他社の選考状況を「1社のみ」と答えて良い？
大丈夫です。しかし、『強み』を反映した志望動機を作成しておきましょう。
転職活動の面接で他社の選考状況を聞かれて「1社のみ」と答えるべきか悩んでいませんか？私にも同じ経験があります。
他社を何社受けていても、選考状況だけで不採用になることはありません。ただし、選考では一貫性が厳しく見られます。
私は自分の『強み』を反映した志望動機を作成し、企業選びの一貫性を示すことで採用担当者の信頼を勝ち取りました。
がっくん
中堅企業で平社員だったがっくんです。就職倍率1000倍（2024名エントリー、採用2名）の超ホワイト企業に転職できた経験から、転職成功ノウハウを発信しています。
この記事では、私の経験をもとに他社の選考状況が「1社のみ」と答える方法や面接例文を解説し、さらに『強み』を反映した志望動機の作成法も紹介します。
「他社の選考状況」を採用担当者が知りたい理由
まず、転職において採用担当者が「他社の選考状況」を知りたい理由を押さえておきましょう。
・応募者の「本気度や熱意」を測るため
・「キャリアの方向性」を理解するため
・志望動機の「一貫性」を確認するため
【1】応募者の「本気度や熱意」を測るため
企業の採用担当者が「他社の選考状況」を聞く理由のひとつは、応募者の本気度や熱意を測るためです。
選考を受けている企業の数や状況を知ることで、応募者がどれだけ真剣に転職活動を進めているのかが見えてきます。
一般的には、他社も含めて複数の企業を受けている方が、転職に対する本気度や熱意が伝わりやすいと考えられています。
私も過去に面接で「1社のみ」と答えた際、「本当に転職する気があるのか？」と疑問を持たれた経験があります。
【2】「キャリアの方向性」を理解するため
また、採用担当者が「他社の選考状況」を確認する理由には、応募者のキャリアの方向性を理解する狙いもあります。
例えば、同じ業界や職種ばかりを受けている人は「キャリアの方向性が明確」という印象を持たれやすいです。
選考を受けている企業の傾向を見れば、その人が「どのようなキャリアを築こうとしているか」を判断できるわけです。
私も面接で他社の選考状況について話した際に、そこから将来のキャリアについてさらに詳しく質問されたことがあります。
【3】志望動機の「一貫性」を確認するため
そして、採用担当者が「他社の選考状況」を聞く際に最も重視しているのは、志望動機との一貫性です。
他社の選考状況を踏まえ、応募者が提出した志望動機の内容に矛盾や違和感がないかを確認しています。
たとえ「1社のみ」でも、複数の業界や職種を受けている場合でも、志望動機に一貫性があれば信頼を得ることができます。
実際の面接でも、採用担当者が履歴書のコピーを見ながら志望動機について質問してきたことがよくありました。
・採用担当者が「他社の選考状況」を知りたい理由：本気度や熱意、キャリアの方向性、志望動機の一貫性の確認。
「他社の選考状況」が1社のみでよくある勘違い
多くの方が勘違いしてしまうのが、他社の選考状況を聞かれて「1社のみ」と答えると不採用につながる、という思い込みです。
実際には、応募社数の多少だけで合否が決まることはありません。大切なのは「なぜ1社だけを受けているのか」という理由です。
つまり、「1社のみ」と答えること自体が問題なのではなく、その背景に一貫した説得力があるかを企業は確認しているのです。
私も過去の転職活動では、応募数そのものよりも、転職に対する姿勢や一貫性を厳しく見られてきたと実感しています。
・「他社の選考状況」が1社のみの勘違い⇒不採用になるという思い込み。
「他社の選考状況」が1社のみなら一貫性が肝心
「他社の選考状況」が1社のみのときは、自分の『強み』を反映した志望動機を作成し、会社選びに一貫性があることを伝えましょう。
自分の『強み』を反映した志望動機であれば、本気度や熱意、キャリアの方向性をしっかりと企業に示すことができます。
そのため、面接時点で応募状況が1社のみであっても、企業の採用担当者は一貫した企業選びをしていると納得するのです。
私も、自分の『強み』を反映した志望動機を作成したことで、応募状況に関係なく採用担当者から信頼を得ることができました。
・「他社の選考状況」が1社のみ⇒『強み』を反映した志望動機で一貫した企業選びを示す。
「他社の選考状況」が1社のみの志望動機作成法（※重要）
「他社の選考状況」が1社のみの方に向けて、自分の『強み』を反映した志望動機の作成法を紹介します。
志望動機には、面接官に刺さる「型」が存在します。しかし、採用されるために必要不可欠なことが『強み』の理解なのです。
採用したい志望動機は「自分の強みを理解している」こと
８割以上の採用担当者が「自分の強みを理解している志望動機」を求めると企業アンケートで回答しました。
つまり『強み』が反映されないと、採用される志望動機にはなりません。
半数以上の採用担当は自己分析しない応募者を採用しない
半数以上の採用担当者は「自己分析をしていない応募者は採用しない」と追加調査で判明しました。また、９割が「自己分析済」か見抜けます。
『自己分析』をしないと半数が即不採用になるわけです。自己分析ナシでは強みが理解できないからです。
※すぐに自己分析をして自分の『強み』だけを知りたい方はこちら↓↓
最強の志望動機をつくる【２つの方法】
いちど自己分析で分かった『強み』を反映するだけで面接で何を突っ込まれても『絶対に』ブレない志望動機になります。
私は自己分析で分かった『強み』で志望動機を作り、倍率1000倍の企業に転職できました。以下に、これを試せる２つの方法を紹介します↓↓
