
転職面接で「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えたい…

もちろんOKです。ただし、応募者の強みを反映した志望動機を作成しておくことがポイントです。
転職面接で仕事をする上で大切なことを聞かれた時に、「責任感」と答える方法に悩んでいませんか?私も同じような面接経験があります。
責任感を大切にすることは良いことですが、その言葉を裏付ける志望動機やエピソードを用意することが採用のカギです。
このため、応募者の強みを反映した志望動機を作成した上で、責任感があることを具体的にアピールしていきましょう。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職できた経験から、転職成功のノウハウを発信しています。
この記事では、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるコツと例文を解説し、併せて採用される志望動機の作成法を紹介します。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感に関する印象の調査

「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答える応募者の印象について、一般企業採用担当者100名に独自アンケートを行いました。
その結果、「大変良い」「良い」が合わせて74%で最も多く、「どちらでもない」が23%、「悪い」はわずか3%でした。

「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えることは、多くの採用担当者にとって好印象であることが分かります。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答える応募者の印象:採用担当者の74%が「良い」と回答。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるメリット

「仕事をする上で大切なこと」が責任感であると答えるメリットを考えてみましょう。
・「目標達成能力」を示せる。
・「信頼性の高さ」を示せる。
・「定着性の高さ」を示せる。
「目標達成能力」を示せる
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるメリットとして、目標達成能力を示せることがあります。
責任を持って仕事に取り組める人ならば、それだけ高い目標を達成したいという意識や意欲が強いからです。
基本的に即戦力がある人材を求める企業にとって、目標意識をもって仕事に当たれる人は魅力的と言えます。

私も面接で即戦力になれる点を積極的にアピールしていました。
「信頼性の高さ」を示せる
また、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えると、信頼性の高さを示せるメリットもあります。
責任を持って仕事をする考えが根付いている人材なら、それだけ任せられる仕事も多く信頼に足る人だと評価されやすいからです。
転職面接はお互いに信頼関係を築く場であり、信頼性を示すことが肝心です。

私も面接を通して特に採用担当者との信頼関係構築に努めていましたね。
「定着性の高さ」を示せる
そして、「仕事をする上で大切なこと」が責任感と答えれば、定着性の高さを示せる大きなメリットがあります。
責任感を持って粘り強く仕事ができる人材は、それだけ企業に定着して長く働き続けられるという印象を採用担当者に与えるからです。
早期退職を最も避けたいと考えている企業の採用担当者にとって、定着性があるかは採否を決定するポイントです。

私も数多くの面接を経験し、採用担当者が定着性を重視していることを実感してきました。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感のメリット:目標達成能力、信頼性、定着性を示せる。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感と答えるデメリット

一方で、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えることにはデメリットも存在します。
・「自己中心的」だと思われる。
・「ストレスに弱い」と思われる。
・「志望動機との矛盾」を疑われる。
「自己中心的」だと思われる
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えると、自己中心的だと思われる恐れがあります。
責任感の強さが、時には周囲を考えず、自分の責任を果たすだけの人と思われることもあるからです。
このため、責任感をアピールするときは、周囲の人と良好な関係を築けるコミュニケーション力も併せて伝えましょう。

私も面接で主張したいことがあれば、必ず補足情報を伝えるように努めました。
「ストレスに弱い」と思われる
また、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えると、ストレスに弱いと思われる可能性もあります。
責任感と責任に強いことは同じではありません。むしろ、過剰に責任を感じることでストレスを抱え込みやすい人だと思われる場合があります。
ストレス耐性に疑いを持たれると、早期退職に繋がると懸念され、マイナスイメージとなります。

私も答えた内容に関して厳しい質問を受けたことがありますが、常に冷静沈着に対応するよう心掛けていました。
「志望動機との矛盾」を疑われる
さらに、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと回答することで、志望動機との矛盾を疑われる可能性もあります。
例えば、前職と全く違う仕事がしたいという転職理由では、責任感をアピールすることで矛盾が生じやすいと言えます。
面接中の矛盾で採用担当者の信頼を失えば、そのまま不採用につながるリスクがあります。

