面接で「想定外の質問」に答えられないときはどうする？
自分の『強み』を土台にした志望動機があれば対処できます。
転職面接で、想定外の質問に答えられないと焦ったことはありませんか？私も意図しない質問で言葉に詰まった経験があります。
実は、想定外の質問の多くは、人柄や対応力を見ているだけで、本質は「なぜこの会社なのか？」にあります。
私は自分の『強み』を土台にした志望動機を準備し、一貫した受け答えで信頼を得て内定を獲得しました。
がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍（2,024名エントリー、採用2名）の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、「想定外の質問」に答えられないときの対処法と、『強み』を土台にした志望動機の作り方をご紹介します。
「想定外の質問」を採用担当者が投げかける理由
転職面接において「想定外の質問」を採用担当者が投げかける理由について考えてみましょう。
・応募者の「人柄」を見るため。
・応募者の「対応力」を見るため。
・志望動機の「一貫性」を見るため。
応募者の「人柄」を見るため
面接で「想定外の質問」を採用担当者が投げかける理由に、応募者の人柄を見ることがあります。
想定済みの質問対策は大切ですが、逆に言えば、それだけでは本当の人物像が見えないからです。
通常の質問だけでは分からない人柄を見るために、一見答えられない想定外の質問をするわけです。
私も、「最近嬉しかったこと」「理想の上司像」といった、直接採用に関係しない質問を受けた経験があります。
応募者の「対応力」を見るため
また、面接で採用担当者が「想定外の質問」を投げかける理由に、応募者の対応力を見ることも挙げられます。
入社後の急なトラブル対応や顧客の要望などに即座に対応する力があるかを試すため、想定外の質問をするのです。
ですから、完璧さを求めず冷静さや素直な受け答えをするだけでも、評価されることが多いです。
私も、うまく話すことよりも、どう向き合ったかを落ち着いて話すように心がけました。
志望動機の「一貫性」を見るため
面接で「想定外の質問」を採用担当者が投げかける最大の理由に、志望動機の一貫性を見ることがあります。
企業が気にするのは、自社で長く定着して活躍してくれるかという点に限ります。その判断材料になるのが一貫性なのです。
一見立派な志望動機でも、想定外の質問を受けると志望動機とズレた回答をしてしまいがちです。
私も面接中にこうした想定外の質問に答えられないことで、志望動機の本気度を疑われた経験があります。
・「想定外の質問」をされる理由：応募者の人柄、対応力、志望動機の一貫性を見るため。
「想定外の質問」に答えられないと悩む必要なし
転職面接で「想定外の質問」にうまく答えられないとしても、いたずらに悩む必要はありません。
なぜなら、採用担当者は回答の中身よりも、「人柄」や「対応力」などの向き合い方を見ているにすぎないからです。
実は、想定外の質問の背後にある「なぜこの会社なのか？」という採用担当者の本質的な問いの方が大切です。
私も想定外の質問に戸惑った経験がありますが、そのたびに「なぜこの会社か？」という原点に立ち返りました。
・「想定外の質問」で悩むのではなく採用担当者の本質的な問いに注目する。
「想定外の質問」に答えられないときの対処法
「想定外の質問」に対処するには、自分の『強み』を土台にした志望動機を準備しておくことがカギです。
自分の『強み』が定まっていれば、「なぜこの会社を選んだのか？」という本質的な問いに一貫性ある答えができるからです。
一貫性があれば、「想定外の質問」でも人柄・対応力・志望動機のすべてが伝わり、採用担当者に好印象を与えます。
私も、自分の『強み』を土台にした志望動機を用意していたことで、想定外の質問にも落ち着いて対応できました。
・「想定外の質問」に答えられないときは『強み』を土台にした志望動機を作成する。
「想定外の質問」に備える志望動機の作り方（※重要）
面接で「想定外の質問」に答えられないことに備え、『強み』を土台にした志望動機の作成法を解説します。
志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが『強み』の理解なのです。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと
８割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めることが企業調査で分かりました。
つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない
半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で分かりました。また、９割が「自己分析済」か見抜けます。
『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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「想定外の質問」に備える志望動機の参考例文
志望動機をつくる２つの方法で作成した参考例文を紹介します。
面接で「想定外の質問」に答えられないことに備え、自分の『強み』を土台とする志望動機を用意してください。
【１】前職で「強み」を活かした経験を転職理由で述べる。
【２】前職の「強み」が活かせる応募企業の特徴を述べる。
【３】転職理由と企業の特徴がマッチングしていると示す。
志望動機の参考例文（～想定外の質問に答えられないことに備える～）
自己分析で分かった強み：状況適応力
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※住宅設備メーカー営業職から工務店営業職への転職
「想定外の質問」に答えられないと悩んだ体験談
私も転職活動中の面接で「想定外の質問」に答えられず、不安を感じたことが何度かありました。
当時の私は、想定外の質問に答えられない＝マイナスだと決めつけ、落ちた原因もそこにあると思い込んでいました。
しかし、面接を重ねるうちに、採用担当者は質問の中身よりも、人柄や対応力を見ているのだと気づきました。
つまり、多少答えがズレていても、落ち着いた姿勢と志望動機との一貫性があれば、評価が下がるわけではないのです。
実際、最終的に内定をいただいた企業でも、私は「想定外の質問」に完璧には答えられませんでした。
それでも評価されたのは、自分の『強み』を土台にした志望動機を持ち、一貫した姿勢で受け答えできていたからです。
すべての質問に完璧な回答を用意するよりも、『強み』をもとに志望動機をしっかり固める方が遥かに役立ちます。
皆さんも「答えられない」と焦るのではなく、自信を持てる志望動機づくりから始めてみてください。
転職成功テクニック
面接で「想定外の質問」に答えられないときの対処法に加えて、ホワイト企業の内定を得る転職成功テクニックを紹介します。
私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・面接で「家族のための転職」をアピール
若手向けの「中規模転職サイト」を利用
実は、私も含め転職成功者の32％は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。
大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、ホワイト求人の多い「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
「人柄」特化の転職エージェントを利用
残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。
しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
面接で「家族のための転職」をアピール
面接で「家族のために転職する」ことをアピールすれば信頼性を示すことができます。
アピール方法は下記記事が参考になります↓↓
まとめ
以上、「想定外の質問」に答えられないときの対処法と、『強み』を土台にした志望動機の作り方について紹介しました。
・「想定外の質問」を採用担当者が投げかける理由に、応募者の人柄、対応力、志望動機の一貫性を見ることがある。
・「想定外の質問」に答えられないと悩むのではなく、採用担当者の本質的な問いに注目する。
・「想定外の質問」に答えられないときの対処法は、強みを土台にした志望動機を作成すること。
・「想定外の質問」に答えられないことに備えるため、自己分析ツールで分かった強みをもとに志望動機を作成する。
・「想定外の質問」に備える志望動機を作成するポイントは、前職で強みを活かした経験を述べる、前職の強みが活かせる応募企業の特徴を述べる、転職理由と企業の特徴がマッチングしていると示すこと。
・転職成功テクニックを活用し、ホワイト企業の内定獲得を目指してください。
みなさんの転職成功を心から祈っております。
