
今の職場が好きだけど転職するメリットは?

それは、自分の適性(強み)に合った職場が見つかることです。
今の職場が好きだけど転職するか悩む方は少なくありません。私も前職に多少の思い入れがあり、転職を迷った時期がありました。
しかし、「好き」という感情と、本当に自分の本領を発揮できる職場であるかどうかはまた別の話です。
私は、自分の適性(強み)を志望動機に落とし込み、それに合う職場を探した結果、「好き」を超えて充実した転職ができました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2,024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、今の職場が好きだけど転職するメリット&デメリットを解説し、あわせて適性(強み)を落とし込んだ志望動機の作成法も紹介します。
「今の職場が好き」だけど転職する大きなメリットとは

今の職場が好きだけど転職する大きなメリットについて、いくつか解説します。
・キャリアアップできる。
・働き方の改善ができる。
・経済的安定につながる。
キャリアアップできる
今の職場が好きだけど転職するというときに、キャリアアップをして市場価値を高めたいと考える人もいます。
実際、リクナビNEXTの退職理由ランキングでは、「キャリアアップしたかった」が唯一“前向きな理由”として7位にランクインしています。

私も前職の仕事自体は好きでしたが、同じことを何年も続けると考えたときに、成長の限界を感じていました。
働き方の改善ができる
今の職場が好きだと感じる多くの人は、職場の人間関係や雰囲気の良さを理由に挙げることが多いものです。
しかし、今は好きな環境であっても、長時間労働や休日出勤など、労働環境は一瞬にして変化することがあります。

私も前職では残業が常態化していたため、転職後に働き方が改善されたときは、その変化を強く実感しました。
経済的安定につながる
今はどんなに好きな職場であっても、給与や待遇が長年変わらないと、将来に対する不安が生まれるものです。
転職によって収入アップや福利厚生の充実を実現できることも多く、結果的に将来的な経済的安定につながります。

私も前職では昇給に限界がありましたが、転職後は安定した業界に移ったことで、将来への不安も解消されました。
・今の職場が好きだけど転職するメリット:キャリアアップ、働き方の改善、経済的安定など。
「今の職場が好き」だけど転職するデメリットと注意点

一方で、今の職場が好きだけど転職するデメリットや注意点についても押さえておきましょう。
・転職活動にかかる時間と労力
・新しい環境に慣れるストレス
・思っていた仕事と違うリスク
転職活動にかかる時間と労力
転職活動における毎日の求人チェックや応募書類の作成、面接対策などにかかる時間と労力は、想像以上に大きいものです。
今の職場が好きだからこそ、わざわざ休日に面接を受けたり、スケジュールを調整したりすることに嫌気が差すかもしれません。

私も終業後に企業研究をしたり、面接準備をしたりと、常に頭がフル回転でしたね。
新しい環境に慣れるストレス
一度好きな職場を離れて新しい職場に転職すると、当然ながら人間関係や社風、仕事の進め方などが一からやり直しになります。
今まで築いてきた信頼関係や暗黙のルールが通用しなくなり、最初は孤独を感じることもあるでしょう。

私も転職直後は「前の職場ならこうしてたのに…」とギャップを感じ、ストレスを覚えたことがあります。
思っていた仕事と違うリスク
求人票や面接では魅力的に感じても、実際に入社してみると想像していた仕事内容と違うと感じることも少なくありません。
特に前の職場が好きだった人ほど、このようなミスマッチが起こると「やっぱり戻りたい」と思いやすくなってしまいます。

私も転職先で期待していた職種に就けず、最初は物足りなさや戸惑いを感じた経験があります。
・今の職場が好きだけど転職するデメリット:転職活動の時間と労力、環境に慣れるストレス、思っていた仕事と違うなど。
「今の職場が好き」だけど転職するなら適性を見つける

今の職場が好きだけど転職する場合は、自分の適性(強み)を志望動機に落とし込み、それに合う職場を探すことがカギです。
自分の適性(強み)に合う職場であれば、新しい環境でも慣れやすく、かつ思い通りの仕事に就けるからです。
さらに、志望動機に適性(強み)を落とし込むことで、転職活動に余計な時間や労力をかける必要もありません。

私も適性(強み)をもとに志望動機を書くことで、効率的に自分に合った企業へ転職することができました。
・今の職場が好きだけど転職する⇒自分の適性(強み)を志望動機に落とし込んで職場を探す。
「今の職場が好き」だけど転職する場合の志望動機作成法(※重要)

「今の職場が好き」だけど転職する人向けに、自分の適性(強み)を落とし込んだ志望動機の作成法を紹介します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが自分の『強み』の理解です。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めることが企業アンケートで答えました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。さらに、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
※すぐに自己分析をして自分の『強み』だけを知りたい方はこちら↓↓
最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。

