しております。お客様のご予算や生活の状況に合わせた物件提案を心がけ、信頼関係を築くことで成約につなげてまいりました。しかし、有形商材である物件の提案から一歩進み、お客様の人生に深く関わる無形商材を扱う業界で営業力をさらに高めたいという思いが強まり、転職を決意しました。
貴社はネット保険の先駆けとして、お客様のニーズに柔軟に対応した各種医療保険を低価格で開発し、多くの契約者数を獲得されていると伺っております。
私は貴社のような、お客様の人生設計に寄り添いながら保険商品を選んでいただける環境で、個別提案力を磨き、お客様との信頼関係を大切にしながら契約率向上を実現することで、貴社のさらなる発展に貢献したいと考え、志望いたしました。
※不動産会社営業職から生命保険会社営業職への転職
「異業種に転職した人」としての私のリアルな経験

「異業種に転職した人」として、私自身のリアルな経験談をお話しします。私も実際に、まったく異なる業界に転職した経験があります。
転職活動を始めた頃は、業界知識があることから、主に前職と同じ金融系の業界を中心に、営業から事務系まで幅広い職種に応募していました。
しかし、同業種だからこそ前職以上の専門性が求められたり、転職理由を深掘りされる場面が多い印象でした。
仕事内容も大きく変わらないため、転職理由に不信感を持つ採用担当者もいたのだと思います。
転職活動の中盤以降は、異業種も視野に入れるようになり、全く違う業界の求人に出会って興味を持ち、応募しました。
非常に高倍率の企業が多い業界で、前職とは業界も職種も大きく異なっていましたが、何社か受けるうちに手応えを感じ始めました。
即戦力や業界知識に不安はあっても、新しい風を吹き込む存在として、ポテンシャルをアピールすれば通用することに気付いたのです。

そのポテンシャルを伝える顔となるのが、志望動機でした。皆さんも、まずは志望動機の作成から始めて異業種転職に挑戦してみてください。
転職成功テクニック

「異業種に転職した人のリアル」と異業種転職に成功するコツに加えて、ホワイト企業入社が叶う転職成功テクニックを紹介します。

私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・面接で「家族のための転職」をアピール
若手向けの「中規模転職サイト」を利用

実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。

大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、ホワイト求人の多い「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
「人柄」特化の転職エージェントを利用

残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。

しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
面接で「家族のための転職」をアピール

面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性を示すことができます。

アピール方法は下記記事が参考になります↓↓
まとめ

以上、異業種転職に成功した私のリアルな経験をもとに、異業種転職に成功するコツや『強み』をもとに志望動機を作成する方法について解説しました。
・「異業種に転職した人」の割合は、転職者全体の51.4%で約半数にのぼる。
・「異業種に転職した人」が直面するリアルな課題は、即戦力、業界知識の不足、志望動機の壁があること。
・「異業種に転職した人」が成功するコツは、自分の強みをもとに志望動機を作成すること。
・「異業種に転職した人」が成功するために、自己分析ツールで分かった強みをもとに志望動機を作成する。
・転職成功テクニックを使い、ホワイト企業の内定確率アップを狙ってください。

みなさんの転職成功を心から祈っております。