
転職面接の1週間前に「何もしてない」のはNG?

自分の『強み』をベースに志望動機を作成しておけばOK。
転職面接の1週間前に「何もしてない」ことが原因で不安になってしまう気持ちは、私も痛いほど分かります。
しかし、1週間あれば企業の採用担当者が確認している最重要ポイントだけに集中して対策できる絶好の機会とも言えます。
私は、自分の『強み』をベースに志望動機を作成しておくことで必要最小限の面接対策を行い、内定を得ました。

がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍(2,024名エントリー、採用2名)の超ホワイト企業に転職した経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、面接の1週間前に「何もしてない」人に向けて、企業が確認しているポイントや志望動機の作成法をご紹介します。
1週間前に「何もしてない」のは本当にNGなのか?

多くの人は、「面接1週間前に何もしてない=間に合わない」と思い込みがちです。とはいえ、それで不採用が決まるわけではありません。
企業の採用担当者は、面接前の準備量までは知りようがありません。それより、短い面接時間で応募者が何を語れるかに注目しています。
このため、自分が何もしてない…と固執するのではなく、残り1週間で何ができるかを考えた方が遥かに採用に近づきます。

私も、広く浅くではなく必要不可欠なことだけに集中したことで、「何もしてない」と焦ることはなくなりました。
・1週間前に「何もしてない」ではなく「何ができるか」を考える。
1週間前に「何もしてない」ときに問題になること

面接の1週間前に「何もしてない」ときに本当に問題になることについて解説します。
・「自己分析」が浅く話がブレる
・「第一印象」を損なってしまう
・志望動機との「一貫性」を失う
「自己分析」が浅く話がブレる
まず、面接1週間前まで何もしていない状態だと、自己分析が浅く、面接中に話がブレることが問題と言えます。
自分の強みや仕事で大切にしている価値観が分からないまま本番を迎えると、基本的な質疑応答すらうまく答えられません。
企業の採用担当者からすると、「この人は入社後に何がしたいのか」が見えづらくなり、評価が下がります。

私も自己分析を踏まえずに臨んだ面接では、やたらと話が長くなることが多かったですね。
「第一印象」を損なってしまう

次に、面接1週間前まで何もしていない状態で本番に臨むと、第一印象を損なってしまうことも見逃せません。
dodaの「面接で重視するポイント」の調査では、各職種において「第一印象」が最も多く挙げられています。
「何もしていない」という不安や焦りを抱えたままだと、それは面接中の表情や声のトーンにそのまま表れます。

その結果として、面接開始から数分で第一印象を損ねてしまいかねません。
志望動機との「一貫性」を失う
そして、面接の1週間前まで何もしていないと、志望動機との一貫性を失うことも大きな問題のひとつです。
準備不足のままだと、志望動機や転職理由、自己PR、エピソードなどの内容がバラバラになってしまうことがあります。
志望動機の内容と、面接での質疑応答が関連していないことを話してしまえば、採用担当者の信頼を失います。

私も志望動機と異なる内容を答えてしまい、転職の本気度を疑われたことがあります。
・1週間前に「何もしてない」ときの問題点:自己分析が浅い、第一印象を損なう、志望動機との一貫性を失うこと。
1週間前に「何もしてない」人が押さえるべきポイント

面接の1週間前に何もしてない状態なら、自分の『強み』をベースに志望動機を作成しておくことがポイントになります。
自分の『強み』で志望動機を書けば、自己分析を深めることができる上、面接でもより良い第一印象を保てるからです。
なお、志望動機をもとに対策をすることで、実際の面接でも志望動機と一貫した受け答えができるようになります。

私も1週間前にできることとして、自分の『強み』をベースに志望動機を作成し、必要最小限の面接対策で内定を得ました。
・1週間前に「何もしてない」⇒自分の『強み』をベースに志望動機を作成しておく。
1週間前に「何もしてない」人向けの志望動機の作成法

面接の1週間前に何もしてない人に向けて、『強み』をベースにした志望動機の作成法を紹介します。

志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが自分の『強み』の理解です。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと

8割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めることが企業調査で分かりました。

つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない

半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」ことが追加調査で分かりました。また、9割が「自己分析済」か見抜けます。

