
ホテル業界未経験者の志望動機はどう書く?

自分の『強み』をアピールすればOKです。
ホテル業界に挑戦したいけれど、「未経験だから不安」だと感じていませんか?私もサービス業界に挑んだ経験があります。
実は、ホテル業界では「正解のない対応」が求められるため、人柄や強みといった経験によらない資質こそ評価されやすいです。
このため、自分の『強み』をアピールしながらホテル業界を希望する志望動機を書けば、内定にグッと近づきます。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2,024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、ホテル業界を目指す未経験者向けに志望動機の例文3選と、私の体験談を交えながら採用される志望動機の作成法を解説します。
「ホテル業界」に挑戦したい未経験者が抱えやすい不安

「ホテル業界」の転職に挑戦する際に、未経験者が抱えやすい不安について解説します。
① お客様対応や実務への不安
② 志望動機の書き方への不安
③ 面接での受け答えへの不安
① お客様対応や実務への不安
ホテル業界に初めて挑戦する未経験者であれば、まずお客様対応や実務への不安を抱えやすいと言えます。
ホテルは、他のどの業界と比較しても細かいお客様対応が求められる業界です。また、深夜や早朝勤務が発生するシフト制でもあります。
とはいえ、現在ホテルで就業している人の多くも最初は未経験から始めていますので、必要以上に心配する必要はありません。

むしろ、こういった実務への不安が企業側に伝わらないよう、落ち着いた姿勢で応募に臨むことの方が大切です。
② 志望動機の書き方への不安
次に未経験者が抱えやすいのが、当記事のタイトルにもあるホテルならではの志望動機の書き方が分からない不安です。
ただ「接客が好きだから」「ホテルが好きだから」といった理由だけでは浅く見られそうで、書けば書くほど自信がなくなるものです。
さらに、他の応募者と比べて未経験だとどんな点をアピールすれば良いのか分からないという不安もつきまといます。

これは単に書き方が分からないというより、自分の経験に価値があると信じ切れないことが問題なのです。
③ 面接での受け答えへの不安
そして、特にホテル業界の未経験者だからこそ、実際の面接での受け答えに対する不安も大きいと言えるでしょう。
ホテル業界はサービス品質が重視されるため、面接の段階から接客レベルを見られているのではと感じる人が少なくありません。
その結果、言葉遣いや振る舞いに気を遣い過ぎてしまい、本来の自分らしい姿で面接を受けられない状態になります。

このため、たとえ未経験であったとしても、自信を持って面接に臨む心を養う必要があります。
・ホテル業界未経験者が抱えやすい不安: お客様対応や実務、志望動機の書き方、面接での受け答えなど。
「ホテル業界」が未経験である応募者に求められること

ホテル業界では正解のない対応が求められるため、未経験であるほど応募者の人柄がしっかりと見られていると考えましょう。
実際にホテル業界に限らず、株式会社学情の調査でも「採用する際に重視するポイント」として人柄が最も多く挙げられています。
このため、応募者の人柄が滲み出るような志望動機を書けば、ホテル業界の企業採用担当者にも刺さりやすくなります。

私もサービス精神が求められる職種を受けるときこそ、自分の人柄を前面に出すことを意識しました。
・「ホテル業界」が未経験⇒応募者の人柄が求められる。
「ホテル業界」の志望動機では自分の強みをアピールする

未経験者が「ホテル業界」の志望動機を書くなら、自分の『強み』をアピールすることが採用されるポイントです。
自分の『強み』をアピールすれば、それが応募者の人柄として認識されるため、採用担当者から信頼を得やすくなるからです。
また、実務面にも触れながら『強み』をもとに志望動機を書くことで、面接での受け答えにも一貫性が生まれます。

私もまず自分の『強み』をアピールする志望動機を用意したことで、複数の企業から内定を勝ち取ることができました。
・「ホテル業界」の志望動機⇒自分の強みをアピールする。
「ホテル業界」に未経験者が採用される志望動機の作り方(※重要)

未経験者が「ホテル業界」に採用されるために、自分の『強み』をアピールする志望動機の作成法を紹介します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが自分の『強み』の理解です。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで答えました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者が「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で答えました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
※すぐに自己分析をして自分の『強み』だけを知りたい方はこちら↓↓
最強の志望動機をつくる【2つの方法】
いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。

私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職できました。以下に、これを試せる2つの方法を紹介します↓↓
私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓
AIに自己分析結果を学習させて志望動機を書く方法です。転職理由もAIが考えてくれます↓↓

私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

AIの志望動機例文です。文字数指定で『履歴書用』も書けるので、利用者に大変好評です。
「ホテル業界」を受ける未経験者向け志望動機の例文3選

志望動機をつくる2つの方法を使って、「ホテル業界を志望する」未経験者向けに作成した志望動機の例文3選を紹介します。

以下のポイントに沿って、実際に志望動機を作成してみてください。
・前職で自分の『強み』を活かした経験を転職理由で述べる。
・自分の『強み』を活かせそうな応募先ホテルの特徴を述べる。
・応募先ホテルで『強み』を活かせることをマッチングで述べる。
志望動機の例文①(※ホテル業界未経験者向け)

