転職活動中はバイトしないほうがいい？
バイトによって自分の『強み』を再発見できるならOK。
転職活動中は「バイトしないほうがいい？」と悩む方も多いでしょう。私も転職活動中に単発バイトをしたことがあります。
自分の『強み』を再発見できるアルバイトは全く問題ありませんが、収入に頼る安易なバイトには要注意です。
私も一時期つなぎで単発バイトをした経験から、志望動機に自分の『強み』を盛り込むことで内定につなげたことがあります。
がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍（2,024名エントリー、採用2名）の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、転職活動中は「バイトしないほうがいい？」のかを徹底解説し、併せて採用される志望動機の作成法も紹介します。
転職活動中に「バイトしないほうがいい」と言われる理由
まず、一般に転職活動中に「バイトしないほうがいい」と言われる理由をひとつずつ整理してみましょう。
・「転職活動の時間」が減少する
・「バイト生活」に慣れてしまう
・キャリアの「一貫性」が壊れる
【1】「転職活動の時間」が減少する
まず、「バイトしないほうがいい」と言われる理由には、転職活動の時間が減少する懸念が挙げられます。
転職活動は、履歴書や職務経歴書の作成、求人への応募、企業研究、面接準備など、想像以上に時間を必要とします。
ところが、シフト制のバイトに入ってしまうと、面接日程との調整が難しくなり、チャンスを逃してしまいかねません。
私の場合、つなぎで副業も兼ねて単発バイトをしていた時期がありましたが、それでも転職活動のペースは落ちましたね。
【2】「バイト生活」に慣れてしまう
また、「バイトしないほうがいい」と言われるもうひとつの理由は、バイト生活に慣れてしまうことでしょう。
バイト収入がある程度入って生活が安定することにより、本来の目標である転職への意識が薄れてしまうわけです。
そういった安心感が逆に「まあ、このままでもいいか」という気持ちを生み、転職活動へのモチベーションを下げてしまいます。
実際に私も、単発バイトで求められる責任の少なさや気楽さに甘えてしまい、気持ちが緩んでしまったことがありました。
【3】キャリアの「一貫性」が壊れる
さらに「バイトしないほうがいい」と言われる最大の理由に、キャリアの一貫性が壊れてしまうことがあります。
転職活動に直接関係のないアルバイト経験を履歴書や面接で追加すれば、一貫性のない人材という印象を与えかねません。
黙っていればバイト経験が企業に伝わることは少ないですが、それでも転職という人生の転機でブレが生じるのは致命的です。
私も実際、職務経歴書に単発バイトを記載するか迷ったことがあります。
・「バイトしないほうがいい」と言われる理由：転職活動時間の減少、バイト生活への慣れ、キャリアの一貫性が壊れる。
転職活動中に「バイトしないほうがいい」人の典型的な例
「バイトしないほうがいい」と思われる典型的なタイプは、時間管理やモチベーションの維持、キャリアがあいまいな人です。
特に、安易に収入を安定させたいとの思いだけでアルバイトをする場合は、慎重に判断すべきと言えます。
本来正社員で転職できる人にも関わらず、バイトによる安心感によって転職活動が長期化する原因になるからです。
私も前職と全く異なるアルバイトで収入を得た時に新鮮さや魅力を感じたことがありました。
・「バイトしないほうがいい人」の典型例：収入を安定させたいだけの人。
「バイトしないほうがいい」との意見は気にしなくてよい
「バイト＝悪い」と気にする必要はありません。大切なのは、バイト経験によって自分の『強み』を見出すことだからです。
例えば、接客バイトで「対応力」を再確認できたり、事務バイトで「正確性」を知る機会もあるでしょう。
バイト経験や自己分析で自分の『強み』を掘り起こし、志望動機に反映させれば、むしろ武器になることもあるのです。
私も、単発バイトで得た自分の『強み』を自己分析で深め、志望動機に落とし込んだことで企業から評価されました。
・「バイトしないほうがいい」⇒志望動機に書ける自分の『強み』を再発見するバイトなら可。
転職活動中の「バイト経験」を活かす志望動機のつくり方（※重要）
「バイトしないほうがいい？」と悩む方に、バイト経験を活かすための『強み』を反映した志望動機の作成法を紹介します。
志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが自分の『強み』の理解です。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと
８割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで答えました。
つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない
半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で分かりました。また、９割が「自己分析済」か見抜けます。
『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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最強の志望動機をつくる【２つの方法】
いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。
私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職できました。以下に、これを試せる２つの方法を紹介します↓↓
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。
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転職活動中の「バイト経験」を活かす志望動機の参考例文
志望動機をつくる２つの方法を使用して、自己分析ツールで分かった自分の『強み』を深めた志望動機の例文を紹介します。
「バイトしないほうがいい」と悩む方や既に「バイト経験がある」という方も、まずは『強み』で志望動機を作成してみてください。
【１】前職で強みを活かした経験を「転職理由」に書く。
【２】前職の強みを活かせるような「企業の特徴」を書く。
【３】転職理由と企業の特徴を「マッチング」で結びつける。
「バイト経験＆自己分析」で分かった強み：協調性
私は〇〇生命保険会社にて支払い査定事務を担当しておりました。営業部門や鑑定人など多くの関係者と協力しながら請求案件を正確かつ迅速に処理してまいりました。しかし、今後は事務業務に留まらず、直接お客様と向き合いながら、信頼関係を築く営業職へ携わりたいとの想いが強くなり、転職を決意しました。
貴社は建物管理において、入居者様やオーナー様、業者様と幅広く関わりながら、地域に密着したサービスを提供されていると伺いました。
私は前職で培った協調性を活かし、社内での連携と入居者様やオーナー様との信頼関係を大切にしながら、貴社のサービス価値向上と発展に貢献したいと考えて志望いたしました。
※生命保険会社の支払い査定事務職⇒不動産管理会社の営業職
転職活動中に「バイトしないほうがいい」と考えた体験談
私が転職活動をしていた頃、活動にかかる費用や生活費への不安が常につきまとっていました。
そこで一時的に単発の軽作業バイトを入れました。収入の足しになり、生活の不安が和らいだのは確かです。
しかし、数日でもバイトをすると転職活動のリズムが乱れました。求人検索や企業研究の時間が減ったのを覚えています。
この経験から「本気で転職を成功させたいなら、バイトしないほうがいい」と強く感じました。
また、責任が軽くすぐに報酬が得られるバイトの気楽さに慣れると、「このままでもいいか」と思う危うさもありました。
一方で、バイト現場では年齢も背景も異なる人と協力することで、自分の強みを再認識することもできました。
その後の自己分析や志望動機作成では、その強みを裏付ける材料としてバイト経験も役立ったと感じています。
収入だけを目的にしたバイトでなく、強みを掘り起こし志望動機につなげられる経験なら大きな意味があると思います。
転職成功テクニック
転職活動で「バイトしないほうがいいのか」に加えて、ホワイト企業転職を叶える転職成功テクニックを紹介します。
私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
【1】「若手向け」の中規模転職サイトを使う
【2】「人柄特化」の転職エージェントを利用
【3】面接で「家族のための転職」をアピール
【1】「若手向け」の中規模転職サイトを使う
実は、私も含め転職成功者の32％は大手以外の転職サイトも使って初めて内定しています。
大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、若手向けの「中規模転職サイト」を紹介します↓↓
【2】「人柄特化」の転職エージェントを利用
残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。
しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントなら、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
【3】面接で「家族のための転職」をアピール
面接で「家族のために転職する」ことをアピールするだけでも、信頼性を示せます。
アピール方法は、下記記事が参考になります↓↓
まとめ
以上、転職活動中は「バイトしないほうがいい？」のか、採用される志望動機の作成法について徹底解説しました。
・転職活動中に「バイトしないほうがいい」と言われる理由は、転職活動時間の減少、バイト生活への慣れ、キャリアの一貫性が壊れるため。
・転職活動中に「バイトしないほうがいい」人の典型的な例は、収入を安定させたいだけの人。
・「バイトしないほうがいい」との意見がある一方、志望動機に書ける自分の『強み』を再発見するバイトなら可。
・転職活動中の「バイト経験」を活かすため、自己分析で分かった自分の『強み』を反映した志望動機を作成する。
・転職活動中の「バイト経験」を活かす志望動機の作成ポイントは、前職で強みを活かした経験を転職理由に書く、前職の強みを活かせるような企業の特徴を書く、転職理由と企業の特徴をマッチングで結びつけること。
・転職成功テクニックを使って、ホワイト企業入社を実現してください。
みなさんの転職成功を心から祈っております。