このため、私はまず面接でどんな質問をされても通じる志望動機をしっかりと作り込むことを徹底しました。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感のデメリット:自己中心的、ストレスに弱い、志望動機との矛盾。
「仕事をする上で大切なこと」は志望動機を中心に答えよう

転職面接での「仕事をする上で大切なこと」に答えるコツは、自分の強みを反映した志望動機を作成した上で責任感をアピールすることです。
志望動機を中心に回答することで、自己中心的と思われたりストレス耐性が低いと見られるリスクを避け、採用担当者の信頼を得られるからです。
まず採用担当者の信頼を得ることで、責任感をアピールした回答に説得力を持たせることができます。

私も志望動機をしっかりと作成し信頼を得たことで、複数の企業から内定を得ることができました。
・「仕事をする上で大切なこと」⇒自分の強みを反映した志望動機を作成する。
「仕事をする上で大切なこと」に答える志望動機のつくり方(※重要)

「仕事をする上で大切なこと」が責任感であると答えるため、強みを理解する必要性と簡単に志望動機を作成する方法を解説します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」があります。しかし採用される志望動機に必要不可欠なことがあります。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者は「自分の強みを理解している志望動機」を求めることが企業アンケートで分かりました。

つまり強みが反映されないと、採用される志望動機は書けません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。さらに、9割が「自己分析済」かを見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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「仕事をする上で大切なこと」に責任感を含む面接例文3選

志望動機をつくる2つの方法で書いた志望動機と、それを中心に「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答える面接例文3選を紹介します。

「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるときは、以下のポイントに注意しましょう。
【1】まず仕事をする上で「責任感」を大切にしていることを述べる。
【2】現職・前職で「強み」を活かして責任を果たした経験を述べる。
【3】応募先企業でも「強み」と責任感を活かして働きたいと述べる。
志望動機と面接例文①(※仕事をする上で大切なことは責任感)
【自己分析で判明した強み:状況適応力】
私は不動産会社で賃貸仲介営業を担当しております。お客様の生活やご予算の状況に合わせた最適な物件提案を行うことで契約率を向上させてきました。しかし、現職では既存物件の紹介が主であり、多様化するお客様のニーズに柔軟に対応できる営業力をさらに磨きたいと考え、この度転職を決意しました。
貴社は革新的な自動車部品の開発を通じて、顧客の課題に応じた柔軟な製品提案を行っており、その姿勢に大変魅力を感じております。
私は顧客の課題を深く理解し、複数の選択肢を組み合わせた最適な提案営業によって貴社製品のシェアを高め、顧客満足度を向上させることで貴社の更なる発展に貢献したいと考えて志望しました。
※不動産会社賃貸仲介営業職から自動車部品メーカー営業職への転職

「仕事をする上で大切なこと」を教えてください。

仕事をする上で大切だと思うのは、責任感です。現職でも物件を提案する中で、お客様の人生に携わっている責任感を常に持っていました。そのため、物件の情報を正確に伝えることはもちろん、お客様の契約条件に合わせて細部まで丁寧に説明するよう心がけていました。その結果、あなたに任せて良かったとお褒めの言葉を頂いたこともあります。御社でも責任を持って顧客に合わせた製品提案に努めたいと考えています。
志望動機と面接例文②(※仕事をする上で大切なことは責任感)
【自己分析で判明した強み:協調性】
私は旅行代理店でカウンターセールスを務めました。宿泊施設や交通手段の選定において手配部門と協力しながら顧客満足度向上に努めてまいりました。しかし、個人の販売成績が重視される前職から、今後は社員同士が連携して業務に取り組み、接客の質を高められる環境で働きたいと考え、転職を決意しました。
貴社ホテルでは接遇研修を徹底し、職員同士が連携して宿泊や観光案内サービスを提供するホスピタリティの追求に深く感銘を受けました。
私は、ホテリエとして他のスタッフと連携しながらお客様が安心して滞在できるホテル環境を整え、リピート利用率の向上と貴社発展の一翼を担いたいと考えて志望しました。
※旅行代理店カウンターセールスからホテリエへの転職