私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職できました。以下に、これを試せる2つの方法を紹介します↓↓
私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓
AIに自己分析結果を学習させて志望動機を書く方法です。転職理由もAIが考えてくれます↓↓

私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

AIの志望動機例文です。文字数指定で『履歴書用』も書けるため、利用者に大変好評です。
「今の職場が好き」だけど転職する際の志望動機参考例文

志望動機をつくる2つの方法で作成した、今の職場が好きだけど転職する人向けの志望動機の参考例文を紹介します。

まずは例文を参考に志望動機を作成してみてください。
【1】『強み』を活かした経験を転職理由で述べる。
【2】『強み』を活かせる応募企業の特徴を述べる。
【3】転職理由と応募企業の特徴をマッチングする。
志望動機の参考例文①(~今の職場が好きだけど転職する人向け~)

自己分析で分かった強み:状況適応力
私は〇〇損害保険の代理店で営業を担当しております。販売店やお客様のご要望に応じて商品提案や契約フォローを行ってまいりました。しかし、保険という形のない商品だけでなく、実際にお客様が手に取り、快適さを感じられる製品の提案にも携わりたいと考えるようになり、転職を決意しました。
貴社は全国規模で住宅メーカーや工務店との取引があり、提案先の要望に応じて多様な製品ラインナップを展開している点に強く惹かれました。
現職で培った営業経験を活かし、現場の要望や工期変更にも柔軟に対応しながら、貴社の製品価値を最大限に伝えることで、顧客満足度の向上と貴社のさらなる発展に貢献したいと考えて志望いたしました。
※損害保険代理店営業職から住宅設備メーカー営業職への転職
志望動機の参考例文②(~今の職場が好きだけど転職する人向け~)

自己分析で分かった強み:バイタリティ(積極性)
私は〇〇信用金庫で後方事務として勤務しておりました。融資資料や伝票処理など正確性を求められる業務を行う傍ら、積極的にお客様対応に臨み、営業担当者を支えてまいりました。今後は事務としての正確さに加え、お客様とより近い距離で信頼関係を築ける環境で働きたいとの想いから転職を決意しました。
貴社は地域密着型のディーラーとして、来店対応からアフターフォローまで一貫してお客様に寄り添う体制を築かれている点に感銘を受けました。
前職での事務経験を活かし、営業担当者の動きを先読みした積極的な事務処理や顧客対応を行い、店舗全体のサービス品質向上に貢献したいと考えて志望いたしました。
※信用金庫後方事務職から自動車ディーラー営業事務職への転職
「今の職場が好き」だけど転職した私の転職活動体験談

私も過去に「今の職場が好き」だけれど転職活動を始めた経緯があります。特に前職の仕事内容や人間関係は良好でした。
しかしながら、前職はサービス残業が多く、将来的な昇給や昇格の見通しも限られていたため、転職を決めました。
とはいえ、いざ転職活動を始めてみると想像以上に時間と労力がかかり、慣れるまでは非常に苦労しました。
また、私は前職とはまったく異なる業界・業種に転職したため、入社当初は新しい仕事の進め方に戸惑うこともありました。
それでも、自分の適性(強み)を前もって自覚したうえで転職活動を進めるようにしてからは、幸いにも複数の内定を得ることができました。
「今の職場が好き」という思いは大切にすべきですが、それはあくまで“今”の状況であることを意識しておく必要があります。
ある日、信頼していた上司や先輩が退職することもあれば、業績悪化により経営方針が変わることも珍しくないからです。

転職したいという気持ちが少しでもあるなら、まずは自分の適性(強み)を自覚し、それをもとに志望動機を書くことから始めてみてください。
まとめ

以上、今の職場が好きだけど転職するメリット&デメリットと適性(強み)を落とし込んだ志望動機の作成法について解説しました。
・「今の職場が好き」だけど転職するメリットには、キャリアアップ、働き方の改善、経済的安定などがある。
・「今の職場が好き」だけど転職するデメリットと注意点は、転職活動の時間と労力、環境に慣れるストレス、思っていた仕事と違うなどがある。
・「今の職場が好き」だけど転職するなら、自分の適性(強み)を志望動機に落とし込んで職場を探す。
・「今の職場が好き」だけど転職する場合は、自己分析ツールで分かった適性(強み)をもとに志望動機を作成する。
・「今の職場が好き」だけど転職する際の志望動機は、『強み』を活かした経験を転職理由で述べる、『強み』を活かせる応募企業の特徴を述べる、転職理由と応募企業の特徴をマッチングすることがポイント。

みなさんの転職成功を心から祈っております。