私が実際に無料自己分析ツールで志望動機を書いた方法です。スマホで簡単につくれます↓↓
AIに自己分析結果を学習させて志望動機を書く方法です。転職理由もAIが考えてくれます↓↓
私は保険会社の営業職で、チームメンバーと協力して目標を達成してきました。しかし、前職では既存顧客への保険商品提案が主で、チームワークを発揮する機会が少なかったため、転職を決意しました。貴社は挑戦的なベンチャー企業であり、新規市場への進出やプロジェクト全体の一体感が魅力です。私はチームワークを活かし、新たな事業展開に貢献したいと考え、貴社を志望しました。
AIが書いた志望動機例文です。文字数指定で『履歴書用』も書けるため、利用者に好評です。
「他社の選考状況」が1社のみの転職面接の例文
志望動機をつくる２つの方法に沿って書いた志望動機と「他社の選考状況が1社のみ」の面接での回答例文を紹介します。
「他社の選考状況が1社のみ」である場合は、以下のポイントに従って回答しましょう。
・まずは自分の『強み』を反映した志望動機を作成する。
・質問に対し「1社のみ受けていること」を簡潔に伝える。
・応募先企業でなら「強みを活かせること」を強調する。
志望動機と面接回答例文（～他社の選考状況が1社のみ～）
自己分析で分かった強み：状況適応力
私は〇〇損害保険にて営業職を務めてまいりました。お客様の年齢や生活状況に応じて適切な保障をご提案することで多数の契約に結びつけてまいりました。しかし保険という無形の商品を扱う中で、形のある商品を通してより直接的にお客様の暮らしを支えたいという思いが強まり、転職を決意いたしました。
貴社は、地域に根ざした自動車販売店として幅広い車種を取り扱うだけでなく、購入後の点検やアフターサービスによりお客様との信頼関係を大切にされていると伺いました。
私は、お客様一人ひとりの生活や使用目的に合った車両をご提案し、丁寧なアフターサービスを通じて既存顧客維持率を高め、貴社の販売拡大と発展に貢献したいと考えて志望いたしました。
※不動産会社賃貸営業職から自動車販売店営業職に転職する場合
他社の選考状況を教えてください。
現在は御社１社のみです。地域に根ざし、販売とサービスを一体化している御社であれば、お客様の生活や買い替えのご予算に応じて、これまで培った状況適応力を活かし、既存のお客様との関係をさらに深められると考えました。そのため、転職活動は御社に絞って進めております。
「他社の選考状況」が1社のみだった私の体験談
私も過去の転職活動において「他社の選考状況」が1社のみだったことがあり、面接で質問を受けた経験があります。
転職活動に慣れていなかった当初は、御社1社のみですと伝える方が熱意が伝わり有利になると考えていました。
しかし、実際の面接では「なぜ1社なのか」「なぜ当社だけなのか」と追加で質問を受けることが多かった記憶があります。
企業側の立場になれば、1社しか受けていないと転職への本気度を疑われるのは当然だったと感じます。
他社の選考状況だけで不採用になることはありませんでしたが、採用担当者の印象に影響することは確かでした。
だからこそ、たとえ1社しか受けていなくても、それを納得してもらえる理由を用意しておくことが大切です。
私は、志望動機を作成する時点で自分の『強み』をしっかりと反映し、その企業でなければならない理由をアピールしました。
自分の『強み』を発揮できる環境であることを伝えれば、1社のみであっても一貫性を持たせ、説得力を示すことができました。
転職成功テクニック
他社の選考状況が「1社のみ」の面接例文と併せて、ホワイト企業に入社するための転職成功テクニックを紹介します。
私が倍率1000倍の転職成功時にも使ったテクニックです↓↓
【1】「書類作成代行あり」の転職エージェントを利用
【2】「人柄」に特化している転職エージェントを利用
【3】若手の求職者向けの「中規模転職サイト」を利用
【1】「書類作成代行あり」の転職エージェントを利用
どうしても自分で志望動機や職務経歴書が書けない…という方も多いはずです。
そこで、業界初の完全無料で転職支援（書類作成代行あり）を丸ごとお任せできる転職エージェントを紹介します↓↓
【2】「人柄」に特化している転職エージェントを利用
残念ながら、自分の「人柄の良さ」を伝えきれずに不採用になる方がとても多いです。
しかし、「人柄」のアピールに特化した転職エージェントを利用すれば、圧倒的にホワイト企業に採用されやすくなります↓↓
【3】若手の転職者向けの「中規模転職サイト」を利用
実は、私も含め転職成功者の32％は大手以外の転職サイトも利用して初めて内定しています。
大手サイトだけでは掘り出し求人を見逃すからです。そこで、若手向けの「中規模転職サイト」を紹介します↓↓
まとめ
以上、私の経験をもとに他社の選考状況が「1社のみ」と答える方法や面接例文、『強み』を反映した志望動機の作成法について解説しました。
・「他社の選考状況」を採用担当者が知りたい理由に、本気度や熱意、キャリアの方向性、志望動機の一貫性の確認がある。
・「他社の選考状況」が1社のみでよくある勘違いとして、不採用になるという思い込みがある。
・「他社の選考状況」が1社のみなら、『強み』を反映した志望動機で一貫した企業選びを示すことが肝心。
・「他社の選考状況」が1社のみなら、自己分析ツールで分かった自分の強みを反映した志望動機を作成する。
・「他社の選考状況」が1社のみなら、『強み』を反映した志望動機を作成した上で、質問に対し1社のみ受けていること、応募先企業でなら『強み』を活かせると強調することがポイント。
・転職成功テクニックを使い、ホワイト企業入社を叶えてください。
みなさんの転職成功を心から祈っております。