「仕事をする上で大切なこと」を教えてください。

仕事をする上で大切なことは、責任感だと考えています。前職では万が一お客様の滞在先でトラブルが発生した場合にも、お客様の貴重な時間が無駄にならないように担当部署と連携しながら責任を持って対応するよう努めました。こうした顧客対応が、お客様の満足度向上につながったと感じています。御社においても責任感を大切にしながら、チームの一員として協力し、お客様に最高の滞在体験を提供したいと考えております。
志望動機と面接例文③(※仕事をする上で大切なことは責任感)
【自己分析で判明した強み:サポート力】
私は食品メーカーで営業事務を担当しております。迅速かつ丁寧な受発注管理や顧客対応を通じて営業担当者をサポートし、部門内で信頼を得てまいりました。しかし、後方支援に徹する現職から、直接お客様と接する機会が多い環境で事務処理能力をさらに高めたいと考え、転職を決意しました。
貴院では、医療事務員もチーム医療の一員として患者様に積極的に関わることを求め、医院全体で患者満足度向上に取り組まれていることに魅力を感じました。
私は、受付時の親身な応対や予約管理を通じて医療スタッフが診療に専念できる環境を整え、患者満足度向上に貢献することで、貴院の発展に寄与したいと考えて志望いたしました。
※食品メーカー営業事務職からクリニック医療事務職への転職

「仕事をする上で大切なこと」を教えてください。

仕事をする上で大切だと思うのは、責任感です。前職で営業事務を担当していた際は、取引先からの急な納期変更や追加発注が発生したときも営業担当者にすぐに報告することでスムーズな対応を実現しました。これにより、お客様から信頼を得るだけでなく、部門内でも頼られる存在となれたことにやりがいを感じました。御院でも医療スタッフを支え、患者様やスタッフに頼られる事務員になりたいと考えています。
「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えた私の体験

私も転職活動中の面接で「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えた経験があります。
ある金融関連企業の面接で、お客様の資産を預かることに関して責任が伴うため、そのことについて言及しました。
しかし、面接官には責任を持って仕事をすることは当たり前であり、その中で自分にどんな仕事ができるのかを突っ込まれました。
責任感という言葉を簡単に使ってしまうと、いざどのように責任を果たすのか問われた時に、説得力のある回答ができません。
一方で、事前に自分の強みを反映した志望動機を作成しておけば、その強みを中心に責任を果たす方法を具体的に話せます。

皆さんもぜひ志望動機の作成を通して、有利に面接対策を進めてください。
転職成功テクニック

「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答える方法が分かったら、ホワイト企業入社に繋がる転職成功テクニックをお試しください。

私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
・若手向けの「中規模転職サイト」を利用
・「人柄」特化の転職エージェントを利用
・忖度なしの「転職相談サービス」を利用
若手向けの「中規模転職サイト」を利用

実は、私も含め転職成功者の32%は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。

大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、ホワイト求人の多い「若手向け」中規模転職サイトを紹介します↓↓
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残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。

しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
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私は転職活動の悩みをアドバイザーに相談して解決してきました。しかし、有料サービスや転職エージェントに抵抗がある方も多いでしょう。

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まとめ

以上、「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるコツと例文、採用される志望動機作成法について解説しました。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるメリットは、目標達成能力、信頼性、定着性を示せること。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感と答えるデメリットは、自己中心的、ストレスに弱い、志望動機との矛盾など。
・「仕事をする上で大切なこと」を聞かれたら、自分の強みを反映した志望動機を作成した上で責任感をアピールする。
・「仕事をする上で大切なこと」に答えるため、自己分析ツールで分かった強みで志望動機を作成する。
・「仕事をする上で大切なこと」が責任感だと答えるポイントは、仕事をする上で責任感を大切にしていること、現職・前職で強みを活かして責任を果たした経験、応募先企業でも強みと責任感を活かして働きたいと述べること。
・転職成功テクニックの活用で内定獲得を目指してください。

みなさんの転職成功を心から祈っております。