自己分析で診断した強み:状況適応力
私は〇〇不動産管理で営業を務めております。入居者様の生活や予算、条件などの状況に合わせて最適な提案を行い、信頼関係を築くことで契約に結びつけてまいりました。一方で、限られた管理物件の中での提案にとどまらず、より多様なお客様のご希望に沿った提案をしたいと考えるようになり、転職を決意しました。
貴社ホテルでは、ビジネスから観光まで幅広いお客様を受け入れ、お客様の状況に応じた接客を大切にされている点に魅力を感じております。
現職での営業経験を活かし、お客様の目的や滞在背景をくみ取った接客対応を行うことで、満足度の高い滞在体験を提供し、リピーター獲得に貢献したいと考え志望いたしました。
※不動産管理会社の営業職→ホテル業界(ホテリエ/接客・サービス職)
志望動機の例文②(※ホテル業界未経験者向け)

自己分析で診断した強み:共感性
私は〇〇自動車で営業事務を担当しておりました。購入を迷われているお客様に共感した丁寧な対応に徹し、営業スタッフとお客様の間に立って調整役を担ってきました。前職での裏方業務にとどまらず、より直接的にお客様と関わることのできる環境で接客に挑戦したいと考えるようになり、転職を決意しました。
貴社ホテルは、お客様一人ひとりの背景を大切にしたホスピタリティあふれるサービスを提供されている点に感銘を受けました。
私は前職で培った事務経験を活かしつつ、お客様のお気持ちに寄り添う接客に尽力し、心に残る滞在体験を提供することで、貴社ホテルのさらなる発展に貢献したいと考え志望いたしました。
※自動車ディーラーの営業事務職→ホテル業界(ホテリエ/接客・サービス職)
志望動機の例文③(※ホテル業界未経験者向け)

自己分析で診断した強み:バイタリティ(積極性)
私は〇〇紳士服で販売を担当しております。売場づくりや接客方法の改善に積極的に取り組むことで、来店客数や購買率の向上につなげ、店舗の売上に貢献してまいりました。しかしながら、商品販売にとどまらず、より長い時間を通してお客様の満足度を高める仕事に携わりたいという思いが強くなり、転職を決意しました。
貴社ホテルでは、スタッフ一人ひとりが主体的にお客様対応を行い、現場の裁量を重視されている点に惹かれております。
私は現職での販売経験を活かし、お客様への声かけや業務改善に取り組むことで、満足度の高い滞在体験を実現し、貴社ホテルの売上向上に貢献したいと考え、志望いたしました。
※紳士服専門店の販売職→ホテル業界(ホテリエ/接客・サービス職)
「ホテル業界」など未経験業界の志望動機を書いた体験

私もホテル業界ではありませんが、未経験でありながらサービス業界の企業を受けるために志望動機を書いたことがあります。
前職でお客様対応をした経験はありますが、いわゆる一般企業での業務であり、顧客対応の実務経験とは言えないものでした。
そのため、サービス業界の企業を受ける際には、志望動機で何をどのようにアピールすべきか分からず、悩んだことを覚えています。
しかし、これらの企業を受けるなかで、未経験だからこそ、スキルや実績よりも人となりを見られていると感じました。
サービス関連企業では、前職での業務経験がそのまま当てはまることは少なく、人柄で判断するしかない場面が多いのが理由だと考えます。
このため、むしろ自分が経験の中で培ってきた『強み』をアピールすることが、大きな武器になると実感しました。
自分ならではの『強み』は、私の分かりやすい人柄であり、志望動機を書く際の手助けや面接対策にもなったのです。

皆さんも、自分の『強み』をもとに志望動機を書くことで、ホテル業界への転職を成功させてください。
まとめ

以上、ホテル業界を目指す未経験者向けの志望動機の例文3選と採用される志望動機の作成法について解説しました。
・「ホテル業界」の未経験者が抱えやすい不安として、お客様対応や実務、志望動機の書き方、面接での受け答えなどがある。
・「ホテル業界」が未経験である場合、応募者の人柄が求められる。
・「ホテル業界」の志望動機では、自分の強みをアピールすることが採用されるポイントである。
・「ホテル業界」に未経験者が採用されるために、自己分析ツールで分かった自分の『強み』をもとに志望動機を作成する。
・「ホテル業界」を受ける場合の志望動機は、前職で自分の『強み』を活かした経験を転職理由で述べ、自分の『強み』を活かせそうな応募先ホテルの特徴を述べ、応募先ホテルで『強み』を活かせることをマッチングで述べることがポイント。

みなさんの転職成功を心から祈っております。