『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
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私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

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1週間前に「何もしてない」人の志望動機の面接例文

志望動機をつくる2つの方法で作成した、『強み』がベースの志望動機の面接例文を紹介します。

1週間前に「何もしてない」と感じている方こそ、まずは志望動機の作成から始めてみてください。
【1】転職理由で自分の「強み」を活かした経験を述べる。
【2】自分の「強み」を活かせる応募企業の特徴を述べる。
【3】「強み」を活かして企業にどう貢献できるか述べる。
志望動機の面接例文①(~1週間前に何もしてない人向け~)

自己分析で分かった強み:状況適応力
私は〇〇住宅設備で営業を担当しております。仕様の違いや敷地条件など、お客様のご要望に合わせて最適な設備を提示し、信頼を得ることで契約に結びつけてまいりました。しかし、設備単体の提案ではなく、お客様の住まい全体に関わる環境で営業力を高めたいと考え、転職を決意いたしました。
貴社は企画住宅と注文住宅の双方を扱い、お客様の要望に応じて自由設計とデザイン性に富んだ住宅を提供されている点に惹かれました。
私はこれまでの営業経験を活かし、お客様のご要望を踏まえた提案によって成約率を高め、貴社の丁寧で質の高い家づくりを支える営業として貢献したいと考え、志望いたしました。
※住宅設備メーカー営業職からハウスメーカー営業職への転職
志望動機の面接例文②(~1週間前に何もしてない人向け~)

自己分析で分かった強み:バイタリティ(積極性)
私は〇〇ホームセンターで販売員を務めてまいりました。新商品の接客販売や売場づくりに積極的に関わり、店舗の売上向上に貢献してまいりました。しかし、前職では売上数字が重視される傾向が強いため、よりお客様の満足度を大切にできる接客の場で成長したいとの想いから、転職を決意いたしました。
貴社は高品質な接遇サービスを徹底されており、客室やロビーなどすべての空間で統一したホスピタリティを提供している点に感銘を受けました。
私は前職での接客経験を活かし、接遇スキルを積極的に磨くとともに、顧客満足度の向上を図り、貴社ホテルのサービス品質向上の一助となれるよう貢献したいと考えております。
※ホームセンター販売員からホテリエ(ホテルスタッフ)への転職
1週間前に「何もしてない」状態で挑んだ面接体験

私も1週間前に「何もしてない」状態で面接に挑んだことがあります。むしろ、転職活動当初は何をすれば良いのかさえ分かりませんでした。
結果として、自己分析をしないまま面接本番に臨んでしまい、説得力のある受け答えができずに不採用が続いていました。
また、ある企業では「面接準備をしていないですね」と直接指摘されてしまい、第一印象を大きく損なったこともあります。
とはいえ、こういった失敗は、面接準備の方法が分からず、本当に何も手をつけていなかった時期ならではの経験です。
実際には、1週間あれば自己分析もできますし、志望動機をしっかりと作り込んだ上で面接に臨むこともできます。
私も、自己分析で分かった自分の『強み』をベースに志望動機を作成しておくことで、最低限必要な準備を整えることができました。
特に、作成した志望動機を中心に面接対策を進めたことで、効率よく採用担当者に刺さる回答ができるようになりました。

皆さんもまずは、自分の『強み』をベースに志望動機を作成し、必要最小限の対策で面接に臨んでみてください。
まとめ

以上、面接の1週間前に「何もしてない」人に向けて、企業が確認しているポイントと志望動機の作成法について解説しました。
・1週間前に「何もしてない」ではなく、何ができるかを考えることが大切。
・1週間前に「何もしてない」ときの問題点は、自己分析が浅い、第一印象を損なう、志望動機との一貫性を失うこと。
・1週間前に「何もしてない」人は、自己分析で分かった『強み』をベースにした志望動機を作成しておく。
・志望動機の作成ポイントは、転職理由で自分の強みを活かした経験を述べ、自分の強みを活かせる応募企業の特徴を述べ、強みを活かして企業にどう貢献できるか述べること。

みなさんの転職成功を心から祈っております。


